2011年07月01日



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クラゲの大群がスコットランドの原子力発電所を運行停止に追い込む



(訳者注) ここ2、3日、ちょっと子どもの調子がなんとなく不安定というか何というかで、更新していませんでした。私も私で相変わらず睡眠障害というか、「すぐ起きちまう」のが続いています。

しかし、今日ちょっと興味深いニュースが海外で報じられていたので、短い記事ですけれどご紹介します。それは、英国スコットランドでクラゲの群れが原子力発電所をシャットダウンさせたというニュースです。

最近は世界中で、原発がシャットダウンするか、シャットダウンしそうなニュースが相次いでいますが、クラゲというのもあるのですね。この記事によると、「クラゲの原発への進入は日本の発電所でも近年大きな問題となっていた」とのこと。いろいろとありますね。


最近、原発が停止したか、あるいは停止しそうになった代表的なニュースは、

フランスで干ばつのため(In Deep の5月18日の記事
・米国で山火事のため。


などです。

米国の山火事は、山火事そのものがとても深刻で、現在も進行中です。6月29日の米国 ABCニュース によれば、保安担当者の話として、

「火災が近づいている核施設は 20,000バレルの核廃棄物を含んでいる。 また、この建物は、火が簡単に燃え移りやすい材質ビルディングであり、山火事がこれらの地域に到着した場合は、放射能災害可能性もないではない」。


とのこと。


自然災害が多すぎて、とても記事では追いつかないのが現状です

今日時間があれば、6月のはじめに大噴火して、いまだに続いているチリのプジェウエ火山などを含めて、最近の噴火のことなどを書ければ書いてみます。

というのも(最近はうちの子どもとオカルトの話とかは書いていないですが)、ここ数日の様子が3月の最初頃と何となく似ていて、それを見ていて、「そういや、自然災害の発生ペースが実は上がってんだよなあ」と改めて思い起こしたので、そのうちの火山ことでも書いておこうかと思います。

チリのプジェウエ火山は 6月4日の噴火の光景自体がすでに世紀末を思わせるものでした。
下の写真が噴火の時の様子。写真を見た時は苦笑するだけでした(苦笑)。

chile-puyehue-volcano.jpg


噴火から 1カ月経った現在でも噴火は続いていて、空の便や地元に深刻な影響を与えています。

実際、世界中であらゆる自然災害が現在あまりにも頻発していて、ボーッと過ごしている私が記事で追えるような量ではありません。今にも地球が壊れそうなほど毎日毎日、自然災害は頻発しています。そういう報道を日々書いてくださっているブログも多分たくさんあると思いますので、ご参考になさっていただければ幸いです。

では、クラゲの話です。
アメリカの msnbc より。




Jellyfish clog U.K. nuclear plant, force shutdown
msnbc(米国) 2011.06.30

クラゲの群れがスコットランドの原子力発電所を運行停止に追い込む

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▲ クラゲが冷却装置に入り込み運行を停止したスコットランドのトーネス原子力発電所( Torness nuclear power station )。


スコットランドのダンバー近くにある原子力発電所で、クラゲの大群が施設のフィルター(冷却用の濾過装置)に大量にこびりついたために原発の冷却装置が作動しなくなった。
このため同施設は稼働を停止せざるを得なくなった。

施設の職員によると、運行を停止したのは火曜(6月28日)のことで、予防的な措置として、運行を停止したという。

運転再開に関しての見通しは立っていない。


イギリスで最大の原子力発電を担当している英国 EDF Energy 社の担当スポークスマンは、「住民に対してのいかなる脅威も現在発生していない。また、現在まで、環境への影響はいっさい出ていない」と語る。

クラゲは北海の東部の海中から発電所のフィルターへ吸い込まれたとみられる。フィルターは原子力発電所の冷却のための水の濾過の機能を持っている。

海水が原発の冷却用濾過装置に入るまでには、海藻や他の海中の破片などを分離するために事前にスクリーニングされている。しかし、クラゲはそこに入り込んでしまうことができたのだという。

現場の作業員たちは現在、フィルターからクラゲを除去する作業を続けている。

英国のデイリーメールによれば、電力供給には現在影響は生じていない。



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▲ 原発に入り込んだものと同種類のタコクラゲ(Aurelia aurita jellyfish)。北海やバルト海などに棲息する。


英国で、クラゲが原子力発電所を停止に追い込んだというのは珍しいことだが、しかし、このクラゲの問題は日本の原子力発電所では、最近、問題としてクローズアップされていた。

今月(2011年6月)のはじめ、日本の原子力発電所の冷却パイプにクラゲが進入し、発電に関する機能を低下させている。


スコットランドでのクラゲの問題については、科学者たちが推測を立てているが、まだ原因はよくわかっていない。
最も考えられる理由として、北海の水温が高いことが原因ではないかと言う。


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