2011年07月05日



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悪魔のクレーター: 「謎の巨大渦」に飲み込まれて船が次々と消えるバイカル湖の水域



(訳者注) 今日はオカルトなんだかそうではないのだかわからないのですが、ロシアのプラウダに載っていた「バイカルで次々と消える船」の話です。

ロシアではちょっとした話題の模様。

バイカル湖の位置は Wikipedia の地図がわかりやすいです。

baikal.gif

非常に面積の大きな湖(琵琶湖の40倍以上の面積)であると同時に、深さも1,600メートルほどあるということで、いろいろあっても不思議ではない凄みがあります。


また、このバイカル湖という湖にはいろいろな歴史や伝説があるようで、バイカル湖の悲劇 〜人類史上、未曾有の大量凍死〜というページには、20世紀のはじめに、バイカル湖で 125万人の人間が凍死した事件のことが書かれています。
その記事にはこのように記述されています。

 やがて、春が来て雪解けの季節となった。そのうち湖面の氷も溶け出した。
 そうして、兵士や女性、子供を含む25万の凍死した屍はゆっくりバイカル湖の水底深く引込まれるように沈んでいったのである。遺体の中には、生まれたての赤ん坊とともに凍ってしまった婦人も含まれていた。

 こうして、125万人いたキャラバンはことごとく死に絶えてしまった。人類の歴史上、これほど多くの人々が凍死した事実は前例にない。バイカル湖の暗い湖底には今も恨みを残して死んだ数十万の魂が眠っている・・・。



伝説の部分もあるでしょうが、バイカル湖にはいろいろな話があるということではあるらしいです。

また、今回の記事の話にはここ1年くらいこのブログにもたびたび登場する「巨大な渦」の話が絡んでいます。


世界中で頻発する「渦巻き」現象

記事では、バイカル湖に「悪魔のクレーター」と呼ばれる水域があり、そこでは、突然、グルグルと水が渦を描いて回転し、それが船を飲み込んでしまうという記述があるのですが、昨年以来、この「不思議な渦巻きや回転現象」は各地で起きています。

下の写真は、 In Deep の2010年12月18日の記事「私たちを取り巻く「渦」は何を意味するのか」に掲載した写真です。


▲ 2010年秋に、南極上空に現れた「月のサイズ」ほどもある渦巻き。



▲ 2010年11月に、島根県の海上に突然出現した謎の巨大渦巻き(報道記事)。



▲ 2008年7月、日本の天気予報図に出ていたドーナツ型の雲。


これらの原因はどれもわかっていませんが、「丸い渦」というのは今の私たちの生活の上での何らかのキーワードのようにも思います。アデン湾上に現れた巨大な渦というような報道もありました。


また、先週のことですが、デンマークのテレビニュースで、「海に得体の知れない渦巻きが次々と発生している」という報道がありました。

denmark-tv.jpg

▲ デンマークの tv2east のニュースより。動画のリンク先がわからなくなってしまいましたが、わかればリンクしておきます。


では、ここから記事です。





Russia: Mysterious Lake Baikal devours vessels
プラウダ(ロシア) 2011.06.23

ロシアのバイカル湖が次々と船を飲み込んでいる謎

44720.jpg


また、バイカル湖で人々を乗せた船が姿を消した。

行方がわからなくなっているのは、6月16日に4人の男性乗員で湖に入った遊覧船「ヤマハ」で、現在、7人からなるレスキューチームによる捜索が行われている。捜索は6月20日に始まり、翌日には捜索範囲を拡大させたが、まだ行方はわかっていない。

乗員は年齢は 35歳から63歳までの、全員が水上経験の豊富な水夫たちだ。

彼らは小型ボートで新しいモーターを試すために水上に出ただけなので、すぐに戻る予定だったが、出発直後に消えてしまった。

彼らの消えた場所が、バイカル湖でもっとも奇妙な地域であるということもあり、「彼らはもう戻ってこないだろう」と言うような人々もいる。

彼らが出発した直後に、霧が立ちこめ始めたとする話を地元新聞では掲載したが、しかし、救援隊が到着した時には霧は消えており、嵐などの悪天候も当日は一切なかった。

また、仮に彼らが濃霧や悪天候などによって岸に衝突したのだとしても、湖の湖岸を何十キロに渡り捜索しても、船の残骸がまったく見つかっていないということが奇妙だと捜索隊員たちは語る。

あたかも、それはバミューダトライアングルで船舶が消える伝説のように、船が湖に消えてしまった。


実は、バイカル湖には、これまでも船が多く沈んでいる「「異常地帯」があり、今回船もその地域で沈んだのではないかと言う人もいる。

このバイカル湖で消える人の数はかつてからあまりにも多く、今では住民たちも、今までどのくらいの人間がバイカル湖で消えたかわからないという。

バイカル湖で古くから漁業を行っている漁師たちは、このバイカル湖で、しばしば目撃されるという「行列」と「古代の城」、あるいは「古い時代のものだと思われる船舶」のことを話す。

それらは蜃気楼のように現れ、また、決まった場所に現れるのではなく、バイカル湖の様々な異なった地域に現れるのだという。

そして、それらの蜃気楼が現れる時には、磁気障害が発生し、船の器材が使えなくなるのだという。その際には、ナビゲーションは一切効かなくなり、船は進行方向を見失う。


最近のバイカル湖の状況について、この湖を長く調査しているチームの医者は、プラウダに以下のように述べた。


「私はふだんは、通常の医師としてバイカル湖の調査に参加していますが、この湖の調査の際には、しばしば、心理学者として、あるいは精神科医としての分析をしなければならなくなることがあります。この秘密の多い湖では、人々は時に、非常に奇妙な、一種異常な精神状態になることがあるのです」。


「たとえば、バイカル湖では夏には冷たい水と暖かい大気の組み合わせによって、蜃気楼の発生に理想的な条件となります。また、冬には、乾燥した空気と極寒の気温の中で、大気が非常に澄んだ状態となります」。


「そして、異なる密度の大気のレイヤー(層)の中で光線の屈折が複雑になり、一部歪むことによって、非常に素晴らしい視覚的な光のシェイプを描くのです。つまり、バイカル湖で見える蜃気楼は非常に現実的なものだと思います」。


と医師は言う。


バイカル湖では、長い間、蜃気楼についての様々な伝説が語られてきた。

近年、多くの科学者たちがバイカル湖のミステリーの調査と研究を行っているが、今のところ、謎の解明はなされていない。


今回の船「ヤマハ」が消えたと思われる水域の近くには、バイカル湖で最も水深が深い場所にある「悪魔のクレーター」と呼ばれる水域がある。これは、2平方キロメートルにわたり広がる水域で、ここは人や船舶が次々と消える場所として有名だ。

人々はここで起きる現象について「バイカル湖が人や船を飲み込む」と表現する。

この水域では、晴天で静かな日に、突然グルグルと水が渦を描きながら回転して、大きなクレーターのような形状を描き、そして、その回転がすべてを飲み込んでしまう。
この現象に関しては、数々の目撃談、文書、写真、そして、ビデオとフィルムが残されている。


地元の住人たちは、「これは罪人の魂が地獄に落ちる溝が開く始まりだ」と言う。


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