2011年07月06日



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緑の恐怖: シエラレオネの海岸に漂着し続ける「奇妙な海草」



(訳者注) 本題とは関係ないですが、韓国のソウルの高層ビルで「謎の震動により数百人が避難」というニュースが報道されていました。そのうち日本語報道もあると思いますが、何となく興味深いニュースでしたので、先に簡単に要約してご紹介します。

Mystery shaking empties Seoul building(UPI 2011.07.05)より。

韓国ソウルの高層ビルで謎の震動

seoul-build.jpg

ソウル広津区にある39階建のテクノマート事務棟ビルで、火曜日(7月5日)に、およそ10分間にわたり、謎の震動に見舞われ、数百人がビルから避難した。ビルには当時、 3000人の人がいたが、怪我人などの報告はない。

韓国の気象機関等によると、その地域に当日、地震の記録はなかった。

ビルが揺れた原因についてはわからないが、12階にあるスポーツセンターと映画館からの音響施設によるものではないかという指摘もある。



数百人がビルから逃げ出したということは、揺れとしては結構大きかったのかもしれないですね。ビルそのものの問題なのか、地質的に何か起きているのか。


さて、今回は「緑になった水」のニュースを2つご紹介します。

ひとつは、シエオラレオネで「突然、海岸線数十キロにわたって漂着し続ける謎の海草」で砂浜がグリーンに変わってしまったニュースと、米国のニューヨーク州で、町の池の水の色が、突然、「蛍光色のグリーンに変わってしまった」というニュースです。ニューヨーク州のは「藻」の可能性が高いようですが、「ある日突然」というのが奇妙な点のようです。

ちなみに、「藻の大発生」は今では夏の風物詩の感もありまして、昨年の In Deep でもいくつかご紹介しています。

中国山東省の海と海岸を覆い尽くす「大発生した青藻」 (2010年07月01日)




拡大するフロリダ州セントジョーンズ川の未知の藻の大量発生と魚の大量死 (2010年06月18日)




などが昨年はありました。

基本的に藻が大発生する理由は、「その水に藻にとっての栄養があるから」ということで、それは有機物や化学物質だったり、あるいは原油などのこともあります。栄養素はいろいろですが、栄養と適度な温度があれば、それに応じた藻や微生物が発生することはわりと普通のことのようです。



ちなみに、タイトルの「緑の恐怖」は、ウルトラセブンの第2話(1967年10月8日)から拝借しました。

green-seven-2.jpg

当時、幼稚園時代でしたが、怖かった話だったような気がします。

では、ここから翻訳です。
どちらも比較的短い報道です。




Mysterious seaweed dump chokes S.Leone's coastline
AFP 2011.07.04

奇妙な海草が大量にシエラレオネの海岸線に漂着

seaweed.jpg

大量の海草がシエラレオネの海岸線に沿って陸に打ち上げられている。
白い砂差は約24キロメートルに渡って緑の海草で覆われた。

地元では、観光産業と漁業などに深刻な影響を与えかねないと心配して成り行きを見守っている。

当局は現在、この海草が有毒なものかどうかを調査していて、それまでは人々に触れたりしないように忠告している。

科学者たちが原因の追及に当たっているが、調査しているバー氏は、このように言う。


「原油やガス、あるいは地震などが関係しているかどうかを調べている。あるいは、輸送中の船舶からの廃棄物などが原因で海草が増殖したということも視野に入れているが、現在のところ原因はまったくわからない」。


地元の漁師たちの中には、網に海草が詰まって漁に出られないといった被害も出ているようで、また、海岸の宿泊客からは匂いに対しての苦情もある。

しかし、海草が漂着している範囲が広いこともあり、砂浜を清掃することは非常に困難だという。






Town Pond Turns Fluorescent Green
East Hampton Patch 2011.07.02

イースト・ハンプトンの池が突然、緑色に

green-0702.jpg

ューヨーク州にあるイースト・ハンプトン・ヴィレッジの中心にある町の池が、明るい緑色に変わり、人々は当惑している。

人々が池の色の変化に気づいたのは、金曜(7月1日)のことだった。
そして、翌日の土曜日には、池は蛍光色のグリーン色へと変わってしまったのだ。

イースト・ハンプトンの天然資源局に水のサンプルが持ち込まれ、現在、水質の調査を行っている。また、ニューヨーク州の環境保全局も招集されたが、緊急の問題ではないと判断されたという。

土曜日に池の横を通る人々は驚いた顔をして池を見つめていた。


これを若者によるイタズラではないかと言うような人々もいるが、イースト・ハンプトンの市長ポール・リッケンバック氏は、「これは自然の現象であると思われる」として、また、以下のように述べた。

「私は金曜日から池を見ているが、自然に色が変化していったことを確認している。気温の関係かもしれないし、原因はわからないが」。

天然資源局の職員は、藻の大量発生によるものだろうと言う。


この池は、白鳥を含む水鳥の自然生息地であり、藻が鳥たちに有害なものではないかどうかの調査が進められている。また、住人に対しては、有害かどうかの判断が出るまでは、池の水にふれることは避けるたほうが良いと天然資源局の職員は言う。


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