2011年08月08日



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南米チリの地割れとイスラエルでの珍しい地震



少し前に、メキシコの地割れとグアテマラのシンクホールのことをご紹介して、昨年あたりから続いている(ような気もする)中南米での地殻変動のような感じの様々な書いてみました。

また、ブラジルのリオデジャネイロで次々と地下のマンホールが爆発しているという報道もご紹介しました。



今度は、南米のチリで、長い範囲で地割れが発生したというニュースです。

上記の記事では、こちらの地図を載せました。
昨年から発生している南米の地殻変動マップです。

south-america-timeline2.gif


そして、下の地図が今回のチリの地割れの場所を「★」印で示したものです。

s-a2.png



チリの地割れのニュースの前に、さきほど、珍しい地震の報道があったので、ご紹介しておきます。
イスラエルの沿岸で地震が発生したニュースです。


イスラエルできわめて珍しい地震

このニュースの何が珍しいかというと、イスラエルというのは全然地震がないところで、特に今回地震が発生した場所は、少なくとも記録の上では「過去に地震の記録が残っていない場所」だそう。

そもそもイスラエルという場所自体が、小さな地震が 90年前に一度、比較的大きな地震が、1837年に一度記録されているくらいのようで、小さな地震でもニュースになります。

位置関係ですが、下の地図で、今回地震のあった場所に星印をつけました。
そして、イスラエルで過去に地震が起きた2つの地点を示しました。サマリアという場所では1927年に小さな地震が起き、ツファトという場所では、1837年に比較的大きな地震が起きたということです。

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イスラエル国立ニュースより。




Rare Quake Rocks Israel’s Coast
Israel National News 2011.08.07

イスラエルの沿岸で珍しく地震が発生

イスラエルの中央部の沿岸を震源とするマグニチュード 4.3 の地震が8月7日に発生した。揺れはガザでも感じた。

この近辺での地震は異常なほど珍しい。

「この地域では過去にも地震の記録がまったくない」と、地元当局者は語る。

イスラエルの過去の最も大きな地震は、1837年にツファトで発生した地震で、4,000人以上が死亡した。1927年には、サマリアで小さな地震が発生している。

4ヶ月前、ギリシャで起きたマグニチュード 5.9の地震では、イスラエルでも、ガリラヤなどいくつかの地域が揺れて、住民たちに緊張が走った。






それでは、ここから、チリの地割れのニュースです。
チリの地元メディア「ソイ・チリ」より。





Impactante grieta tiene preocupados a vecinos
Soychile 2011.08.03


突然の地割れにショックを受ける住民たち

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突然発生した約 200メートルの長さに渡る地面の亀裂の原因を地元当局は説明することができなかった。
住民たちは、突然の巨大な地割れに驚き、また恐れている住民も多い。

ONEMI チリ (チリの緊急事態サービス) は、イグナシオ ・バーガラからアグア・デル・アルティプラーノまでの地割れが発生した地点に非常線を張った。

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ONEMI の地元の責任者は、地割れが発生した当初は狭い範囲だけだったが、次第に広がっているという。
地割れの幅は 10センチ程度で、長さは 170メートルを超えてきている。


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原因としては食塩水の浸水などを考えているというが、今のところ原因はわかっていない。