2011年08月23日



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顕微鏡の下の小さな世界の壮絶な美しさ



(訳者注) 米国のエポックタイムスのサイエンス欄に「顕微鏡の下のもうひとつの世界」と題されたコラム的な記事がありました。

Another World Under the Microscope

内容的には、ハワイ大学の教授であるゲイリー・グリーンバーグという人のことを紹介しているのですが、ページを開けた瞬間にそのトップにあった写真にハッとしました。

これです。

maui-1.jpg


これはハワイ大学のあるマウイ島の砂浜の砂からセレクトした粒だそうです。
記事のタイトルに「顕微鏡の下の」とあるので、砂か何かだろうとは見た時にわかったののですが、砂粒だとわかって見てもこの美しさというのか多彩さというのか、そこに見とれてしまいます。


上の左から2番目の白いオウムガイみたいなのは何だろう?

s-1.png

とか、右下のほうにある細い赤い線が入っているのは?

s-2.png

その下の反戦マークみたいなガラスも大きさを考えるとどんなものだろう?

s-3.png

とか。


上の砂は生き物ではないですけど、最近考えることの延長として、「人間を含めた多くの動物の肉眼では見えないものに色彩とデザインが作られた理由」というものを考えるのはかなり刺激的でもあります。

ふだんは見えない世界・・・。
でもそこにはある。


そんなことを考えながら探すしてみると、上の記事に出てきしたグリーンバーグ教授のサイトが見つかりました。 Sandgrains.com という名前で、日本語にすると「砂粒ドットコム」というような感じでしょうか。

ここのギャラリーにある写真がもう素晴らしい。

少し写真をご紹介します。
上のサイトには他にもたくさんの写真があります。




Sandgrains.com
ギャラリーより。


砂糖の結晶

0-sugar.jpg

・砂糖水から結晶化したもの。



ハート型の砂粒

1-SandMix.jpg

・ハワイ島の砂、マウイ島の砂、そして、日本と米国のカリフォルニアとミネソタ、さらにアイルランドとバミューダ諸島の砂をミックスしたものの中央にハート型の砂粒を置いたもの。



ハイビスカスのめしぺ

2-HibiscusMacro.jpg

(※)これは肉眼でも見られます。私は家のハイビスカスのこの部分をよく眺めています。ハイビスカスだけではなく、フヨウ類全般に見られるようです。



人間の骨の細胞

5-bone.jpg

・骨の部分が蛍光色でマーキングされている。下の部分の細胞の列が骨が形成される骨芽細胞。




月の「内なる月」

それと、最近、「地球の内なる太陽」というような記事を書こうとしている私にとっては興味深い写真がありましたので、それを最後に。

それは「月の塵」です。

月から戻ってきたアポロ11号に付着していたもので、地球の塵とどう違うのかは私にはわからないですが、この丸い形状に何となく感動しました。

Moondust-1s.jpg


そして、こちらが月。これはアポロ16号が撮影したものです。

moon-a16.gif


月の本体もその塵も「違うのは大きさだけ」というようにさえ思ってしまうのでした。