2011年09月22日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




「夢」についてほんの少しわかっていること



(訳者注) 夢に関しては相変わらずいろいろと見ますし、また、夢というもの自体が興味深いままですが、「夢が何なのかわからない」というのも以前と同じです。

そんな中、米国の科学サイトに「夢にまつわる驚くべき事実」と題された記事がありましたので、ご紹介しておきます。これは最近の様々な記事やリリースから夢に関するものを10集めたものですが、内容が本当に正しいかどうかはともかくとしても、中にはとても興味深いものがありました。

この記事の中の「目の見えない人の夢について」の内容もそうです。

私たちの夢では、夢は視覚が基本で、たまに音がついていたりする程度で、匂いや手触りの感覚、肌感覚などについて夢で感じることはほとんどないですが、生まれつき目の見えない方などでは、それが「逆」なのだそうです。つまり、音、匂い、触覚などが高まる夢を見るのだそう。


昨晩、「左脳を突き刺される夢」というのを見て、なんだかぐったりとして起きましたが(笑)、下の記事にあるように、「夢のほとんどは否定的なコンテンツ」というのは本当にそうだよなあ、と思います。

あと、今回の記事は米国のサイトの記事ですが、よく見る夢に「落ちる夢」とか「歯の抜ける夢」というのが入っていて、このあたり、夢の内容もわりと全世界共通なのかなあ、なんて思ったりもしました。

全世界共通での「歯の抜ける意味」なんて考えるのは何だか面白いです。


では、ここからです。
オリジナル記事にあった各記事へのリンクもすべて掲載してあります。
多くが大手の新聞サイトなどです。




10 Amazing Facts About Dreams
NANO PATENTS AND INNOVATIONS 2011.09.18

夢に関する10の驚くべき事実

「夢を見ること」については、いまだに十分にわかっていない部分が多く、科学的な説明も簡単にはできない領域だ。夢に関してはこれまでの科学の歴史でも様々な理論や解釈がなされてきたが、しかし、潜在意識の領域の調査は難しいことであり、夢の研究は確かに難解だ。

しかし、その中でも、科学者たちは、これらの無意識での思考と欲求である夢に対しての研究を続けており、いくつかのことについては解明しつつある。

これらはそんな夢に関しての、実に興奮させてくれる事実の数々だ。



300px-Michael_Lukas_Leopold_Willmann_001.jpg

▲ 「ヤコブが見た天使のはしごの夢」(1690年)、マイケル・ウィルマン画。



・私たちは毎晩およそ2時間夢を見ている
» We Spend About Two Hours Dreaming Each Night

夢を見ている時、たまにその夢が何時間も何時間も続く長い夢のように感じられることもあるが、しかし、私たちが毎晩夢を見ている時間は、およそ2時間程度に過ぎない。

これは平均的な寿命の人が一生の間で見る夢の時間は「約6年間分」だということを意味する。



睡眠周期には4つのステージがあり、その最後のステージであるレム睡眠と呼ばれる時に、ほとんどの夢を見ていると考えられている。4つのステージの各周期は約60分〜90分続いて、それは一晩中繰り返される。



・もっともよく見られる夢は「落ちる夢」、「追われる夢」、「学校の夢」、そして、「歯が抜け落ちる夢」
» The Most Common Dreams Involve Falling, Being Chased, School, Cheating And Your Teeth Falling Out

夢では「不安や心配」の感情が出る夢を見ることはごく普通のことだということはわかっているので、最も一般的な夢が上のタイトルのような、どちらかというと不安な感情のニュアンスをあらわす内容であるということは意外なことではない。

「落ちる夢」は、非常に多くの人々が頻繁に見る夢で、これは「間違った方向に進んでいる人生を示唆している」というようなことが言われる向きもある。また、「追われる夢」も、とてもポピュラーな夢のひとつだ。

「歯が抜け落ちる夢」も、かなりの人々が見る夢で、古来からこの夢の意味を人は考えたりしてきた。これが、言葉とコミュニケーションに関係するということも言われている。

そして、「学校の夢」も、現在の年齢や、学生であるないに関わらず、非常に多くの人々が見る夢だ。




・夢の内容のほぼ 75パーセントは「否定的なもの」
» Nearly 75% Of The Content In Dreams Is Negative

誰でも楽しい夢を見たいと思うだろうが、実際には、研究によると、夢のほぼ 75パーセントの内容は否定的であることが判明している。

夢にはいろいろな感情が現れる。
怒りも喜びも、そして、恐れも幸せも夢の中で経験することができるが、しかし、最も夢で一般的な感情は「不安」だ。そして、夢全体を通しても否定的な感情のものが、ポジティブなものを上回る。




・夢はストレス軽減の役に立っている
» Dreaming Helps Relieve Stress

夢では、毎日の日常での情報を処理し、それを記憶していくことに重要な役割を持っていることがわかってきている。

夢は、現実での情報のを夢で処理することにより、実生活での活動を補助しており、それにより、現実生活でのストレス軽減に大きく役立っている。

また、夢での示唆が日常での重要な示唆をあらわすことが認められている。




・成人の10パーセントは毎月悪夢を見る
» Five To 10% Of Adults Have Monthly Nightmares

悪夢は子どもでは普通のことで、特に、3歳〜4歳、あるいは7歳〜8歳では非常に品番に悪夢を見ること研究でわかっている。

それに比べると、大人は悪夢を見ることが少ない。
しかし、それでも、大人も希に悪夢を見る。

国際的な非営利団体である「国際夢研究協会」( International Association for the Study of Dreams )によると、大人の5パーセントから10パーセントは、月に1度は悪夢を見る。

大人の悪夢はたいていの場合は、体調、ストレス、あるいは薬物などによるものが多い。ただし、トラウマ(精神的な痛み)を抱えている場合は、そのトラウマを再発される出来事があった後に悪夢を見ることが多い。



・平均で、人は一晩に3つから5つの夢を見る
» The Average Person Has About Three To Five Dreams Each Night

眠っている間に見る「夢の数」は無制限だが、しかし、平均的な場合だと、一晩に3つ〜5つの夢を見る。多い場合だと、7つの夢を見ることもある。

8時間睡眠している場合だと、そのうちの2時間を私たちは夢を見ることに費やしている。



Johann_Heinrich_Füssli_053.jpg

▲ 「悪夢」(1802年) ヨハン・ハインリッヒ・フュースリ画。



・夢は誰でも見るが、すべての人が夢を思い出すわけではない
» Everyone Dreams, But Not Everyone Recalls Their Dreams

睡眠中に脳が活発に働いているレム睡眠の時に、最も鮮明な夢を見る傾向にあります。その際には、閉じたまぶたの下の眼球は素早く前後に動いている。

夢は起きて人に伝えているうちに内容が変化していくことが知られているが、しかし、中には、自分の見た夢の内容をほとんど記憶しない人々がいる。

夢の約90パーセントは、起きた最初の10分後には忘れられているので、夢を記録刷る際に最も理想的なのは、起きてすぐに文書化してしまうことだ。ペンや紙などをベッドサイドに置いて、起きてすぐにメモをつけることで、見た夢の正確な内容を残しておくことができる。



・目の見えない人は夢で視覚のイメージを見ない。しかし、彼らの他の感覚が高められる
» Blind People Do Not See Visual Images In Their Dreams, But Their Other Senses Are Heightened

目の見えない人々が夢を見る時には多くの場合、視覚のイメージを伴う夢を見ない。しかし、彼らは味覚、感触、そして嗅覚のレベルが高められた状態を夢で感じる。

通常の視覚を持つ人(目が見える人)の場合の夢では、強烈に視覚のイメージの夢を見るが、聴覚に関してはむしろ現実より感覚は減少し、そして、その他のイメージ(触覚や嗅覚など)は存在していない場合が多い。

研究によると、5歳より前に視力を失った人々は、夢では滅多に視覚的なイメージの夢を見ないが、5歳以降に視覚を失った人の場合は、視覚のある夢を見続けているかもしれないという。




・夢の約 90パーセントは起きた10分後には忘れられる
» About 90% Of Dream Content Is Forgotten After 10 Minutes Of Being Awake

たくさんの夢を見ても、起きて5分後にはその夢の内容の約半分は忘れていて、そして、10分後には、見た夢の内容の 90パーセントを忘れているという調査結果がある。

フロイトは、夢を忘れる理由について、それが抑圧された思考や必要のない欲求であるからだと確信していたが、しかし後の研究者は、「夢を忘れること」に関しての他の観点からの様々な理論を提唱している。




・動物もまた夢を見る
» Animals Also Have Dreams

マサチューセッツ工科大学の研究者たちが、動物が夢を見ていることを証明した。その動物の夢は複雑で、眠っている間の長い連続性を保持していることもわかった。

動物は、人間と同じ脳の部分を夢を見る時に共有しており、また、これは起きている時の情報処理の場合とも一部同じだ。

これは動物の脳での夢と記憶を分析することによって、人間の情報学習の方法を学んでいくということに役立つ。






(訳者注) そういえば、スティルトンという英国のわりと有名なチーズがあるんですが、昔から「眠る前に食べると悪夢を見る」と言われています。「寝る前に食べると、不可思議な夢を見るチーズがあるってホント!? (サーチナ 2010年07月10日)」にはこんなことが書かれてあります。

2005年に英国チーズ委員会が(夢との)関連性を探るために、1週間に渡ってボランティア200人を対象に調査しました。

その結果、就寝前にスティルトンを食べた男性の75%、女性の85%が奇怪で鮮明な夢を見たそうで、その内容は「菜食主義のワニが子供を襲えないと嘆く夢」や「兵隊が銃ではなく子ネコを使って戦う夢」など実に不可思議なものばかり。



私は、まだ試したことがないのですが、上の統計の数値はなかなかのものですね。

 > 菜食主義のワニが子供を襲えないと嘆く夢

こんな夢、普通じゃ見られないですよ。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。