2011年10月23日



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宗教的科学信念の崩壊に向けて: 「宇宙最初」の「最初」の起点とは



gal2011.jpg

▲ 130億年前の銀河団 CLG J02182-05102。いわゆる「ビッグバン」の直後時期の銀河は現在までに「 60個」ほども見つかっていて、その中には私たちの天の川銀河の10倍の大きさを持つものもあります。また、160億年前のもの、すなわち、「ビッグバンより前」の銀河としか計算できない銀河も見つかっています(ソース)。




やっと風邪みたいなものも治って

長く続いていた風邪みたいなものがやっと治り、まあ、風邪「みたい」というのもなんですが、正確には咽頭炎というもので、若い頃からの私の持病のようなものです。普通の風邪よりとても長くて、あるいは若い頃から慢性化している感じもないではないです。パニック障害、咽頭炎、扁桃炎は一生の持病のようです。

この数日の気温の低下と共にめきめき体調が良くなりました(私の最適温は14度前後)。北海道で育ったせいか、寒いほうにはほとんど何も思わず、氷点下前後くらいまでの気温なら、外出時にコートなどの上着もあまり着ません。

というわけで、散歩もやっと再開できて(天気悪いですけど)、とりあえず過ごしやすい日々が始まった感じがします。
アンパンマン風にいえば、「寒さで元気100倍」という感じでしょうか。

しかし、それでも、やっぱり太陽の光というか、いろいろと違ってきている面はあるのかなあと思います。

最近小さな生き物をたくさん見ているのですが、数日前には「生きたカマキリ」を見ました。
10月の中旬でというのは珍しい感じです。
下のは携帯で撮った写真。
つかまえようとすると、ちゃんとカマで威嚇してきて元気でしたよ。

kama-2011-10.jpg


ベランダにある「花」を見ても思います。

今置いてあるうちの花が咲くものに関しては、大体、夏が中心に花が咲くというものが多いのですが、枯れるどころか、まだ花を毎日咲かせ続けています。

hibi-10.png



ところで、今回は、昨日のあるニュースの見出しを見て、どうしても違和感を感じてしまったので、それにつしいて少し書いておきます。

理由としては、このことが In Deep で取り上げ続けていることと「強烈」に関係することだからです。


前提として、先日書きました記事「左脳認識と右脳認識のきしみ」という記事で取り上げた新聞記事のこの部分を抜粋しておきます。

「光速より速いニュートリノを観測」…相対性理論が破れるか
東亜日報 2011年10月24日

1905年にアインシュタインが特殊相対性理論を発表して以降、科学者は「光速より速いものはない」という仮定から出発し、現代物理学の枠組みを築いた。100年以上破られなかった相対性理論は、科学者にとって宗教的信念同然だった。ニュートリノが光速より速いという実験結果が事実なら、現代の物理学教科書を書き直さなければならない。


この中の、

 > 科学者にとって宗教的信念同然だった

というところをご記憶の上でお読み下されば幸いです。







「信仰」の対象

違和感を感じた昨日のニュースというのはこれです。

134億年前…宇宙最初の星の光、世界初観測
 読売新聞 2011年10月22日

「違和感」は内容を読まなくても、タイトルだけで十分に感じとることができます。
タイトルには、


 > 宇宙最初の星の光


とあり、「宇宙の最初」という「時間軸」にふれています


「最初」という言葉には「起点」がなければなりません。

たとえば、
 > 当店最初のお客様

とあれば、お店がオープンした時を「起点」として最初に来店したお客さんというように、「最初」という言葉には起点があります。


では、

 > 宇宙最初


の起点は何かというと、タイトルにも記事本文にも書いていません。
それは暗黙の了解でしょう」ということのようなんですが、これは言うまでもなく、いわゆる「ビッグバン」と呼ばれる仮定概念をさしています。


つまり、「ビッグバンという仮定が宇宙の起点」という「信念」のもとに書かれてある記事であるわけです。


そしてこれは上の記事「光速より速いニュートリノを観測」の中の、

相対性理論は、科学者にとって宗教的信念同然だった。


と同様、ビッグバンも科学者にとって宗教的信念同然となっているように思います。

どうして、宗教的信念同然といってしまえるのかというと、「確定していないから」で、しかも、最近の天体の観測では、さらにビッグバンの存在に明かな逆風が吹いています。



ビッグバンより 22億年古い 160億年前の大銀河団

たとえば、ビッグバンは 138億年前くらいとなっていますが、現時点で 160億年前のものと計算される銀河も見つかっていたりします(ソースは2010年の Daily Galaxy)。

あるいは、130億年前あたりに「すでに天の川銀河よりはるかに巨大な銀河」ができていたこともわかっています。

実はもうこの何年も「計算上ではきしみが生まれている」のです。





上の写真は、ヨーロッパ南天文台で天文学者たちが 2004年に発見した 131億光年の距離にある大銀河団。
天文学者のダニーロ・マルチェッシーニという人はこの時、

「このような巨大な銀河が形成される物理的過程についての現在の科学的理解からは、これらの観察結果をどう考えていいのかが非常に難しく感じています」

と言っています。

とはいえ、確かに、これらのお仕事やカテゴリーは科学者の方々のものであり、私たち一般人が口を出すものではないとは思います。なので「願わくば」という形とはなりますが、「宗教的信念とどのように対峙するか」ということを念頭に置かれていだたければ幸いに存じる次第です。


基本的には近年、理論的には崩壊し続けているビッグバン理論を支えているものが「宗教的信念と同様のもの」だと感じています。


In Deep の過去の「宗教的信念の崩壊」関係をカテゴリーごとにリンクしておきます。




宗教的信念の崩壊」関連記事のリンク

ビッグバン
ビッグバン理論では説明できない古い巨大な銀河が多数発見される
 2010年11月26日

「我々はビッグバン以前の宇宙を垣間見ることができる」:世界的な物理学者
 2010年11月27日

現在の宇宙は何兆年も前に二つの宇宙が衝突したことによって作られた
 2010年11月20日


宇宙論
「暗黒物質理論」を否定する2つの銀河の存在
 2011年10月18日

太陽の150倍の質量を持つ「浮遊星」が天の川銀河で発見される
 2011年05月30日

「新しい宇宙は絶えず作られ続けている」: マサチューセッツ工科大学の発表
 2011年10月12日



生命の誕生と進化論
生命の種子: 分析により隕石の原子の地球起源が否定される
 2011年03月02日

宇宙塵自身が生命であることに言及した 100年前のノーベル賞学者の実験
 2011年05月07日





いろいろと良い方向に進みますように。 (-_-)