2011年11月16日
[追記]2013.01.14 その後、この記事の「中国の巨大な建造物」を見つけた人物(CIA の元アナリスト)が 2013年にまた中国の砂漠で、新しい謎の施設をグーグルアースで見つけています。下の写真がそれです。
記事は、
・米国CIAの元分析官が「中国の砂漠にある謎の巨大建造物エリア」をグーグルアースで発見
2013年01月14日
となります。
(訳者注) ここ数日、海外のメディアでは「Google Earth にうつしだされたゴビ砂漠の巨大な建造物は何か?」という報道が見られます。
その巨大な建造物というのは、たとえば下のようなものです。
いろいろな意見があって、昨年、
・衛星写真に写し出される中国各地の広大な「無人都市」 (2010年12月21日)
というものをご紹介したことがありますが、そういう中国各地に広がるゴーストタウンのひとつなのではないかという意見や、「中国版のエリア51」などの軍事施設ではないのかとか、あるいは宇宙開発関係の施設ではないのか、太陽光発電施設なのではないか、など、いろいろな意見があります。
特に、上の写真では中央にジェット機のような形のものが見えたりもしていて、そのあたりもいろいろと想起するところがあるようです。このジェット機のようなものは、普通のものより大きいように見えます。
今回は英国テレグラフの昨日の報道をご紹介します。
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China: Google Earth spots huge, unidentified structures in Gobi desert
Telegraph 2011.11.15
Google Earth に写る中国のゴビ砂漠の正体不明の巨大な建造物
正体不明の巨大な建造物が中国のゴビ砂漠で見つかった。
このあたりは、通常では人の住めない不毛な地帯だ。
これが何かということについての議論が起きている。
中国の軍の施設か、核開発プログラムなのではないかとする意見がある一方で、中国政府による宇宙開発計画の一環なのではないかという意見もある。
この建造物のようなものは、グーグルアースで確認することができる。そこには、いっぺんの長さが最大 1.6キロメートルの長方形の形が見られ、複雑な格子の模様(長さ約 30キロメートル)のものも確認できる。そこには爆発した車両の破片のような金属片とも思えるもの散らばっている。
中央から放射状に作られているように見える巨大な同心の円が描かれた場所には、中央にジェット機のようなものが3機見える。
また、1枚の写真では、たくさんのオレンジ色のブロックのような物体が円形に配置されてる様子がわかる。これは、より最近の写真では、輸送用コンテナのサイズであることがわかった。
この場所は、甘粛省と新疆ウイグル自治区との国境で、酒泉から160キロメートル程度のところにあり、近くに中国の宇宙計画本部と、その発射基地がある。また、ここから約 600キロ離れた場所には、中国の陸軍基地があり、極秘の軍事用航空機の飛行テストが行われているとされる。
そして、やはりこの地図から約 600キロ程度離れた場所には、中国政府が 1967年〜1995年に 45発の核実験の核爆発実験をおこなったロプノールの塩水湖がある。
今回、グーグルアースに写った建造物が何であるのかは今のことろわかっていないが、英国の防衛専門家のティム・リプシー氏は、これが米国のネバダ州にあるエリア51のような、極秘の軍事試験場ではないかと推測する。
しかし、一方で、米国のエリア51には、UFO やエイリアンに関しての仮説もたえず論じられており、今回の施設に関してもそれを述べる人々もいる。
中国ウェブサイト「百度」(バイドゥ)でも、いろいろな意見が飛び交っている。
そこには、「これは中国政府が作ったエイリアンの基地に違いない」という意見も見られる。また、意見の中には「太陽エネルギーの施設ではないか」というものもあった。
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