2011年11月26日



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「地球の年齢がわからない」: ミシガン工科大学の調査が地質学に与えるショック



(訳者注) この世の中でもっとも「オカルト」に属するもののひとつとして、


・地球の実際の年齢


があります。

一般的には四十数億年と言われていますが、その根拠は知っていそうで、私も含めて、実はよくわからない。


ここから書くことは今回の翻訳とは全然関係ないです。ただ、その記事の内容が「地球の歴史」と関係するものでしたので、地球の年齢というものについての一般的な事象を書いておこうかと思います。

1yr_cal.jpg

▲ 現在の学問上での一般的な地球の歴史。Qxygen revolutionより。



これまでの調査での結果は、地球の歴史は「200億年から 5000年」と誤差は約 199億年

一般的に、「物の年齢」を計測するためには「放射性崩壊」という、つまり、「どのくらいの時間をかけてそれは崩壊していくか」ということが物質ごとに決まっていて、そこから計測します。有名なのが「炭素」を計る方法(炭素14)のようで、そこから物の年齢を計る方法があります。

しかし、この方法での誤差は壮絶で、同じものを計測しても、「桁がひとつふたつ違うような」誤差が出るのだそうです。

なので、誤差を最低限にするために、いろいろな物質や状況から計測して、そのものの年齢を推定していくわけですが、調べてみる限り、地球の年齢は、計測上では次のようになるようです。




計測されて判明している地球の年齢の候補

・46億年と出るもの → 炭素、ルビジウム、カリウム

・200億年以上と出るもの → ウラン


そして、ここからなのですが、


・17万5000年と出るもの → ヘリウム

・10万年と出るもの → 宇宙塵
ポインティング=ロバートソン効果



そして、「地球はさらに若い」という科学的主張も多いようです。

このあたりいろいろな意見あるとはいえ、こちらのサイトや、こちらにまとめている意見がありますので、抜粋します。

・炭素14では実は地球の歴史は 6000年

・宇宙塵の月と地球の堆積量での比較で、地球の歴史は 5000年から6000年

・彗星の存在から考えると「太陽系」自身の寿命が10万年以内

・放射能崩壊を大気中のヘリウムとの関係で考えると、地球の年齢は長くて1万年

・海の炭酸塩の存在の最大の上限が10万年
(つまり地球の年齢の上限は10万年)


などです。





いろいろとあるようで、しかし、完全な一致を見ている数値があるわけでもなく、これまで科学界で挙げられた数値をまとめて、ある程度正確な言い方であらわすとすると、


・地球の年齢は、最大 20,000,000,000年(2百億年)から、最短で 5000年


ということになるようです。

どうしてここまで差が出てしまうかというと、上にも書きましたように、計測上の誤差と共に、「進化論者と進化論否定派との科学の学会上での争い」というものもあるようで、つまり、

・進化論を支持する人は「地球の歴史は長くないと困る」

ということがあるようです。


私は人類の創造神ヌーワが好きなこともあり、一見、創造論者のようにも見えますが、すべての創造神自身は人間の中に存在していて(別物としての神ではなく)、それは、聖書の、

「はじめにことばがあった」

という文言に集約されている通り、母音が神様だったと信じるに至った人ですので、「創造神なんかいない創造論者」なわけで、現在でもほとんど誰とも意見は共にできないことは自覚しています。


なので、上の「進化論者」と「創造論者」の争いはどちらでもいいわけですが、それはともかく、私のもつ歴史感覚からいうと、実際には地球の年齢が「ゼロでも無限大でも同じこと」ではあります(ゼロなら、地球の歴史は今はじまったばかりということ)。

まあしかし、「どちらでもいい」では済まないのが科学界でしょうし、早いうちに適切な歴史の数値がはじき出されるといいですね。

ちなみに、基本的に、現在ある科学知識のいくつかが「その時の科学界でチカラ(あるいは勢力)を持つ人の意見が科学の中心意見となる」ということは否定できないと思います。昔では地動説、今ならビッグバンとか進化論などそれが正しい正しくないではなく、「それ以外の学説を認めない」という意味です)。

逆らった場合は中世だとブルーノのように焼かれちゃいますし、今ではもっと簡単で、「立場的に焼かれちゃう」だけで、時代は変われど同じようです。

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地球の歴史が浅いのなら、ヌーワとパングーの立ち位置も少し変わる

ちなみに、以前、ヌーワパングー(盤古)の記事をたてつづけにご紹介したことがありました。共に古代中国の神話に出てくる神様で、ヌーワは人類の創造神の女性の神様なんですが、パングーは地球(世界)を作った男性の神様なんですね。

中国だけではないですが、古来から神話などでは、

・地球(世界)先 → 人類あと

という構図が一般的にあって、このことがずっとどうも疑問だったんです。
この世の成り立ちの概念から考えて、「男性が先におこなうことが、この世にあるわけがない」と(ひとつの例:出産 ← ひとつのことはすべてに通じる in エメラルド・タブレット)。


それが、古来の神話上の概念では、

・男 → 女

という順番になっていて、「そりゃねーだろ」と、まあ思っていたわけです。

「どちらが先か」というような概念がないという意見もあるかと思いますが、「順番」という概念はほんのわずかな差でもあるように思います。

その理由は、「言葉」と「世界」が同時に発生することは無理だからです。


でも、その頃は私は、「地球の歴史は 46億年」とか思っていたわけで、そうなると、なんとも「46億年という時間に圧倒される」という部分がでてくる。時間の巨大さにごまかされる。

じゃあ、地球の歴史が10万年とか5000年なら違うのかといわれると、とりあえず「巨大な数字に惑わされることはなくなる」ということはあるかと思います。

今まで教えられてきた地球の歴史から考えると、10万年なんて「一瞬」ですし。

10万年前なら現代の人類さえ登場している。通称ミトコンドリア・イブと呼ばれる人類の母みたいなのは 20万年くらい前の登場ということになっています。

なので・・・仮に地球の歴史が 10万年とかだと、「地球ができる以前に現代人類の母がいた」ということになり、厄介な感じの流れとなりますが、もしそうなら、それはそれで仕方ない。


それと、上のオジサンの神様(盤古)の翻訳のくだりで、

宇宙がつくられる前は、それは巨大な混沌とした「卵」だった。

この卵の中に盤古は生まれた。

盤古はこの巨大な卵の中で 18,000年の間眠り続けた。

彼が目覚めた時、卵の中はまだ暗かった。盤古は、両腕と両脚を伸ばし、卵の殻を突き破り、卵を壊した。

その時、光と陽の「気」が立ち昇り、大きな空がつくられた。



というものがあって、訳しながら、「ずいぶんと短い眠りだな、おい」と思った記憶があります。その後も、次の 1万 8000年で世界が作られている。

つまり、中国の古代神話だと「 3万 6000年で世界が作られている」ということになってしまうわけで、いくらなんでもその時間では地球はできないだろと思っていたのですが、何となく考え方を改める時期にきているようです。

さて、地球の年齢は何歳なのか?

200億歳なのか5000歳なのか。あるいはまだ歴史は始まっていないのか(キッズ・リターン)。



では、ここから今回の翻訳です。
まあ、上に書いたようなこととはあまり関係しないのですけど(苦笑)。

今回ご紹介するものは、地球の歴史は「もっと古いのでは」という方向性のものです。ただし、その基本的基準となっている考え方が、「現在の科学での地球の形成のされ方」を想定してのものですので、地球の形成の方法が違うものだった場合、この論文の主張はまったくあてはまりません。

それでも今回ご紹介したのは、このように今でも「ちょっとしたことで科学界がゴタゴタする」という科学界の現実があるということです。

最近「ちょっとしたことで科学界がゴタゴタする」のが多いですよね。
光の速度とか。

なお、参考までに下の図が現在の地球の内部としての一般的な図です。

in_earth.jpg


さらに参考までに、下は「一般的ではなくなった地球の内部」。地球の内部構造・レトロバージョンより。

retro-world.jpg


時代によって地球のイメージも変わります。




How Old Is The Earth’s Inner Core? New Findings Send Shockwaves Through Geological Science
Nano Patents and Innovations 2011.11.21

地球のコアは何歳なのだろう? 新しい調査結果に衝撃を受ける地質学の世界


ミシガン工科大学の研究者たちによる発見が、世界中の地質学者たちに衝撃を与えている。


同大学の地球物理学教授のアレクセイ・スミルノフ氏と、ロチェスター大学、イェール大学の学者たちの共同研究チームによって、地球の内核の歴史が、現在わかっているより 12億年古い可能性があることを発見したと発表した。

今回の研究は、地球のコアが考えられているより非常に古いかもしれないという可能性を示唆している。

スミルノフ教授は、科学誌「Physics of the Earth and Planetary Interio (地球と惑星内部の物理学)」でこのように書いている。

「これは、地球の歴史を若く見積もっていた現代の基礎科学にとっては一大事かもしれない」。


以前、「玄武岩の形成と地球の歴史」に関しての論文作成を共同でおこなったことがあるスミルノフ教授は、今回の研究のために古代磁気データを使用した。そして、この地球上にあるうちでもっとも古い時代の岩の磁場を測定した。

そして、世界中でそれをサンプリングして、そこから地球の内核の年齢を推定したと教授は言う。

「この冷えた物質がプレートに沈み込んでいって、液体状のコアに最初に到着した時に、個体の内核の形成と成長を開始したと思われます、そこからの推定の計算なのです」。


教授は、かつて地球に起きたとされる大陸移動のことも考慮したという。

「私たちは、世界中に大陸が分散した形態を研究しました。そして、500万年前から 1億9500万年の磁気と、10億年から20億年前の磁気の違いを区別することができたのです」と言う。


今回の研究のために世界中の 28の科学施設と研究所のデータを用い、また、米国国立科学財団(NSF)の情報データベースを使用した。


「この研究により、先カンブリア時代がおきた場所を特定することができるかもしれません」。


スミルノフ教授は、ロシアで大学院生の頃から古代磁気研究をおこなっており、以前は、西オーストラリアとカナダで岩の構造を研究していた。





(訳者注) 最後に出てきた「先カンブリア時代」というのを Wikipedia から抜粋しておきます。

先カンブリア時代とは、地球が誕生した約46億年前以降、肉眼で見える大きさで硬い殻を持った生物の化石が初めて産出する5億4,200万年前以前の期間を指す地質時代である。

先カンブリア時代に関しては詳しいことがあまり分かっておらず、現在知られていることもほとんどはここ数十年で分かってきたことである。



とのことです。

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