2011年12月01日



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「ポールシフトは地球の脅威ではない」と NASA が説明



太陽フレア、ニビル、エイリアンと「2012年問題」に対して続けざまに反論をリリースし続けている NASA が、今度はポールシフトに言及


(訳者注) 最近、「2012年のアルマゲドン問題」や「アセンション的な考え」というようなことに対して、かなり積極的に意見をリリースし続ける NASA 。

最近 In Deep で記事にしただけでも、


などがありましたが、今回は「ポールシフト」です。

ポールシフトに関しては、このブログでも昨年からずいぶんと記事にしていて、その中でわかることは、少なくとも「磁極のポールシフト」は現在もずっと継続中で、しかも加速しています。つまり、すでにポールシフトは起きています。

関係記事として、


などがありますが、実際のところ、環境の異変や天変地異などは確かに以前より大きく感じますが、それが、ポールシフトの影響なのかどうかというのはやはりわかりません。

まあ、いろいろな意見等もあると思いますので、私の意見は書かずに NASA の発表の内容をご紹介します。

ただ、この NASA の記事では、地球の磁場の存在を「地球内部との関係性で」ばかり考えている感じもあり、宇宙局なのに、全然「宇宙と地球の関係」を考慮してくれないのはさびしいことです。つД`) 

宇宙の磁場と地球の磁場はものすごく密接に関係があるのでは・・・とは思うのですが・・・。

それでは、ここから記事です。




Magnetic Pole Reversal Happens All The (Geologic) Time
Nano Patents and Innovations 2011.11.30

地球の磁場の逆転は地質学上、何度も起こり続けている


pole2012.jpg


地球の磁場はその歴史の中で、何度も磁場の逆転(磁極のポールシフト)を繰り返してきた。

もし、私たちが80万年前の地球に現在のコンパスを持って行ったとしたら、現在、「北」と示されているコンパスの針は「南」を向くはずだ。


この地球の磁場の逆転現象は地球の歴史の中で規則的に繰り返されてきたものであり、特別なものではないが、しかし、この地質学的現象が、まるで地球を破壊するかのような考えを抱くアルマゲドン思想家は多い。

しかし、実際、磁極の反転で地球にどんな影響があるのだろうか?

地層の中の化石等を地質学的に見た場合、過去の磁場の逆転は地球に対して、壊滅的な影響を与えるものではないと思われることが最近わかってきている。

磁場の逆転は、地球の歴史の中で例外的な出来事ではなく、規則的な現象だ。

地球の歴史では、20万年〜30万年ごとに物理的なポールシフトが発生し、また、磁極の反転(磁場だけのポールシフト)はも数百年から数千年の間に発生する。そして、その磁極の反転の様子は、必ずしもきれいな形で磁極が反転するというものでもないことがわかっている。いびつな形で緯度が移動していき、モーフィングのようなねじれた形で磁場同士が引っ張り合う。

科学者たちは、ポールシフトは、この 30億年の間で少なくとも数百回は起きたと考えている。

深い海底から採取される沈殿物のコアや化石は磁気の両極が逆転したことを物語っている。

最後に地球の両極の逆転(物理的なポールシフト)が起きたのは、約 78万年前のことだ。そして、その時代の化石は、その時代の急激な環境の変化を示していないことがわかっている。

これは磁場の逆転が地球の回転軸そのものには影響を及ぼさないということを示唆している。


地球の北と南の磁極は常に変動している。地球の磁場を支配している地球内部によって、磁場は動き回る。地球のコアの液状鉄の流れは電流を作り、それは磁場を順番に作り出す。

現在の地球の磁極もまた移動しており、現在の北極(地理としての北極ではなく、磁場としての北極)は、北極の中心点から 1,100キロ以上移動している。


また、終末論者の人たちは、太陽活動とポールシフトの関係でアルマゲドンを語ることも多い。

つまり、太陽フレアやコロナ質量放出(CME)を含む太陽からの噴出物が、地球の磁場が弱ったことによって、ダイレクトに地球の表面を襲うのではないかとする説だ。


しかし、地球の磁場の逆転の際に、磁場が完全に消えるという徴候はない。

確かに、磁場の弱いフィールドでは、地球への太陽の輻射がわずかに増加する。それは、オーロラの見られる地域が限られているというようなことでもおわかりかと思う。しかし、そのような磁場の弱い地域でさえ、地球上の濃い大気によって、地球の表面は保護されている。

2012年にポールシフトで地球に終末が訪れるといった観測は、少なくとも、このに何百万年の地質学な記録からは考えられないということができそうだ。


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[地殻変動とポールシフト]の関連記事:

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この100年間での極の移動の距離はすでに1100キロに (2010年10月09日)

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1年前の In Deep

2010年12月01日記事

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