2011年12月04日



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ウェブボットに繰り返し出てきた「傷のある女性革命家」の気配



チリの「鼻に傷をもつ」女性学生運動家、カミラ・バジェホさん


(訳者注) 最初に書いておくと、私自身はもともと、「社会革命」に興味がありません。

その理由は歴史上のすべての革命が「トップが変わるだけ」だったからです。

どんな素晴らしい主張を持っていようと、その人がどんなに素晴らしい人や、あるいは集団であろうと、「上下関係という存在」がダメで、ピラミッド構造が少しでもある存在がニガテなんです。

この「ニガテ」は私は小さなころから徹底していて、教師、先輩、上司、あるいは、親などもそうだし、あるいは、神様とか教祖とかもそうだし、「上にいるものは何もかもイヤ」であると同時に、「下という存在もすべてイヤ」でした。後輩だとか、部下だとか教え子だとか。

理想だけを言えば、「完全な平等」しか受け付けない部分があります(もちろん現時点では理想でしかないですが)。


これまで「上も下もどちらも嫌い」という完全な平等な気持ちを満たしてくれるような社会運動はなかった気がするし(大体、リーダーとかトップだとかがいますから)、そういう革命もなかったように思います。


なので、社会革命には基本的に興味ないのですが、それでも、2008年頃から読ませていただいていたウェブボットの中に出てくる「予言の中の革命戦士たち」の中で、私がもっとも心を奪われたのが、「女性の社会革命家」でした。

そして、そのウェブボットの女性の登場人物の中でも、特に魅力的な人物と関わるキーワードは「南アメリカ」でした。

その一部を抜粋してみます。

(ここから抜粋)



非対称型言語傾向分析報告書 1309 バート5
ウェブボット 2009年4月11日

・ 夏から秋にかけてある女性の象徴的なキャラクターが出現する。彼女は内部告発者との関連で出現するキャラクターである。

・ さらにこの人物は、覚醒を目標とするスピリチュアリティーとの関連が深い人物でもある。

・ 彼女は身体の一部を「傷跡」のように形に塗っているか、または実際に「傷痕」があるのが特徴だ。この 「傷跡」は、彼女が属する集団や拡大家族で彼女がどのように見られているのか表している。

・ この女性は、ある犠牲的な行い、ないしは「暴露」に向けて彼女の属するグループを扇動する役割を果たす人物である。

・ この女性は過去に影の支配勢力や悪の存在と関係のあった人物である。

・ この人物の存在が表に出てくることは、彼女の属するグループや家族、そして彼女自身にショックを与える。

・ この人物は次の段階の世界経済の危機が始まるちょうど一週間前に姿を表す。なぜ彼女の出現が重要なのかというと、彼女は次の全世界的な金融崩壊が発生する少し前から影響力をもつようになるからである。

・ またこの傷痕のある女性は、影の支配勢力が保有する膨大な情報のリークが発生するタイミングで現れる。

・ さらに、彼女の存在が公になるとほぼ同じ時期に、渡り鳥の災難、また紫外線にやられ「汗をかく」ようになったトウモロコシや米の問題、さらに新たな金融危機が発生する。





(抜粋ここまで)



私が、この2年前のウェブボットの記述を思い出すに至った、「現実」の人物の写真をまず貼っておきましょう。
この人です。

camila-1.jpg

チリ学生連合の議長のカミラ・バジェホさん。
23歳の女性です。

こちらに、日本語の記事があります。

そこにはこうあります。

彼女の目的は明確だ。政府に圧力をかけ、ピノチェト独裁時代から変わらない教育制度を改正させることである。


これを読む限り、イギリスやフランスなどでの学生抗議運動とさほど変わらないのですが、彼女の姿を見ていると、何というか、個人的に感極まるところがあるような、そんな気もしないでもないような・・・。


ウェブボットの「傷のある女性」という表現を、私は彼女の鼻ピアスから連想したのですが、チリの若者の感覚は多分、日本あたりと似た感覚で、つまり耳にピアスをしている人はいくらでもいるでしょうが、しかし、「耳以外」にピアスをする人の数は決して多くないと思います。


しかし、それにしても、こういうカミラさんのような社会革命の形をとっている時点で、それは今までの革命と何らかわりはない古いものだとは実際に思うのです。


それでも、私が男性だからなのかどうかわかりませんが、カミラさんの「女性運動家」としての姿に何とも感動をおぼえる部分があるのは確かです。

今回は、彼女の活動を詳しく伝えている、チリのスペイン語メディアの報道をご紹介します。9月のもので、少し古いものですが、今のところ、スペイン語ベースでの報道しかあまり見られないようです。




Camila Vallejo, la joven que ha puesto contra las cuerdas al gobierno chileno
ABC.es 2011.09.07

チリ政府に追い詰められる「少女」カミラ・バジェホ


ピネラ政権に対しての革命のリーダーとなったチリ学生連合の議長


camila-3.jpg


23歳の女子学生、カミラ・バジェホが、チリのピネラ政権に対しての学生抗議運動の象徴となっている。

チリ学生連合の議長であるカミラは、今では、ラテンアメリカの学生運動の中心的な存在といってもいいのかもしれない。


彼女に対しては、美貌などを含むルックス的な話題も多いが、カミラは、

「外見は自分で選んだものではないわ」

とだけ言い、そして、

「でも、この戦いの場は自分で選択したもの」

と語る。

カミラ・バジェホの運動に対して、その勇気と決断力を兼ね備えた人物として、今は南米の国内外でその評価が高まっている。


彼女はこの4ヶ月の間、チリの何万人もの学生を導いたストライキを先導し、警察との衝突を繰り返している。

そして、学生だけにとどまらず、一般の市民を含む人々 20万人での団結をおこなうに至っている。


チリの国立大学の学費は中南米で最も高い。
カミラ・バジェホによれば「国公立大に通うには、月に約 11万円も必要」だという。チリでは、子供の学費に収入の大半が消える家庭も少なくない。低収入の家庭では銀行からの貸し付けで、卒業後も借金に苦しむという。

公共教育の無償化と質の向上を求める学生側の主張は、世論調査で国民の81%に支持されている。

カミラ・バジェホはフェイスブックのファンが2万人に達するなど、その人気も急激に上がっている。

逆に、ピネラ大統領の支持率は就任1年で 70%から 26%に急激に低下している。