2011年12月05日



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世界環境の異変 : かつてない異常な強風が吹き荒れる世界



自然災害や環境の変化に類する現象は日々たくさんあります。その中でも、「地震や台風や噴火」といった出来事自体が大きな目立つイベントとは違って、長期にわたり続くことが気になる現象がわりとあります。

昔、「地球の記録」というブログを書いていた時から思っていたのですが、それが大きな災害や環境異変に結びつくかどうかということとは別に「長期に渡って発生し続けるいろいろな現象」というものは常にこの世に存在しています。


昨年ですと、 In Deep でもずいぶん取り上げた「世界各地で地面に開く穴」のことがありました。

過去記事として、

などがあります。

ちなみに、「穴」は今でもいろいろなところで開いていて、先日も、米国のオクラホマ州で「一夜にして開いた巨大な地面の穴」のことが地元メディアで報道されていました。

sinhole-usa-2011-11-29.jpg

巨大な穴が一晩で開いた( KFOR 2011.11.29)より。


そして、 今年 2011年の夏頃から、個人的に顕著に感じる自然の異変のようなものの中で、最も強く印象に残るニュースは次のふたつの関連でした。


・世界中で発生している地面の震動

・これまで記録したことのないような強風が世界中で吹き荒れている



のふたつです。

最初の「地面の震動」に関しては、「地震ではなく、地面が振動する」という現象のことで、理由が明らかでなく大地揺れるというものです。

これは、夏頃から、アメリカ、中東、韓国、インドなど全世界で報告されていますが、範囲が広くてまとめるのに時間がかかりそうで、今すぐには書けないですが、いつかご紹介したいと思っています。個人的に気になっている最近の地球の出来事の中で最大のものです。


今回は「」のことについて書いてみます。

「なんだ、風かあ」と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、今、「強風」のニュースがものすごいのです。少なくともこの数年の世界の災害関係の報道で、こんなに風に関する報道を多く目にしたことはないような気もします。

この半月くらいに絞って、代表的な報道を「国別」にいくつかご紹介します。
いろいろな国でこの「強風」が災害に結びついていることがわかります。

内容は要約です。




・スコットランド

激しい強風がスコットランド中を荒らす
Severe gale force winds cause disruption and damage throughout isles
Shetland Times (スコットランド) 2011.12.01

sc-2011.jpg

非常に激しい強風がスコットランドの多くの地域で吹き荒れ、フェリーと飛行の運行に被害が出ている。今回吹いた 81mph という風速の風は、英国全土のレベルで見ても、歴史上で観測された中で最大の風だ。

海と空の交通はすべて停止されている。明日には再開される予定だ。





・スウェーデン

スウェーデンの強風で大規模な停電と交通傷害

Storm disrupts traffic, electricity in Sweden
AP 通信 2011.11.27

sw.jpeg

スウェーデン南西部を襲っている嵐は、12,000世帯に停電を引き起こし、ドイツとの間のフェリーの運航を停止させている。スウェーデン天候情報サービスは、今回の嵐を警戒レベルの最高段階である「3」とした。



・米国ユタ州

異常な強風がトラックを吹き飛ばし、停電を引き起こした
Winds buffet Utah, toppling trucks, trees, power lines
Salt Lake Tribune (米国) 2011.12.01

utah.jpeg

100 mph を上回る激しい風がユタ州で吹き荒れた。インターステート15では、トレーラーが風で横転した。

この強風で影響を受けた民家と会社の数は 50,000に上る。





・スリランカ

ガレの災害
Gale havoc: State agencies did not give warning
SUNDAY TIMES (スリランカ) 2011.11.27

sri.jpeg

スリランカのガレ地方を襲っている非常に強い強風により、17名が死亡し、35名が行方不明になっている。また、同時に洪水が発生しており、1,000以上の民家が被害を受けていると見られる。

当局が早期警戒情報を発令しなかったこことに住民たちからの不満の声が上がっている。





・ノルウェイ

ノルウェー西部が強風で破壊される
Western Norway gets a battering
The Foreigner (ノルウェー) 2011.11.27

nor.jpeg

11月26日にノルウェーの気象庁から出された異常気象警報の後、かつてない「9」レベルの大強風が吹き荒れた。風は「10」レベルに達すると見られている。

現在、男性2名が行方不明となっている。




・マレーシア

異常な強風とライフがマレーシア首都で観測される
Freak storm and strong winds wreak havoc across the Klang Valley
The Star (マレーシア) 2011.12.05

n_02uprooted.jpg

ハリケーンでもないのに、異常な豪雨と強風が首都で吹き荒れ、人々はこれを「ミニ・ハリケーン」と言っている。各地で、樹木が倒れたり、物が吹き飛ばされたりといった被害が出ている。





なんかキリがないんですが、風のニュースはまだまだたくさんあります。

上のスコットランドなどの報道にあるような「その国での史上最大級の風」というようなものが吹くというような場合もあるようで、尋常ではない感じではあるのですが、しかし、これは「ハリケーンや台風などではない」のです。


風のニュースを取り上げたのは、「そもそも風というものがどうして発生するのか」ということの根源的な理由との関係に興味があるということもあるかもしれません。


そして、このことは今後も多分、全世界でどこも例外ではないと思われる面があります。日本でも昨年以来、竜巻や突然の突風による事故や被害などはよく起きていて、報道されますが、「どうして増えているのか」ということについては、当然わかっていません。

そして、ここ数ヶ月ほどで「世界での強風被害が加速度的に増えている」という現実があり、気をつけようがないことだとはいえ、「気をつけてみる」というのも悪くはないのかもしれません。


「地震ではない大地の震動」に関しては、そのうち記事にとようし思っていますが、こちらもすごいです。

確実に「地球の中で何かが起きている」ことを感じます。
もちろん、それは地球単体での出来事かどうかはわからないですが、とにかく、何か起きている。

良い悪いではなく、とにかくいろいろと起きている。
それは現実だと思います。