2011年12月08日



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256歳まで生きた伝説を持つ男性のライフスタイルに学ぶ現代科学



(訳者注) ここのところ、落ち込んだりイラついたりすることも多く、なんとなく不安定な感情で生きております。

そんな中では、「なんか楽しいニュースでもないのかなあ」と思うのですが、以前なら、そういう時にはロシアのメディア「プラウダ」なんかを見てみればよかった時期もありました。8月には「面白「プラウダ」に見るロシアの人々」という記事を書いたこともありました。

しかし、その後、ロシアで何かあったのか、あるいは、単にプラウダ編集部のほうで何かあったのかは知らないですが、現在のプラウダはとても殺伐としております


たとえば、プラウダの英語版のトップにある「リーダーズ・トップ」という、読者の人気の記事一覧の上から5つ。
これは今日のものです。

pravda-2011-12.png

訳しますと、

1. 次の戦争 - イラン
2. 地平線での核戦争
3. 小さな中東の国がロシアを侮辱する
4. 三度目の通貨戦争が世界を金本位主義へ導く?
5. サウジアラビアは核兵器を望んでいるのか



全体として、殺伐としているのがおわかりかと思います。

まあしかし、考えれば、私もなんとなく「殺伐とした気持ち」だったりするわけで、全体的に「殺伐の連動」というようなこともあるのかもしれません。だからといって、プラウダの社会面に書かれてあるような「世界核戦争」とかは何となく勘弁してほしいですが。


さて、そんな時に、米国のエポック・タイムスを見ていると、見出しに、

「256歳まで生きた長寿者から学ぶこと」

というものを見つけました。
256歳(笑)。

読んでみると、事実かどうかはわからないながらも、中国では、李清雲(リ・チンユン)という伝説的な長寿の人物がいて、その人は 1677年から 1933年までの 256年間生きた、という記録が残っているのだそうです。

記事は、この「256歳まで生きた」ということが真実かどうかということを書いているのではなく、100〜300年前のどこかで生きていたその人のライフスタイルが、現代のいわゆる「長寿法」というものとリンクしていることに最近の科学界が注目しているという記事です。

すなわち、食事、精神的な考え方、コミュニティと長寿との関係などについてのことです。


私は長寿には全然興味がないんですが、泉重千代さんとか、きんさんぎんさんとか、長寿の人の話には楽しいものも多かったので、きっと楽しい話でしょう。

sigechiyo.gif

▲ 日本の長寿の最大の有名人といえば、泉重千代さん。写真は 120歳の誕生日に泡盛を飲む重千代さん。長寿の秘訣を訊かれて「酒と女かのぉ」と答えたのもこの頃であります。スターウォーズのヨーダにも似てる。

では、中国の256歳の人のエピソードはここからです。




Lessons About Longevity From a 256-Year-Old
Epoch Times 2011.12.06


256歳の長寿から学ぶこと


「心臓を平静に保ち、カメのように座り、ハトのように元気に歩き、そして、犬のように眠ること」


li-ching-yuen.jpg

▲ 李清雲(1677 - 1933)。


伝承では、李清雲(Li Qing Yun / リ・チンユン)氏(1677 - 1933年)は、漢方薬とハーブの専門家であり、また、気功のマスターであったという。

彼は、清王朝の9人の皇帝の時代を過ごし、256歳まで生きたといわれている。

1933年5月の米国の『タイム』誌には、李清雲氏の死亡記事が掲載された。
記事のタイトルは「カメ - ハト - イヌ」だった。
これは彼の長寿に関しての言葉に由来する。

日頃から彼はこう言っていたという。


「心臓を平静に保ち、カメのように座り、ハトのように元気に歩き、そして、犬のように眠ること」。


李氏は、当時の男性としては変わった日常を送っていたといわれている。
タバコや強いお酒をたしなまず、食事は規則的にとった。
完全な菜食主義者で、スイカズラのお茶を飲んだ。

そして早寝をして早起きをした。


李氏は、中国の薬草を研究しており、長寿の秘密を発見することに生涯を費やしていた。中国でハーブを収穫して、病気の治療のために中国の各地を回り、タイにまで赴いた。


李氏が実際に 256歳も生きたのかどうかは不明だが、それにもかかわらず、彼の生活習慣は、その後の現代社会の中で「健康法」として台頭してきた数々の生活習慣と一致するものがある。



長寿に関して進む研究


著作『ブルー・ゾーン』を記したダン・ベットナー氏は、長寿を科学的に研究している。
彼は、世界の4つの異なった長寿の地域の住民たちのライフスタイルを調べた。

その4つの地域とは、

・カリフォルニアのキリスト再臨派(アドベンチスト派)、
・沖縄地方(日本)
・サルデーニャ地方(イタリア)
・コスタリカ

で、この地域の人々は他の世界の地域よりも平均で 12歳も長く生きる。

そして、著作「ブルー・ゾーン」にあるように、この4つの地帯の人々は、青いもの、つまり野菜を基本として食生活を送っていたことがわかった。

カリフォルニアのキリスト再臨派の人たちは、聖書に書かれてあるように、豆類と野菜をたくさん食べる。サルデーニャ地方では、小麦の全粒粉で作る無発酵のパンと、チーズと特別なワインを飲む。

また、沖縄には「腹八分目」という言葉があり、これは孔子の原則を忠実に実行している人たちの健康な沖縄の老人たちの存在を示す。また、沖縄では、低カロリー食が多く、これも長寿に役立っているとベットナー氏は述べる。


最近、英国で、李氏のエピソードに出てくるスイカズラの徹底した研究がはじめられた。

その結果、スイカズラには「ビタミンX」という特別なビタミンが含まれていることがわかった。

実験では、スイカズラが脂肪の蓄積を妨げ、新しい肝細胞をリードし、血糖値とコレステロール値を下げることもわかり、また、脳細胞と内分泌腺を起動させ、ホルモン類の分泌を強化することにより体を若返させることもわかった。

そして、体の毒素も排出する。



コミュニティ


「ブルー・ゾーン」の4つの長寿地帯を調べる中で、長寿に関して最も重要な要因としてあげられるのが「コミュニティ」であることがわかった。

たとえば、沖縄の人々には老人たちにも多くの友人がいる。そして、沖縄では生活の多くの部分をその人たちと共有する。サルデーニャ地方では、年上の人に対しての敬意を西洋社会では見られなくなった形で表す。カリフォルニアの再臨派は、生活で家族を最優先する。

コミュニティ、友人、家族などへの帰属意識を持つことは、健康的な生きることへの要因となっているようだ。


そして、「ブルー・ゾーン」の著者であるベットナー氏が長寿地帯を旅行していて気づいた大きなことがある。それは、「引退」という概念が老人たちの誰にもなかったということだ。

人生を進み続けるということが、生命をも進めていくという概念をあらわしているものともいえるのかもしれない。






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