2011年12月21日



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米国で観測された『津波の形をした巨大雲』に驚く市民たち



(訳者注) これはもう写真を見るだけで十分に驚くべきものです。12月16日に米国のアラバマ州のバーミングハムで撮影された写真です。


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科学系のニュースサイトで紹介されていたものなので、文中ではその発生理由なども考察されていて、ケルビン・ヘルムホルツ不安定性という流体力学が説明されていましたが、珍しいことは珍しいです。また、その形状の迫力は相当なものです。

実際、アラバマでは気象庁に問い合わせが多くあった模様。


ちなみに、私自身、昔から「珍しい形をした雲」が好きで、以前、 In Deep でも、

という記事をご紹介したことがありました。






また、2011年01月11日の記事では、米国サウスカロライナ州で観測された「ホールパンチ雲」をご紹介したこともあります。





いろいろな雲が地球には出ます。

今回の「津波巨大雲」の記事はここからです。




Giant Tsunami-Shape Clouds Roll Across Alabama Sky
Life's Little Mysteries 2011.12.19

米国アラバマ上空に広がる津波の形をした巨大雲


clouds-2.jpg


その日の朝の空はサーファーたちの見る夢の中にいるようだった。

12月16日の朝、アラバマ州バーミングハムで「波の形をした巨大な雲の群れ」が、地平線沿いに並んだ様子が見られたのだ。雲はスローモーションで、実際の波のように押し寄せる動きを見せた。

これを見て驚いた地元の人々は次々と写真を撮り、それは地元の気象庁に持ち込まれた。
多くの人々が「この津波のような雲は何なのか」と驚いたのだ。


専門家によると、「これはケルビン・ヘルムホルツ不安定性の波」だという。

ケルビン・ヘルムホルツ不安定性というのは、流体力学上の概念で、密度の異なる層の流体が、お互いに違う速度で水平運動するときに発生する不安定のことだ。

これは、空でも海でも「層」をなしている場所で、動きの遅くて厚い層の上に動きの速い層がある場合に発生する可能性があるという。

clouds-3.jpg


この日、バーミングハムの空では、空気の冷たい層が地上近くにあったことが当日の大気リサーチデータでわかる、とニューヨーク州立大学のクリス・ワルセク教授は言う。

見えている雲はその層の部分だという。


今回の雲では、上の層と下の層との風速と温度の差は大きくはなく、そのために、上の層の動きの速い空気(雲)が、氷上を滑るようになめらかに動いたという。

風速の差が大きい場合は、ランダムな乱気流に分解されてしまい、このようには動かない。






1年前の In Deep

2010年12月20日の記事

衛星写真に写し出される中国各地の広大な「無人都市」



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