2012年02月07日



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地球の変貌: 「原因がわかることに何の意味が?」という反省の中で



2週間くらい前に、「ポーランドの町で道路の地下水道から血が溢れ出て、道が血で赤く染まった」という出来事があったんですね。流れていたのは本物の血でした。


polish-blood.jpg

Polish town in shock as blood bubbles from drains
(地下から血が吹き出てショックを受けるポーランドの町)

(テレグラフ 2012.01.26)より。



原因はすぐにわかって、この通りの近くに食肉加工の工場があり、そこから流れた動物の血液が、配水管が詰まるか何かの問題によって道路に溢れ出てきたと。まあ、そういうことがわかったんです。

要するに、不気味な事件ではありながら、原因はわりとはっきりとしていて、その時は「ふーん」と思っただけだったんですが、ずっと何かこのことが頭の中に引っかかっていたんですね。



「私は視覚を持っていた」ということに気づかせてくれた動物の血

で、今朝、ニュースを読んでいる中で、以前、 In Deep の「カナダのテレビニュースでの謎の音についての報道 (2012年01月29日)」という記事のうしろでちょっとご紹介した英国に降った「ブルーの物体」についてのことが載っていて、「その原因がわかった」という科学者のコメントが出ている記事があったんですね。



▲ 英国に降ったブルーの物体。


「原因がわかった」という記事は、英国のガーディアンのもので、その青い物質は、「ポリアクリル酸ナトリウム」というものだったそうで、これはポリマーみたいなもので、いろいろな生活用品に使用されているものだそう。それが悪天候等の理由で降ってきたのだろうということでした。

まあ、その理由もどうでもいいんです。


問題はこれまで何度も読んだり聞いたりしてきた、この、

「〜の原因がわかった」

とか

「〜のミステリーの謎が解決した」

とかのフレーズ。

私自身も、そういうのを聞いて「ふーん、そうだったのか」と納得して、それで興味が終わってしまうことが多々ありました。


しかし、問題は・・・というか、つまり、もともと自分がそれらに興味を持ったのは、「ミステリーだからではなく、色や形に興味を持ったからだろう」と。そのことに気づいた次第です。


血で染まった赤い道路も、英国で空から降った青いゼリーも、説明がつくとかつかないとかが問題なのではなく、「見た目に興味を持った」ということが(自分にとっては)最も重要なことであって、理由や原因が重要なわけではないということに気づいたのです。

こんなことに気づいていなかったことに、つくづく、自分でも呆れて、


「何のために視覚を持って生きてんだ? オレは」


と自分に問いかけましたよ。

中には、「人類史でほとんど見られたことがないような現象」というものも、ここ数年はよく起き続けていました。

そして多くは科学者などによって理由が説明されてきました。しかし、理由がわかったからといっても現象自体への興味を失っているのでは、「せっかく起きているそれらの現象や物事」に何だか申しわけが立たない。


私たち人類は漫然とこの地球や、あるいは宇宙にいるのではないと最近は思います。多分ですけど。

そして、感覚がある人はその感覚を使うことに「意味」を求められている。

あるいは、もしかすると、今は確かに地球は変化しつつあって、だからこそ、それまでの歴史では見られなかった様々な「視覚」を私たちは見られているのかもしれないです。

宇宙の姿も非常にきれいになりました。
それは、「観測機器が進歩した」という確かな理由がありながら、考えてみれば、「その美しさが見えた感動そのもの」を忘れそうになっていたと。宇宙観測機器がナンバー1なのではなく、見える対象(宇宙の光景)がナンバー1だということを忘れそうになっている。

これは宇宙にも失礼だし、観測機材を作り出した人類に対しても失礼な感じがします。


そんなわけで、ふとそんなことを気づかせてくれたのは、ポーランドの食肉加工処理工場で死んでいった動物たちの大量の血液の色によってでしたが、今まで、 In Deep と、その前のブログなどで、「視覚に訴えてきた自然現象」の中で、人類史の中でそれまで起きた記録があまりないようなことの写真をここからピックアップしたいと思います。

それらの原因は、わかっているものもあれば、わかっていないものもあります。しかし、世界中の人々がそれをニュースにしたり、それを読んだりしたのは原因がわからないからではなく、「目に見える現象として心に訴えてきたから」であることは確かだと思います。

原因とか、あるいはフェイクだとか、そういうことは考えずに見てみると、「私たちの目はいろいろなものを見ていた」(映像だけでも)ということに気づきます。

すべてここ3年くらいの間のものです。
ここからです。




地球の光景 2012


・オーストラリアの空で(2011年03月)



オーストラリア・クィーンズランド州の町でほとんどすべての住民が目撃した謎の光 より。




・ラトビアの光の柱(2009年01月)



地球に何が起きているのだろう より。




・カナダの空で光ったもの(2010年09月)



カナダの飛行物体が描いた美しい光の軌跡 より。




・ハンガリーの「紫色」の空気(2010年02月)



ハンガリーで紫色に空気が染まった夜明け より。




・アメリカのブルーに光るワニ(2010年06月)



米国フロリダに「ブルーに変色するワニ」が出現 より。




・ノルウェーの光(2009年12月)

01-nor.jpg

ノルウェーで不思議な光 より。




・中国の夜空の光(2009年10月)

chi-sky.jpg

中国山東省の夜空に現れた色鮮やかな光斑 より。




・チョーク芸術家が路上に描く絵の奇蹟(2010年06月)



驚異のチョーク画 より。




・太陽のほうに影を作った飛行機雲(2010年09月)



光線の自然現象の原則に反して見える不思議な飛行機雲の影 より。







キーワード[視覚]関連の In Deep 過去記事

日本人研究者が獲得した「暗闇での視覚」: 人類と光と植物
2011年02月28日

人間は「脳の中で自主的に視覚を変更できる能力がある」という論文
2011年12月03日


タグ:地球の記録