2012年02月13日



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自分の視覚に素直な気持ちで火星を見てみる(2) ローバー・スピリットの贈り物



前回記事の「自分の視覚に素直な気持ちで火星を見てみる」は、帰宅後に急いで書いたものなので、読み返すと、なんだかあの写真だけをピックアップしたみたいな気がしたので、補足します。

実は、火星から「いろいろな形」を見つけるのには、火星の写真なら「ほぼなんでもいい」のです。

たとえば、Wikipedia に火星探査機ローバーのページがあります。

そこに、火星探査機ローバー・スピリットが撮影したパノラマ写真が掲載されています。
こんな感じのものです。

all-state-s1.jpg


今はオリジナルの大きな写真がそこからはリンクされていないですが、こちらに、ある程度のサイズの写真があります。


上のローバー・スピリットの撮影した火星表面のパノラマ写真のどこを拡大しても「いろいろなもの」が写っているということを見つけたのは3年前か4年前のことでした。非常に広い範囲を撮影していますので、全体的に言及するのは難しいですが、たとえば、上のパノラマ写真の「赤の四角」で囲んだ、小さな部分の中を見てみましょう。

all-state-s1.png


小さな、とはいっても面積としてはかなりの範囲です。

上の赤で囲んだ部分は下の写真の地域となっています。

site-01.jpg



なんとなく、砂と岩ばかりの「イメージ通りの火星」という感じがされると思います。


この写真を適当にいろいろなところを拡大してみましょう。
下の番号をふってある部分を拡大してみました。


site-01-ch.png



下はその番号のところを拡大したのです。

ちなみに、前記事にも書きましたが、「何が写っている」とか、「その正体」ということに興味があるのがこれらの記事の目的ではありません。火星の上には「いろいろな形」がある。それを言いたいだけです。

なので、それが、岩でも砂でも影でも、あるいは宇宙生物でも竪穴式住居でも、またはまことちゃんでも、どんなものに見えても構わないことであって、「その見え方自体がその人たちの個性」だということになると思います。

そういうこともあり、特に何も注釈は書かないほうがいいかと思いますので、写真だけにしました。

ここからです。



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一番下の写真の真ん中に移っている青いものは、先日書きました「かつてない姿を見せ始めた『天地創造の柱』と呼ばれる星雲 (2012年01月19日)」という記事の前振りでも少し紹介させていただいた、私が「火星のまことちゃん」と呼んでいるものです。

まことちゃんは、 Wikipedia の火星写真の中にいたのでした(笑)。


これらを最初に見つけたのは、もう3年以上前だと思います。その頃に火星表面から数百枚以上のいろいろな形をピックアップしましたが、当時は、それをブログで書くと、なんだか陰謀論系の記事と一緒にされてしまったり、あるいは、下らないもののように感じられる方々も確かに多く、なんとなく申し訳ない気もして、その後は完全な個人コレクションとしており、公開するのはやめています。

そもそも、「人に見せるため」という時点で、その行為は当時としては不純だったわけですね。

まあしかし、今もこのように別の形で公開しているのですから、「不純は止まらない」という感じでしょうか(なんだそれは)。


その3年前にピックアップしたものの中のほんの一部を下に羅列しておきます。
すべて、上のローバー・スピリットのパノラマ写真の中で見つけたもので、私のパソコンにはこういうものが数百点眠っています。本当に火星の上には「さまざまな色や形」があります。

そして、この「さまざまな色や形」はあらゆる星にあるのだと私は思っています。




火星の上の形
ano-01.jpg

ano-02.jpg

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[1年前の In Deep ]

2011年02月13日の記事

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