2012年02月14日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




NASA の「太陽が描き出すアート」特集



sun-01.jpg

▲ 2002年2月に発生した CME (コロナが太陽から大規模に放出され現象/コロナ質量放出)の循環パターンに紫外線(極端紫外線波長での撮影)イメージを重ねたもの。 NASA の説明をそのまま書きますと、「トリミングだけをして、色は加工していない」とのこと。
--

(訳者注) 最近、ずっと「色」とか「形」なんかにこだわってモノを見るようなことも多かったのですが、そういう中、 NASA のがうってつけの特集サイトを立ち上げてくれました。ちょうど「そういうの見たいなあ」と思っていたときでしたので、ジャストなタイミング、嬉しいです。

タイトルは「芸術としての太陽」。

NASA のサイトの中の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー( SDO )のサイトにあります。

最近は観測技術の向上で、紫外線の波長などの種類の選別等により、様々な太陽の姿が見られるようになっていますが、それらを NASA 自身がまとめたものです。

その中から何枚かご紹介します。

すべてご覧になりたい方は下の NASA のオリジナルページをご覧下さい。




Sun as art
NASA Solar Dynamics Observatory

芸術としての太陽

1-title.jpg


太陽の「新しい見方」を提唱する方法のひとつとして、 NASA の観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー( SDO )の撮影した映像を中心に、写真を紹介する。

その画像の多くは最大の紫外線の波長(極端紫外線波長)で撮影されたものだ。

ここにあるほとんどの太陽の画像は加工していないが、カラーテーブルだけを変更したものは含まれる。


海上の「青い夜明け」

2-blue.jpg

海から昇る夜明けの太陽を青いフィルターを通してみると、このように見えるかもしれない。太陽活動が活発な際の磁場のラインや太陽表面活動はフィルターを通してこのように見える。




磁場の詳細な結合が作られる光景

3-flare.jpg

磁場のラインが次々と結合していく様子。これらの結合した磁場のラインは太陽の表面の下から現れる。




太陽の「火の呼吸」

4-sun.jpg

2002年1月に太陽で発生した複雑なコロナ質量放出( CME )は、太陽の観測になれていたプロたちわも畏怖さけたほど大規模なものだった。軌道上にあった、 NASA の観測衛星 SOHO に太陽から噴出したコロナの小片が到達した。

上の写真で白く写っている部分がもっとも強力なエネルギーをもっている領域だ。
その次が赤い部分。




超巨大な太陽プロミネンス


5-sun.jpg

ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーが画像の撮影を始めた最初の日に太陽から巨大なプロミネンス(太陽からのぼる炎のように見えるもの)が立ち上がった( SDO の打ち上げは 2010年2 月11日)。

そのプロミネンスのサイズは地球の 25倍以上の巨大なものだった。

上の写真はそのプロミネンスを別の色分解で並べたものだ。




巨大なブラスト

6-blast.jpg

大規模な CME の様子の紫外線画像。この CME は時速 160万キロ以上の早さで宇宙
空間に 10億トン以上の物質を放出する。NASA の太陽観測衛星 SOHO から撮影されたものだ。




老人顔の太陽

7-face-03.jpg

極端紫外線で見る太陽の様子。ときに、活動領域がこのように顔のように見える様子を形作る時がある。




太陽フレアの輝き

8-flare-02.jpg

2011年9月に発生した太陽フレアを SDO が撮影したもの。
太陽フレアは、宇宙空間に多くの放射線を放出する。




ウォーホルのような太陽画像

9-art.jpg

太陽フレアの画像のカラーテーブルを変更した画像を並べたもの。
オリジナル画像は3種類の紫外線の波長で撮影されている。




何度もねじ曲がるプロミネンス

10-heaven.jpg

プロミネンスは、太陽の熱くて細いコロナの中で漂う高密度のプラズマの雲だ。磁力によって太陽の外に噴出する。

この指のような形のプロミネンスの一番先より地球は小さい。






(訳者注) 太陽をウォーホル風(下から2番目)にしたのには驚きましたが、しかし、考えれば、ウォーホルが死んでから、今年で 25年目くらいですかね。

ちなみに、今、それを確かめるために、Wikipedia のアンディ・ウォーホルを見てはじめて知ったんですが、彼は 1987年2月22日に亡くなっているようなんですけど、この日は、私が初めて心療内科に駆け込んだ日かも・・・。

クレアの最近の記事のうしろのほうに書いてありますけど、最近何年かぷりにパニック障害的な感じだったり、ということがあって、またそのニシオギの心療内に行って、先生とお互いに「もう25年になるんですね」という話をしていました。しかも、その病院はその時できたばかりでした。私は「オープン記念患者」的な(笑)。

私はその病院に行ったおかげで死ななかった(自殺しなかったという意味)という実感があるので、上の 1987年2月22日は何だか印象深いです。というわけで、全然関係ないですけど、上の「ウォーホル風の太陽画像」と同じような構成のアンディ・ウォホールの作品をいくつか貼っておきます。


マリリン・モンロー

Marilyn-Monroe.jpg



マオ・ツェトゥン(毛沢東)

mao-tse-tung.jpeg



チェ・ゲバラ

che.jpg






キーワード[太陽のかたち]関連の In Deep 過去記事

アステカ神話の過去4つの世界と太陽。そして、現在の太陽トナティウの時代の終わりは
2011年12月18日




太陽黒点磁気スマイルと現在の太陽神トナティウ
2010年12月13日

--
[1年前の In Deep ]

2011年02月14日の記事

クロップサークルやエジプトの亡霊の話題などの続編と「年代が特定されたヴォイニッチ手稿」のことなど