2012年03月10日



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海面上昇: 太平洋上のキリバスで「国民全員をフィジーに移住させる計画」が議会に提出される



(訳者注) 前回の記事の「1785年の「薔薇十字の秘密のシンボル」の冒頭に出てくる数字」を読み直していて、「薔薇十字の秘密のシンボル」の最初の図説にある、

カオス 普遍的な聖霊 世界中の魂 精子

の文字を眺めていると、十字(あるいはX)が「カオスにもたらす秩序」は、宇宙も人間もあんまり変わらないのかも、と思います。

つまり、

・受胎して人が生まれる

ことと

・この世(宇宙)が生まれる

ことは状態としては同じことなのかもしれない、と感じます。カオスから世界が生まれた状況は、人間が一人生まれてくる様子を観察(あるいは想像)するだけでわかるようになっているということなのかもしれません。

まだ考えることはありますが、でも今回は別の話題です。


好きなことなら、むしろあまりこだわらないほうがいいのかもしれません。

何もかも自然の流れの中にいたほうがシンクロニシティは自然に訪れる気がします。なので、その時に興味の向いたものだけを自然に見つめればいいのかと。

もちろん欲しているものと一生出会わないで終わるかもしれないですが、それは「出会わなかった」という偶然と出会っているわけで。

ところで、先日の太陽フレア(Xクラス)と宇宙線の関係を書くといって書いていなかったのですが、これはグラフを提示しておきます。


3月7日の太陽フレアと宇宙線の関係

3月7日の太陽フレアは X5.9 という大きなもので、昨年の8月の X6.9 以来の規模でしたが、その8月の際にもさほど被害はありませんでしたので、報道では通信障害などへの警戒が言われているようですが、太陽自体の影響はそれほどでもないようにも思いますが、問題は「宇宙線」の量です。

下はノルウェーのオウル大学の宇宙線観測モニタですが、赤で囲んだ部分が「太陽フレアが発生した3月7日からその2日後」までのものです。10ポイント以上の急落を見せています。

cosmic-ray-2012-03.png


宇宙線が人間や地球にどういう影響を与えているのかは今でもわかっていませんが、どんなものであれ、「急激な変化」というものは何らかの影響はあっても不思議ではない気がします。それが何かはわからないですが、あるいは人間の精神的なものとも関係する可能性もあるのかもしれません。


本題の前にもうひとつ。
米国のテレビでちょっと話題となっている「「光」の話を。


テレビの中継画面の中で起きた大爆発の正体がわからない

最近、「謎の音」関係の記事も多かったですが、同じくらいに「謎の光」の報道もかなり多いのです。ただ、空の謎の光などは、まとめて「UFO騒動」というようなカテゴリーに入れられてしまって、どうにもならない面があります。

( UFO という言葉は固定化した概念で完結してしまう傾向にあり、他の解釈を許さない面があるように感じてしまっていて、最近は私はこの UFO という言葉を使わなくなりました)


なので、そういうもの以外での話となるのですが、先月、「ロシアで発生した「謎の大爆発」は1908年のツングースカ大爆発の再来か?」という記事をご紹介しました。



今のところ、上のが何だったのかの報道はまだ見当たりませんが、今度はアメリカの FOX ニュースの「交通情報の中継の途中」で、画面のはるか遠方で大爆発が起きる様子が写りました。


fox-light-02.jpg

▲ 矢印のところが爆発。


その交通情報の後、その FOX ニュース自身の番組内で、「今写ったもの」についての報道がなされました。

下のがそのニュース動画の一部です。



Mysterious Light Flashes During Traffic on Fox 10 (FOX10の中継で謎の光が撮影された)より。

ニュースでは視聴者に「この爆発に心当たりのある方はご連絡下さい」と呼びかけていましたので、原因がわかったかもしれないですが、ほんの10秒ほどの中継の間に爆発したという偶然性と共に話題となっています。


では、本題です。
キリバス共和国という太平洋上にある小さな島が集まる諸島国家があります。

kiribati-map.gif

外務省ホームページより。


そのキリバスは海面上昇による島の水没の危機が囁かれている国ですが、先週、キリバスの大統領が、「国家の水没に備えて、国民全員をフィジーに移住させる計画案」をキリバス議会に提出したというニュースです。海面上昇に関して「国家単位での移動」に関して報道されたのは、これが初めてのような気がします。

キリバス共和国の全人口は約 10万3000人です。




As sea levels rise, Kiribati eyes 6,000 acres in Fiji as new home for 103,000 islanders
msnbc (米国) 2012.03.09

キリバス政府は、海面上昇により 103,000人が移住するための6000エーカーのフィジーの土地に目星をつけている

kiribati01.jpg

▲ キリバスの航空写真。2004年撮影。


キリバス共和国は太平洋上にある諸島だが、気候変動による海面上昇で、その多くの島々が水没して消えてしまうことが懸念されている。そのためにキリバスの指導者たちが抱いている「計画」は、これまでにないものだった。

その計画とは、全住民をフィジーに移住させるというものだ。

今週、内閣が提出した、「フィジーの土地 6,000エーカー(約 2400万平方キロメートル)を購入する」という計画を支持すると、キリバスのアノテ・トン大統領は AP 通信に語った。

大統領は、「私たちも住民も、誰もこの地を去ることを望んでいるわけではない。できることなら、移住などしたくないが、万が一の場合、私たち政府は移住を実行する。私個人としても移住はしたくない。しかし、これは特に、キリバスの若い世代の生き残りとも関係する重大な問題なのだ」と述べた。

土地は、フィジーの教会の団体から960万ドル(約 7億7000万円)で購入する予定となっている。

キリバスは日付変更線と近く、赤道をまたぐ位置にある。この国では早い時期から気候変動についての議論が続けられていた。なぜなら、キリバス共和国の島の多くの環礁は、海抜数メートルしかないのだ。



kiribati02.jpg

▲ キリバスの堤防を越えて打ち寄せる海を見るベティオ村のピタ・メアンクさん。この堤防は、かつて彼が家と家族を守るために建設したものだ。



すでに始まっている土地の変化

トン大統領によると、キリバスのいくつかの村では移住が始まっていて、また、地下水の淡水に海水が混入する例が増えているという。それが島の樹木と収穫に影響を及ぼしている。

また、雨量の変化、潮の流れの変化、そして、嵐のパターンの変化なども海水レベルの上昇と共にキリバスに大きな影響を与えていると大統領は述べる。

一部の科学者たちの推定では、太平洋の海面上昇は、1年につき2ミリ程度だとされているが、多くの科学者たちは、その海水レベルの上昇が気候変動によって加速していると考えている。


キリバス政府が、移住先として計画を進めているフィジーはキリバスから約 2,200キロ離れた場所にあり、人口は約 85万人だ。

しかし、フィジーで多くの人々に家を提供できる可能性は今のところは不透明だ。トン大統領は、フィジー当局との協議が始まる4月までに、移住計画に関してのキリバス議会の承認を得たいと考えている。

フィジー政府の広報官によると、フィジーのいくつかの機関がキリバスの計画について調査していると述べた。政府は来週、正式な計画書を公表するという。


私たちは「将来」を確保したいのだ

キリバスは 1979年に独立するまでは英国の植民地で、ギルバード諸島として知られていた。


トン大統領は、もともと気候変動に対処するために他のいくつかの計画を考えていた。支柱で島そのものを上に上げる計画や、防波堤を張り巡らせる計画などがあり、中には島そのものを浮かせるというようなものも含まれた。

しかし、それらの方法は非常に経費が高くつくということがわかった。それでも、大統領は「キリバスの国家の存続のため」に、いくつかの地域て補強を実行したいと考えている。

キリバスは他の太平洋諸国と同じように、決して豊富な予算を持つ国ではない。

「国際社会もこの問題に注目してほしい」と大統領は述べた。






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