2011年09月12日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




交差点での覚醒 - 基本数は「4」だった



「4」という数字


昨日、夢の中でものすごく悩んで、その夢の中では「4つの元素」が示されているのですが、多分、私が元素の名前とかそのあたりのことを知らないためだと思うのですが、夢のなかで視覚的に展開されているその「4つの元素」の意味がわからない。


あんまりわかんねえこと言うと殺すぞ、この野郎


と、先日、20年ぶりくらいにビートたけし監督の最高傑作「3-4 x 10月」を見たせいか、そのままの台詞を夢で言ったりしていました。

夢があまりにわからなくて、夢の中で苛立っていたのも事実だと思います。

そして、朝になり、スーパーに買い物に行くために外に出た時に、駅の交差点のところでボーッと立って、そのそれぞれの交差点に立っている人を見ている時に「あ!」と気づいたのです。


「4だ。4がこの世の基本の数だ」


と。


どこから話を始めればいいのでしょうか。

まず、数字に関しては、たとえば、これまでも何度か記事でふれたりしている「ヘルメスのエメラルド板」などにも表される西洋神秘学などでは、「7」という数字は大変に大きく取り扱われます。7が完成であり、世界である、と。

あるいは他の様々な数にも意味性は語られます。

しかし、「4」という数字はあまり聞かなかった。

これは私が数秘学とか数字の学問のことに詳しくないために、単に知らないということが大きいとは思いますが、「4」で思い出すことといえば、日本では「4」が「死」を連想させたりといった意味合いなどです。

これは結構強力な呪縛で、日本人である私も4とか9はどちらかというと、不吉系の数として取り扱う本能的な部分があります。


では、4とは何か。


たとえば、人間はいろいろなツールを文明の中で考え出したり作りだしたりしてきました。

たとえば、テーブルというものがあります。あるいは単に「台」でもいいですが、それを思い出してみますと、このようなものを真っ先に思い出すのではないでしょうか。

table.jpg


4本の脚。

この4本の脚のうちの、ひとつが損なわれると、倒れないまでも実用性としてはかなり難しいものとなるはずです。ふたつが損なわれると、多分、テーブルとしては成り立ちません。テーブルには3本脚や5本以上の脚のものもありますが、しかし、4本が圧倒的で、安定性でそれに勝るものはないはずです。

何も、「3本の矢が・・・」というような訓話を話したいわけではなく、自然と「4つの脚で支える文明」というものが東西を問わずに当然のように発達してきたという経緯があります。要するに、物理の法則や重力の上で「4」は非常に最初に出てくる。1本や2本の脚では(多分)成立しない。


次は風景を見てみます。


本屋さん。


book.jpg


ここにあるほぼすべての本は「四角」の形をしていると思います。
他の形のものがあっても、それが主流ではないと思います。

というか、紙自体がほとんど「四角」です。
出版物も単なる紙もチラシもノートも。

誰かに命じられて、四角にしたわけではないはずです。


次は街の風景。


tokyo.jpg


ここにある多くの建物は基本が四角から構成されていると思います。
他の形のものがあっても、それが主流ではありません。

誰かに命じられて、四角が主流となったわけではないはずです。


次に、DNAです。
人間だけではなく、ほぼすべての地球の生命の根幹です。


Wikipedia より。

DNA はアデニン (A)、グアニン (G)、シトシン (C)、チミン (T) の4種で構成されている。


dna-4.gif


はてなより。

DNAは、アデニン(A)、グアニン(G)、チミン(T)、シトシン(C)の4つの塩基の配列によって遺伝情報を伝えている。その際、これらの塩基は3つずつひと塊となってコドンを形成し、4x4x4の64通りの組み合わせによって、20種類のアミノ酸を表現するといいます。


つまり、生命の基本は、

4x4x4

となるようです。


4・・・。



しかし、何が、「交差点での覚醒」だったのか。

それは、交差点で眺めている風景の中に


「西洋神秘学で最も重要な数字である7」「数字の基本である1」「そのペアである2」結びつけるものが「4である」ということが示唆されていたのです。


1 + 2 + 4 = 7


という図式が交差点にあるということです。


言葉でうまく書けないので、図にしてみます。




道が2本交差する交差点


D-1.png


D-2.png


D-3.png


そして、この「2本の道」で基本的には全方向を中心に集められることを知ります、それは、矢印の方向からの中心部を示す状態でおわかりかと思います。




あるいは、体の手と足。目と耳。

シンメトリー(左右対象)の多くが実は「ペアである2」だけではなく、「4」が意識されている。

昨日の夢で見た「4つの元素」が何だったかは思い出せませんが、今日、交差点を眺めている中で、「4」という数字が極めて重要だとわかりました。

日本語では「死」を意味することもある「4」。

この関連が無意味だとも思いません。

私は基本的に日本語しか喋ることのできない日本人ですから、「4は死」については実感としてわかる。

ということは「死」の実相も、負の意味ばかりではなく、「極めて重要な基本」である可能性もあるのかも、とか思います。

タグ:基本数は4