2012年05月16日



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活動を始めない太陽とそこから思い出すウェブボットの「太陽の病気」の記述



(訳者注) 数日前の 5月11日頃から、メディア各紙で久しぶりに「太陽黒点」の話題が取り上げられていました。

それは、「モンスター級の巨大黒点が太陽に出現した」というものでした。

AFP の5月11日の記事を抜粋します。


太陽に巨大な黒点群、大規模フレアの前兆か NASA
AFP 2012年05月11日

ar-1476-01.jpg

米航空宇宙局(NASA)は9日、太陽の黒点群1476の画像を公開した。

この黒点群は幅10万キロ以上におよぶ巨大なもので、Mクラスの太陽フレアでひび割れており、さらに大規模な爆発寸前にあるとみられる。黒点群の「ベータ・ガンマ・デルタ磁場」にエネルギーが蓄積されており、最大級のXクラスのフレアとして放出される可能性があるためだ。

爆発が起きるのは数日後と考えられるが、黒点群は地球側にあるため、地球にも何らかの影響を及ぼす恐れがある。



スペースウェザーを毎日見ているため、このニュースも前日に見て知っており、ご紹介しようかどうか迷ったのですが、最近の太陽活動の「縮小」ぶりを見ている中では、「今回も大きな動きなく去って行く可能性のほうが高いのでは」と判断して、特にふれなかったのですが、実際、それからの数日、まったくといっていいほど目立った活動を起こさずに太陽黒点 1476はまた地球の裏側へ去ろうとしています。


hmi200-1476.gif

▲ 5月16日現在の黒点群 1476 。右の赤い丸の中です。明日にも地球の裏側に消えていきます。


しかし、確かに私自身、「大きな動きはないだろう」と思っていたとはいえ、それでも、その想像以上の「静けさ」でした。たとえばMクラスくらいのフレア程度は発生させるだろうとは思っていたのですが、実際のこの太陽黒点1476の活動は、その予測よりはるかに低いものでした。

下のグラフはアメリカ大気局(NOAA)の太陽フレア活動のグラフです。日本語を付記しました。


x-ray.png

▲ 怪物級の巨大黒点群 1476が発生させた直近の最大のフレアは、5月13日のCクラスのフレアまで。Cクラスのフレアというのはいわゆる「小さな太陽フレア」で、通常の太陽活動期でも一日に何度も放出されるレベルのフレアです。

Cクラスのフレアが最高のまま歴史的な巨大黒点は地球側から去ろうとしています。


それにしても、太陽活動が弱いです。

これは、実際の太陽を見ていても気づきます。

私は2年くらい前から太陽をたまに直視するんですが(真似されないでくださいね。基本的に目に悪いです)、それで太陽活動の大きさを判断したりしていました。もちろん、単なる個人の感覚の話です。

夏も近づいて気温も上昇してきているこの時期だと、ふだんはそろそろ「直視できなくなるほど」の太陽の輝きとなっていくものなのですが、現時点でも太陽は短い時間なら直視できるほど、その光線は弱く感じます、冬の太陽のようなんです。

まあ、こういう感覚的なことを別にしても、実際に今回の黒点の例に見るような、異常な太陽活動の弱さというものと、先月紹介した、

国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 In Deep 2012年04月21日

と関係しているのかどうかはわからないですが、やや「異常」というものを感じる部分は確かにあります。

また、過去記事としては、

停止していく太陽活動
 In Deep 2012年04月11日日

というものを書いたこともあります。


そして、昨日、米国のスペースウェザーは「太陽フレアの脅威は実現しなかった」というタイトルの記事をリリースしました。

それをご紹介します。




MENACE UNREALIZED

実現しなかった脅威

5月10日以来、ほぼ1週間の間、巨大な太陽フレアに対しての警報が出されていたが、その太陽黒点群 1476 は、ほとんど目立った活動をすることなく、今、地球の裏側に去ろうとしている。


sunset_strip.jpg


黒点群 1476は、巨大なXフレアを発生させる潜在的可能性を持ちながら、ついにそのような動きを見せることはなかった。

しかし、それでも、この大きな太陽黒点は世界中の天文写真家たちにとっては素晴らしい撮影ターゲットになった。上の写真は、米国アリゾナ州のフェニックスから撮影された夕暮れの太陽の写真で、右下に黒点群 1476が見える。

NOAA 宇宙気象予報官は、今後の24時間の間にMクラスのフレアが発生する確率を 15パーセントだとし、Xクラスのフレアの発生確率はすでに1パーセント以下になったと推定している。





(訳者注) スペースウェザーの記事は以上なのですが、最近の太陽活動を見て、3年から4年前にウェブボットに記述されていたキーワードのひとつである「太陽の病気」というフレーズを思い出します。

2009年3月28日に配信されたウェブボッドの ALTA Report では、クリフ・ハイ(ウェブボットの代表式存在)は、自身のエッセイに、


「1997年以来、「太陽の病気」というキーワードは存在しているが、いまでもこのキーワードはきわめて強い感情値を持っている。特に、太陽活動の異常な静穏(太陽黒点がほとんど存在しない)や、地球の磁気圏 ならびに太陽圏の崩壊などの現象を見ると、われわれは「太陽の病気」をもっと真剣考えるべきだろう。 2002 年頃から太陽系は天の川銀河の赤道にあたる地帯に入ったが、赤道地帯に存在する強力な磁気帯から発生する磁気によって、太陽系の磁気圏が圧迫されているのである」。


と記しており、「太陽の病気」というキーワードがかなり以前から現れていて、長く継続し続けていたキーワードであることがわかります。すなわち、「強いフレーズ」だと言うこともできるかもしれません。

そんなわけで、2009年から2011年頃まで、ウェブボットに頻繁に出てきた「太陽の病気」というキーワードの中で印象深いものを取り上げます。年月の予測や予言が出ている部分はすでに過ぎているので、割愛します。





ウェブボットの「太陽の病気」のキーワードから導かれる概念


ALTA Report 1109 パート1
ウェブボット 2009年1月31日配信

・ 「太陽の病気」は沿岸部の海水面が変化する現象と直接結びついている。磁気のなんらかの変化が「太陽の病気」の背景にあることが分かってくる。

・ 「太陽の病気」は人間にとっては大変に危険な影響をもたらす。人間の精神に影響するのである。これによって突然と意識を失って倒れるような現象が相次ぐ。

・ さらに「太陽の病気」は、季節はずれに花が咲く現象の原因でもある。

・ また、この太陽の異常によって人々の現実に対する意識と感覚が大きく変化し、二つの異なった世界に同時に住む人々が多く出現する。これは「超現実」「幻想」「他の世界のような」などのキーワードと関係している。


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ALTA Report 1309 パート0
ウェブボット 2009年3月28日配信

・ (「太陽の病気」を示す様々な証拠が出てくる頃)この時期には、社会環境の変化とそのストレスに耐えられなくなり精神的におかしくなった人々が多数出現する。

・ さらに、この時期は火山噴火が相次ぐ。

・ 意識の覚醒はどんどん進む。世界人口の約5分の1の人々が意識の覚醒を体験することになる。そして現実否認の壁を打ち壊してゆく。

・ だが、意識の覚醒は、幸いともなれば呪いともなることに気づかねばならない。意識の覚醒が進むと精神に異常をきたす人間の数が増える。これは、これまでの常識的な現実が壊されてしまうからである。

・北アメリカでは、異常な風や雷雨などが、こうした現象とは本来無縁な地域で多く発生するようになる。 こうした異常気象は「太陽の病気」が原因で発生する。


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ALTA Report 1309 パート5
ウェブボット 2009年4月11日配信

・ 春から夏にかけて異常気象や環境異変がいたるところで発生し、世界の3分の1の人口が何らかの形でこれを体験するようになるため、多くの人が異常気象が起こっていることを確信するようになる。

・ 2009 年 の後半には「太陽の病気」「冬の伝染病」「通貨の喪失」「世界的な資源の再配分」などの現象とともに、 「島や都市の地震」「溶ける氷」「海洋の異常」などの自然現象が相次ぐ。





などです。

これらは抜粋で、当時のウェブボットには「太陽の病気」というキーワードは、それこそ繰り返し出てきます。上の記述を読んでみても、もしかすると今になって、あるいは、ウェブボットの「共通無意識の世界」は今現実に起きていることなのかもしれないと感じたりします。

私は、今は以前よりさらに強く「太陽の影響」を考えています。

それは寒くなるとか暑くなるとか、あるいは自然現象とかのことだけではなく、「人間の精神活動と行動そのものへの影響」についてのことです。今の太陽の動きが、「いい方向に進む」ものか、そうではないのかは時期が終わってみなければわからないでしょうけれど、それでも、過去記事の、

「鎖国」と「富士山大噴火」を生み出した前回マウンダー極小期
 In Deep 2011年11月09日

という状態に近いものならば、少なくとも日本にとっては(あるいは私にとっては)いい状態に進んでいっていると信じたいです。私、鎖国派ですしね。

あと、富士山なんですけど、最近、

富士山直下に活断層か=巨大山崩れの可能性も―長さ30キロ、M7級・文科省
(ウォールストリートジャーナル 2012年5月10日)

とかいう報道もあり、何だか国を挙げて危機を煽っていますが、断言してもいいですが、富士山が今後噴火しても、いわゆる大惨事などには決してならないはずです。

富士山はその構造、爆発指数、記録上の過去の噴火の点で、「危険な火山ではない」ことを私たちは認識するべきです。富士山は「概念として日本を守っている山」として、つまり、日本の象徴としてのものであるということを意識的に私たち日本人は認識するべきです。


正直いって、最近の富士山に対しての報道は日本人として、富士山に極めて失礼だと思います。「自然と意識」は常に密接に関連するはずです。


富士山はアジアの中でもきわめて穏やかな火山だということをむしろ過去の文献から認識したほうがいいと思っています。そして、富士山が日本人を苦しめる火山であるはずがないと私は思っています。




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