2012年07月18日



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はじめて公開された「原爆の本当の爆発音」



昨日と一昨日は暑さで気絶したように生きていました。

私の「気温の臨界点」は大体 28度くらいなんですが、今年から住んでいる場所のあたりは、下のような天気予報などが出る場所です。

weather-07-17.png


そして恐ろしいことに・・・エアコンが壊れていたことが3日前に発覚(苦笑)。

3日ほど前までこの夏は1度もエアコンを使っていなかったので、それまで壊れていることに気づかなかったのです。すぐ修理の方が来てくれたんですけれど、その作業員の姿に「後光」を見たほどでした。

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▲ エアコン修理マン様がドアから入ってきた時に私の目にうつった雰囲気(どんな)。

今朝(7月18日)は夜明けと同時の早朝 4時30分頃に目が覚めて、この夜明け直後の一瞬は気持ちいいですので、涼しいうちに書きたい記事を書いておこうと。

昼になったら、また気絶して生きると思いますので。






私たちが今まで見てほぼすべての「核実験映像」は音声処理された編集作品


今回の記事は、タイトルにある通り、「原爆」についてです。それに関しての記事を今朝のデイリーメールで目にしたのですが、誰しも、地上での核実験などの「写真」は見たことがあると思うのです。あるいは、「映像」もあると思います。

しかし、実は核爆弾が爆発する時の「本当の音」を聴いたことがある人は(経験者以外は)ほとんどいないようなのです。

なぜなら、地上で核実験がおこなわれていた1950年代頃は、「音」は普通、録音されなかったためです。


上の報道の内容は、「音」が同時に収録された原爆実験の映像を公開した人物が現れたというニュースです。公開したのは、アメリカのアレックス・ウェラーステインさんという科学歴史の専門家で、この人が自分のブログ上に掲載しました。彼が言うには、「核実験などで音が入っている映像はすべて、あとから爆発音が加えられたもの」だそうです。

実はこれに関しては、昔から原爆関係のドキュメントなどを見ていて、私も「何だか変だなあ」とずっと思っていたのです。


原爆などの巨大な爆弾の爆発実験は、遠距離から観測、撮影されますので、「爆発した瞬間とその音が聞こえる時間がズレる」はずなのです。上のウェラーステイン博士も、(核実験の際に)「爆発後 30秒以上経たないと爆発音は聞こえない」と言っています。

音と光は空気中を伝わる速度が全然違うので、見えるもの(光)はほとんどリアルタイムで見えますが、音はかなり遅れて伝わってくるのです。落雷などの時、「光ったあと、何秒後に音が聞こえたか」で、その落雷が近いかどうかわかるというのがありますが、ああいう原理です。


音の伝達速度は大体1秒で 300メートルくらいですので、そこから算出すると、たとえば、核実験で仮に10キロ離れたところから観測すれば、30秒くらい経ってからはじめて爆発音が聞こえるということになります。

でも、今まで私たちが見た映像は「爆発とその爆発音が同時」のものばかりでした。

どうやら、今まで私たちが「核実験の映像」として見ていた音入りの映像は、すべて音響効果処理の編集をされていたものだったようです。


というわけで、「実際の音が入った核実験」の動画が公開されていることを英国デイリーメールが伝えていますので、その記事をご紹介します。

ちなみに、その動画も記事の中に貼っておきますが、8分程度と長いものですので、その「音」のところだけを抜粋して貼っておきます。

1953年の米国ネバダ核実験場での原爆実験です。
下の動画の 2秒のところで爆発し、その爆発音が聞こえるのは 34秒です。
なので、撮影は爆心地から 10キロくらい離れた場所から行われたと想定できます。

核爆発の音 / 1953年 ネバダ核実験場




では、ここから記事です。




Ever heard the sound of a nuclear bomb going off? Historian unveils one of the few surviving audio recordings of blast from 1950's Nevada tests
Daily Mail 2012.07.16

これまで聴くことのできなかった核実験の進行状況の音。1950年代にネバダで行われた核実験の音声記録を米国の歴史家が公開した


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▲ 1957年7月19日のネバダ核実験場でおこなわれ核実験を撮影する様子。


核爆弾は、瞬時に多くの人々の命を奪い、そして文明をも破壊するという意味で、この世でもっとも恐ろしい存在だ。

私たちの多くは、小さな頃から様々なアーカイブで原爆などの写真や、あるいは映像を見てきた。しかし、私たちが皆知らないのはその「音」だ。

ある専門家によれば、私たちが見ている映像での核実験の爆発音はすべて「爆発の音響効果」を使用しているという。実際には 1950年代の米国などでの核実験では、音は記録されなかった。

us-1952.jpg
しかし、米国の歴史家が、1950年代に米国のユッカマウンテン地域にあるネバダ核実験場でおこなわれた核実験の「音が入った映像」を、自らのブログでその映像を公開したのだ。その人は、米国物理学協会に所属する科学歴史家のアレックス・ウェラーステイン氏。

これは、ロシア人の同僚のから送られたビデオだという。


ウェラーステイン氏はブログに以下のように書いている。

核爆発の映像は、その多くが音を吹き替えられています。私が今まで見たものも、すべて爆発と閃光や爆風が見えるのと音が聞こえるのが同時だったりするものでした。しかし、光の速度は音の速度よりはるかに早いので、実際には、爆発後 30秒など経過してから聞こえるのですが、そのような映像、つまり編集されていない映像はなかなかありません。ところが、ロシアの通信員が私に処理されていない生の映像を送ってくれたのです。1953年のネバダ核実験場の光景です


ビデオでは、後半、核実験に参加した軍人たちの声なども収録されている。
「わお!」とか「ジーザス!」とつぶやく声などが聞き取れる。

そのビデオはこちらだ。







[1年前の In Deep ]
2011年07月18日の記事

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