2012年10月04日



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地球は歌っている: NASA の地球磁気圏探査衛星がキャッチした「地球の歌」



(訳者注) 今日は、NASA のサイエンス・ニュースで今朝リリースされた、ちょっと興味深い「地球が歌を歌っている」という記事をご紹介します。

それにしても、昨日の記事、

起きていることは「ポールシフトではなく地球の大陸移動」: 地球の極の物理的な移動が起きていることが地球物理学会で発表される
2012年10月03日

で知った「極移動」についてはいろいろと考えるところはありました。

このことは、これまで環境変動のニュースとして取り上げたものの多くの理由というものの「合点」にも結びつくような気もいたします。

それはたとえば、

局地的な地質の大規模な崩壊
・世界中で頻発する巨大なシンクホール
・鳥や海洋生物の大量死
・魚介類の漁獲の種類の変動
・気候や気温の「移動」
・それまで起きなかった地域での洪水や干ばつ


といったようなことも、「もしかすると」関係あるのかもしれません。

「もしかすると」というのは、上の記事での「真の極移動」というものに関しても、移動が実際に起きているにしても、本当に上の記事での理論なのかどうかはわからないからです。

なぜなら、上の記事での研究チームの発表には、根底に「プレートテクトニクス」という地質の理論に準ずる部分があり、このあたりは確定した理論とも言えないからです。ちなみに、プレートテクトニクスとは簡単にいうと、下のような理論で、わりと現在の主流の考え方だと思います。


プレートテクトニクス - Wikipedia より)

プレートテクトニクスは、プレート理論ともいい、1960年代後半以降に発展した地球科学の学説。地球の表面が、下図に示したような何枚かの固い岩板(プレート)で構成されており、このプレートが、対流するマントルに乗って互いに動いていると説明される。

Plates-tect.png



まあ・・・個人的には、上のプレート理論などもそうですけど、現在の地質学理論というのは、「地球単体としての運動」という考え方だけであって、「宇宙と地球」という最も運動に関して大事だと思われる点が無視されているような気がしてならないということを考えてしまうところはあります。

とはいえ、「大陸が移動している」というほうの話は事実なのかもしれないですので、近いうちに、上に記しましたシンクホールなどを含めた様々な環境変動に関する過去記事を振り返ってみたいと思います。


いずれにしても、仮に本当に今後、数千万年前のように「地球の大陸の緯度がずれる」ということがあった場合、それは確かにいろいろな影響はあるでしょうし、多分、今もすでに「いろいろとおかしい」ということも事実ですので、個人的に、関係性を考えてみたいとは思います。

それにしても、もし、地球の極(軸の位置)が移動するなら、赤道線を含めた、緯度のラインそのものが変わるということになるのですかね。

たとえば、少し前に記事にしました、

フリーメイソンと高知に導かれて Google Earthe 上で北緯 33度の旅をする
 In Deep 2012年08月29日

に載せました下の地図、



などの「33度線」なども傾くのでしょうね。

下のように(角度などはいい加減です)。

33rd_parallel-after.png


では、ここから、「地球の歌」に関してです。

NASA の地球の磁気圏を探査する RBSP という観測衛星がキャッチした「地球の放射帯からの周波数が奏でる音」の話です。

これは、とりあえずその音そのものを聞いていただいたほうがいいと思いますので、NASA のニュースビデオから音を取り出したものを貼っておきます。


Earthsong



あるいは、NASA の音声ライブラリーのこちらにも MP3 ファイルがあります。

ちなみに、地球の放射帯といえば、

太陽嵐がヴァン・アレン帯から電子を消し去っていることが判明
In Deep 2012年02月02日

という過去記事がありましたが、そこに下の説明図を載せました。




上の図の地球の放射帯のどこかから(記事を読む限りは外側のほうだと思います)、このような「コーラス」の波が放出されているということのようです。

それでは、ここからです。




NASA Spacecraft Records 'Earthsong'
NASA サイエンスニュース 2012.10.01

NASA の宇宙艇が録音した『アースソング / 地球の歌』


1-rbsp-01.jpg

▲ NASA の観測衛星『地球磁気圏探査衛星 RBSP 』が、地球の「コーラス」をキャッチした。その音はこちらだ( MP3 )。


今まで「宇宙空間の歌声」についてなど誰も言及したことがなかった。そもそも宇宙空間では「声」は聞こえない。たとえば、あなたが叫んだとしても、その声は誰にも聞こえないのだ。

しかし、 NASA の宇宙艇は、まさに私たちが住んでいるこの惑星 -- つまり、地球自身によって歌われる美しい歌声を受け取り記録した。

米国アイオワ大学のクレイグ・クレッツィング博士「歌声」について以下のように述べた。

「私たちは、この音を " コーラス " と呼んでいます。それにしても、今回のこの " コーラス " は、私たちがこれまでに聞いた中でもっとも鮮明に捕らえられた音のひとつです」。

博士が「コーラス」と呼ぶこの現象は、地球の放射帯でのプラズマ波に起因する電磁気の現象だ。

長い間、地球上でも、ハム通信士(アマチュア無線家)たちが、遠くから聞こえるこの音を聞いていた。

現在、地球の磁気圏を探査するNASA の二機の観測衛星『地球磁気圏探査衛星 RBSP ( Radiation Belt Storm Probes ) 』がこの音の聞こえる宇宙空間を実際に飛行している。


rbsp-1.jpg

▲ 地球磁気圏探査衛星 RBSP の「A機」と「B機」の二機によって、地球の磁場が探査されている。


クレイグ・クレッツィング博士はこの現象について、「これは私たち人間が耳にアンテナを持っているならば、放射帯が人間の音のように聞こえるということです」と言う。博士は、信号の受信に関しての専門家で、「 EMFISIS 」という、電気と磁場の探査ツール(受信機)を開発した。

博士は、この「コーラス」は、地球の空間に存在する音響波とは違うものであるということを指摘する。

この地球のコーラスは、0 キロヘルツ から 10キロヘルツの間の周波数で構成されているという。地球磁気圏探査衛星の磁気探査のためのコイルアンテナは、これらの種類の周期波を見つけ出すように設計されている。

クレッツィング博士によると、この「コーラスの放出」の探査の任務は NASA の地球磁気圏探査の中でも大きなものだという。

その理由は、いわゆる宇宙衛星や宇宙飛行士たちを危険にさらす可能性のある、いわゆる「殺人電子 ( Killer Electrons )」と、このコーラスが関係あるかもしれないからだ。

放射帯にある多くの電子は、人間や電子機器に影響を与えるほどのエネルギーを持たず、ほぼ無害だが、電子の中には殺人電子も生まれる。

NASA の地球磁気圏探査プロジェクトのデイブ・シベック氏は「殺人電子の生成に関しては多くの議論があります」と言う。

そして、「この地球磁気圏探査でのデータにより、それらの謎を解明する手がかりを得たいと考えています」と述べた。

クレッツィング博士は「コーラス」をステレオ録音することを考えている。

「私たちは地球磁気圏探査衛星を2機もっており、それぞれにレシーバーがあるので、ステレオ録音は可能だと考えています。それらは大きな科学的価値があると同時に、この " コーラス " が発生している範囲がどのくらいの広さにわたっているのかを知りたいのです」。

と博士は語った。





(訳者注) まあ、いろいろと難解な部分はあるようですが、少なくとも、私たち一般人の耳にも上のように、その「コーラス」は聞こえているということもあり、過去記事の、

宇宙空間に「強烈な匂い」が漂っていることを知った日: 「それは焼けたステーキと金属の匂い」と語る NASA の宇宙飛行士たち
In Deep 2012年07月24日

にある「におい」と共に、地球周辺の宇宙というのは「死んだ空間ではない」ということを実感したりします。

過去記事から、地球の放射帯や地球周辺で起きていたことを取り上げた過去記事をリンクしておきます。
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[地球の放射帯]に関連した過去記事:

太陽神ヘリオスの息子「ファエトン」がばらまく地球上空の35個の火球
2011年12月15日




衝撃のデータ: 3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化
2011年05月20日



▲ 3月10日から3月12日までの赤外線のエネルギー量の変化

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[1年前の In Deep ]
2011年10月01日の記事

突如スポットを浴び始めた「水星」(西洋神秘学では最重要惑星)

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2010年10月04日の記事

アメリカを侵略している南京虫は DDT にも耐えられるスーパー南京虫(後編)