2012年12月05日



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インド・オーストラリアプレートの境界で急速な「海底隆起」が起きているかもしれない: NOAA のグラフが示した異常な水深変化



india-australia.png

・インド・オーストラリアプレート周辺の地図。最近起こったことも記した地図を作成してみました。「2日間で400メートル海底が隆起したことが示された場所」というのが今回の記事の場所のひとつです。最近記事にした南太平洋のサンディ島などもインド・オーストラリアプレートの中にあります。
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急激に700メートルも海底が上昇したインド洋の海域


この「インド洋深海の海底が急速に大幅な上昇を示している」ことは10月に知りました。隆起の規模も「数百メートル」という比較的大きなものだったのですが、その時はそんなに気に留めていませんでした。

しかし、その後、10月、11月と下のようなことをこのブログで取り上げ、同時に書いた私自身がこれらによって、いろいろなことが地球に起きている可能性を知りました。



上のそれぞれの過去記事は、地球の大陸の移動やポールシフトのようなことが進行している可能性についての過去記事です。

そして、最近では、今回ご紹介するオーストラリア近郊のインド洋と比較的近い南太平洋上で、「もしかしたら島が消えたかもしれない」というようなことをご紹介したこともありました。

地図から消滅した南太平洋のサンディ島: 古代の超大陸が分裂したと考えられる海域の異変
 2012年11月23日

という記事です。

その上の記事などの内容とこのインド洋での出来事に関係があるかどうかはわからないですが、そのインド洋のことを今回ご紹介したいと思います。

なお、どうして海底が隆起している(かもしれない)ことがわかったのかというと、NOAA (アメリカ海洋大気庁)では、世界の海の多くのポイントで「海の深さと海底の変化」というものを常に調査しています。これは、津波の早期発見のために設営されたもののようですが、同時に「海の深さ」を測定しています。

この調査で示される「海の深さが深くなったり浅くなったりする」という変化は、海底の上昇か、あるいは下降を意味する場合もあるということになるかと思われます。

その海洋調査の概念については、 NOAA で説明されていますので、いくつか日本語を注釈して下にその図を載せておきます。このようなシステムで、深海の調査を世界の多くのポイントでおこなっているようです。

noaa-deep-ocean.jpg
Deep-ocean Assessment and Reporting of Tsunamis (DART) Description より。


今回はこのデータを収集しているサイトの、

Tsunami Buoy 53046 - Evidence of Indo-Australian Plate Tilting?
津波ブイ 53046ポイントは、インド・オーストラリアプレートが隆起している証拠を示しているのか

という記事からいくつか抜粋します。

また、上に示した NOAA の観測ブイの中で、今回の「海底が隆起しているかもしれないポイント」で、作業員の謎の死が起きていることが、インドネシアのメディア「ボルネオ・ポスト」の報道でわかりましたので、その記事も最後に翻訳して掲載しておきます。




海底ポイント53046 の8月から10月までの「水深変化」の記録


この先にも同じようなデータが続きますので、まず、グラフの見方のようなものを簡単に記しておきます。データはすべて NOAA からのものです。

・2012年10月15日〜10月17日

左がメートルで、下が日付けです。

ndbc-53046-01.png


グラフが下降している場合は水深の値が小さくなったということで、(他の理由も考えられるでしょうが)、海底の隆起を意味することなのかもしれません。

もちろん、水深が変化する理由は他にもいろいろあるとは思います。

ただ、今回は、水深の変化の規模が最大で 700メートルに達していて、誤差の範疇とはいえない面もあります。



・2012年8月20日〜9月3日

n2-530466.png


上のグラフで 8月30日に数分間で100メートルの変化という、短い間に大きな変動があったことがわかります。



・2012年10月15日

n3-530465.png


上の例では、数十秒の間に数十メートルの幅で水深に変化があったことがわかります。

そして、上の不安定な状況が見られた翌日から、水深は急激な勢いで減少(多分、海底が上昇)を開始します。



・2012年10月16日〜10月18日

53046-1016.png


これで、この観測ポイントは、8月20日には水深が4650メートルあったものが、10月18日には 3900メートルの水深となったということになります

仮にこれが海底の隆起が原因の場合ですと「2ヶ月で700メートル海底が上昇(隆起した)」ということになると思われます。


そんなわけで、原因は「海底隆起」ではないかもしれないとしても、いずれにしても、2ヶ月ほどで数百メートルの水深の変化があったことは事実のようです。潮流などの関係でこういうことも起きるのかもしれないですし、そのあたりはよくわかりませんので、海流や潮流にお詳しい方などの研究を期待したいと思います。


ところで、最近は、たまに昔のウェブボットを引用することがありますが、今回も「ふと思い出した箇所」を抜粋しておきたいと思います。2009年3月7日配信のものからです。「インド洋に新しい陸地が出現するとのデータ」ということにふれた下りです。


ALTA レポート 1309 パート0
Web Bot 2012.03.07

・沿岸部の海面上昇の現象は、南極の海底火山の活動と深い関係がある。この海底火山の活動によって、アルゼンチンとチリの間にあるティエラ・デル・フエゴ群島で海底が隆起し、新しい島が出現する。

・インド洋にも新しい陸地が出現するとのデータがある。この陸地はいまはまだ海底だが、それは海中を航行するときに問題を引き起こす。

・海面上昇の一つの原因は地殻外皮の隆起である。隆起によって、海水がいわば押し上げられるのである。これにより食糧生産が大きな影響を受ける。それは漁業だけではなく農業にも影響する。この影響は10年間続く。

・一方、北極では氷が溶けるこれまでにない新しいパターンが見られるようになる。これは大きな危険を呼び起こし、主要なメディアで報道されるところとなる。

・さらに、北極では様々な地殻活動が活発化する。北極圏における環境変化は、世界の民衆に大きなショックを呼び起こす。これがきっかけとなり自給自足経済圏を構築する運動が興隆し、その成功例が数多く報告されるようになる。その報告は人々の意識の覚醒を即す。そして世界的な革命運動へとつながってゆく。




南太平洋のサンディ島の場合は出現せずに「消えた」(かもしれない)わけですが、仮に今回のインド洋ほどの数百メートル規模の海底の変動が繰り返し起きるのなら、「新しい島が隆起する」という可能性もあるのかもしれません。


そういえば、2年以上前の過去記事ですが、インドネシアで「新しい島が出現した」という現地の報道がありました。ホントに新しい島なのかどうかは不明ですが、現地の人々はそう言っていたそうです。

下の記事と写真です。
写真はイメージ写真の可能性もありますが、当時の報道にあったものをそのまま掲載しています。

インドネシアのバリ島海域に新しい島が突如隆起
 2010年11月14日



▲ 2010年11月に、インドネシアのバリ州ジュンブラナ県の海域に突然現れた山。


map-11-14-2012-12-02.gif

その時の場所を地図で見直してみましたら、上の「A」なんですが、今回の海底隆起の場所のすぐ近くだったようです。今回の場所には★をつけました、



そんなわけで、場合によっては今後いろいろとありそうなこのあたりですが、以下、この観測ポイントで作業員が謎の死を起こしたことに関しての記事です。




Tsunami buoy maintenance halted after fatal accident
Borneo Post (インドネシア) 2012.10.20


津波観測ブイが死亡事故のために停止された


サバ地区の東海岸のシパダン島にある津波観測ブイのメンテナンスの際に発生した死亡事故のために、ブイは停止しているとマレーシアの環境省は述べた。

このメンテナンスは、国立の早期津波警報システム( SAATNM )のメジャー・メンテナンスプログラムだったという。死亡したのはメンテナンスに当たっていた専門家チームのスティッグ・エリック・リン氏だ。

リン氏は警察の将校専用機で病院に搬送されたが、すでに死亡していたという。現在、事故の原因を調査するために技術専門家たちが現場に派遣されている。

リン氏は、この分野でのベテランのひとりで。2005年からこの津波警報システムに関わっており、最もこのシステムを熟知している専門家のひとりだった。科学技術担当大臣のマキシマス・オングキリ氏は、追悼の意を国家として表明した。






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