2012年12月27日



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地球に向けられた「太陽の暗黒の3日間」: 初めて観測衛星が地球の姿をとらえた時に「その光は消えた」



solar-2012-top-07.jpg




確かにそこから光は出ていなかった3日間


今日は要点を絞りたいですので、できるだけ短めにまとめたいと思います。

写真、動画といろいろありますが、今回の記事の要点は「12月17日から21日まで消えたように見える太陽の光」についてです。

先日、

「暗黒の3日間」を実際に NASA の太陽観測衛星で見た日: そして、12月21日から突如として「凶暴化し始めた地球」
 2012年12月24日


というタイトルの記事を書きましたが、その時の NASA の太陽観測衛星 SOHO のその「3日間」の写真をすべて入手し、それを見てみました。

短い動画も作りましたので、後で貼っておきます。下はその動画を作った写真を連続に並べたものですが、それが動画になっているとお考えいただければ幸いです。

solar-2012-17-21.jpg


上の写真の中あたりで、「黒い部分」が見えている部分がありますが、ここは本来でしたら、この NASA の Behind HI1 というカメラからですと、「いつも太陽の光が写っている」と考えていいかと思います。


もともと、このことを知ったのは、NASA の記事そのものからでした。

その記事をまずご紹介しておきたいと思います。
NASA の SOHO サイトの週間報告のような記事です。

タイトルは「太陽観測SOHO の後ろに2012年12月21日まで地球とポルックスが見える」というもので、下の写真のように、太陽を背後から撮影している太陽観測衛星に「地球が映り込む」という珍しい写真なのですが、ちょうどその頃に・・・太陽からの光が消えていたことを私も含む太陽観測ファンたちが発見していたのです

とりあえず下が NASA の記事です。

ちなみに、写真の右上にある星を英語では Procyon (プロキオン)としていますが、これは後になって、NASA が「ポルックス(Pollux)」という星だと訂正していましたので、こちらで日本語で訂しました。


EARTH NOW VISIBLE IN STEREO BEHIND'S INNER HELIOSPHERIC IMAGER (DECEMBER 21, 2012)
SOHO Pick of The Week 2012.12.21

太陽観測SOHO の後ろに2012年12月21日まで地球とプロキオンが見える光景

SOHO の STEREO Behind 宇宙観測艇は、「HI 1 - B 」と呼ばれる望遠鏡から太陽を撮影する視野を捕らえる軌道に入るために遠方へと移動している。

そして、その HI 1 - B に下のように「地球が写った」のだ。

20121217_Earth.jpg


Hi2 という望遠鏡から地球の姿がとらえられたことはあるが、この HI1 から地球の姿がとらえられたのはこれがはじめてのことだ。

もうじき、地球の姿は HI1 の正面から見えるようになるはずだ。

2015年には、地球が2機の SOHO 観測衛星の両方から撮影される機会が訪れる。



そして、下が「上の写真の日の太陽と地球が一緒に写る12月21日までの3日間」を並べて作った動画です。

写真から作ったものなので、動きがスムーズでなくてすみせん。

Three Days of Darkness / 太陽活動 2012-12/17-12/21




上の NASA の記事の「Sun」と矢印がある場所から「光が届かなくなった」のが 12月17日で、そして「太陽と地球が揃って撮影された12月21日」には、光は戻っていたのです。なんだか出来すぎな感じもするんですが、これがどういうようなことなのか。

合理的な原因がつくものなのかもしれないですし、科学的なことに関して私は何も書くつもりはありません。




果たして、新しい世界の「始まり」は本当に「始まった」のか


ところで、過去記事に、

マヤ長老評議会の議長の言葉から思い出した「マヤ族にとっての1万3000年前の意味」
 2012年10月22日

というものがあり、そこに「マヤ族の伝説」について、マヤの長老評議会の代表者ドン・アレハンドロ神官が述べた言葉を引用したことがありました。

そのことを再び抜粋しておきたいと思います。

ドン・アレハンドロ神官にインタビューした人類学者が書いたものです。


マヤカレンダーのメッセージは、ホピ族およびマヤ長老評議会が確定した終末期の開始時期(2007年10月26日)から7年間(2015年まで)に時間の窓が開き、この期間にポールシフトが起こるということだ

それは、すでに現在起こっている地球磁場のシフトのことではない。地球の南極と北極が逆転する物理的なポールシフトのことである。



とあり、今の期間を「地球の時間の窓が開く時間」としているのです。


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▲ 2006年6月21日にボリビアのティジュアナコを訪れた際のマヤ長老評議会のドン・アレハンドロ神官。



そして、大きな環境変動の後に来る社会がどんなものかということについては、ドン・アレハンドロ神官の言う、その世界がどんな世界かというと、


世界は変容し、人類は、相互理解と社会的正義、ならびに平等が支配する共存共栄の時期を向かえる。これが人類の新しい生き方だ。

われわれ一人一人は宇宙と関係をもっている。この関係がわれわれの態度が他の人達と調和しているかどうかに反映するのだ。変化のときはきた。

相互に互いを理解し、より人間的になるときがきたのである。


マヤ神官の2009年の言葉と祖先たちの帰還の儀式より)



ということのようです。

今後、そんな理想的な人類社会が訪れるのかどうかは私にはなんとも言えない部分のほうが大きいですが、しかし、「激しい地球の環境変化」のほうは、もはや今ではどなたでも感じていらっしゃるのではないでしょうか。


人類が変わるかどうかはわからなくても、地球は変わるように思います。


「暗黒の3日間」がその始まりなのかどうかもわからないですが、あの写真の「黒い部分」は確かに地球に向いていたのです。