前記事: 様々な火星の「リアル」: 強調修正された 214枚の写真に浮かび上がる光景の中の現実と「非」現実(1)
▲ 火星無人探査機キュリオシティのボディの横に写る火星の「岩」。
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宇宙の姿は「その人の心のなかにある宇宙の姿とその真実でいい」と思う2013年からの年
今年2012年は「火星に関しての記事」は確かにとても多かったと思います。
今回はそれらの中から「火星探査」に対しての過去記事のリンクもピックアップしておきたいと思います。何しろ、現実に「その惑星を地球の機器が調査のために走っている」太陽系の惑星は火星だけですし、気になる部分は確かにあります。
しかし、今はもう私はこんな感じで思っています。
「NASA がどう発表しようと、科学的にどう結論づけせられようと、火星はオレの思う火星でいい。そして、みんなの思う火星でいい」
と。
そして、これは宇宙全体にに言えることだとも思います。
「宇宙の姿と真実はオレの思う宇宙でいい。そして、みんなの思う宇宙でいい」
というように。
私個人は 2013年から地球の環境の激変含めて、人類の考え方までも大きく変化していくと考えています。
その渦中で、私自身に関しては、生き残って 2015年を迎えるとはほとんど思っておらず、要するにあと2年くらいの間で私自身は「生命としての終焉を迎える」とは思っています(ここから数年間くらいの環境の変動はそれくらい激しいと思います。私のようなヤワな人間が生き残れるような世界だとは思っていません)。
数年後に、私は「意志のない DNA 」として塵や微粒子と共に、大気の中に漂ったり、地中に沈殿しながら数百万年後の「半減期(消滅)」を待つということなのだと思います。
話がいきなりそれましたが、いずれにしても、私は 2008年頃から少しずつ自分の中で変化していった「宇宙の姿」への思いとして、「宇宙の姿は自分の精神の中の反映の姿なのかもしれない」というように曖昧とした考えを持てるようになったことはとても幸せなことだったと思います。
権威者や科学者が、
「宇宙とはこういうものなのである! それを信じなさい」
と語る宇宙の姿に従うのではなく、
「自分の中に漠然と存在する宇宙」
のほうを重視する。
あるいは、重視するという言い方がよくなければ、「それを好きになる」という言い方でいいかもしれません。
そういう生き方と考え方が少しだけできるようになった2012年だったかもしれません。
では、今回は、2012年の「火星探査関係の記事」のリンクをピックアップした後に、昨日の続きのフォトギャラリーの写真の中から何枚かご紹介します。
ただ、下のリンクの中で最初にピックアップした「火星に何が起きた?」というタイトルをつけたことについては気になっています。
かつて火星で検出されていた「メタン」が今回検出されなかったということで、何か、途方もない激変が火星で起きたのではないかというようなことを思いました。
2012年3月には、こちらの記事でご紹介した、下のような「 240キロメートルの高さのモヤが上る」みたいなことも火星で実際にありましたし、火星で最近大きな環境変動が起き続けていることは事実のような気もします。
▲ この「 240キロメートルの高さ」というのは、たとえば、地球で実際に起きている噴火の規模として最大級に近いフィリピンのピナツボ火山の1991年の噴火での最大の火山灰の高さが約 34キロだったことを考えると、「まさに壮絶な自然現象」だと言えると思います。
2012年の「火星探査」に関しての記事
・火星に何が起きた?: 太陽系の激変が続く中で「火星の大気から検出されなくなったメタン」
2012年11月04日
・NASA のバイキング2号の写真再分析で「火星の生命存在が証明された」という米国報道
2012年04月14日
・NASA の火星無人探査計画が無駄な理由: 1976年にバイキングがおこなった火星地表の質量分析から 36年経って進化しない観念
2012年08月12日
・キュリオシティへの無関心を貫けない夏の夜
2012年08月19日
・NASA が行うと思われる「火星の生命についての歴史的発見」の報道を見て
2012年11月25日
・火星に何が起きた?: 太陽系の激変が続く中で「火星の大気から検出されなくなったメタン」
2012年11月04日
・NASA のバイキング2号の写真再分析で「火星の生命存在が証明された」という米国報道
2012年04月14日
・NASA の火星無人探査計画が無駄な理由: 1976年にバイキングがおこなった火星地表の質量分析から 36年経って進化しない観念
2012年08月12日
・キュリオシティへの無関心を貫けない夏の夜
2012年08月19日
・NASA が行うと思われる「火星の生命についての歴史的発見」の報道を見て
2012年11月25日
上の過去記事は、ほぼすべて NASA に批判的なものですが、そのあたりは、まあ、「批判」がメインではなく、「私たち人類と宇宙(や神)との関係」を破壊しようとし続ける現在の宇宙科学全体に対しての苛立ちのようなものからくるものなのかもしれません。
このあたりは年が明けましたら、再度、ジョルダーノ・ブルーノさんあたり引き合い出して書いてみたいと思います。このことに関して2013年は2012年までほどの容赦はないと思います。
ついでですし、現代のジョルダーノ・ブルーノを作り出さないために (2012年03月01日)とい記事に引用したブルーノの『『無限、宇宙および諸世界について』』からの抜粋をふたたび引用しておきます。
ジョルダーノ・ブルーノ『無限、宇宙および諸世界について』 第五対話より。
天の真実とはいかなるものであるかを知らせるために、君は説きつづけたまえ。
万物の真の実体、素材、活動、動力とはいかなるものであるか。感覚されうるあらゆる合成物は、どのようにして同じ原理、元素からつくられるのか。
無限なる宇宙を認めることについて確信をもたせてくれたまえ。
この我々の星、世界も、我々の目に入るあのたくさんの星、世界も、同じものからできているのだということを知らせてくれたまえ。
巨大で広大な数限りない諸世界のなかで、どの一つをとっても、他の、より小さな無数の世界と、同じ秩序で結ばれていることを、繰り返し教えてくれたまえ。
扉を開いて、この星もあの星も相違ないことを見せてやりたまえ。この世界同様、他の諸世界も自立自明していることを示してやりたまえ。
万物の運動はその内にすむ霊魂から生じることを明らかにしてくれ。
特に最後の、「万物の運動はその内にすむ霊魂から生じることを明らかにしてくれ」と私もお願いしたいけど、誰にお願いすれば?(笑)
というわけで、変な展開になりましたが、前記事「 様々な火星の「リアル」」でご紹介したサイトから、「自分の心の中の火星に忠実に修正した火星の写真」のサイトから何枚かご紹介します。
ただ、前記事にも書きましたが、強調や色修正はしていますが、いわゆる「「加工写真」ではありません。そういう意味では「本当の火星の写真」です。
では、ここからです。
214 Photos Of What Mars Really Looks Like
Before It's News 2012.12.25
火星は本当はどのように見えているのか?と題された 214枚の写真
(訳者注) オリジナルにキャプションはほとんどついていません。タイトルとかたまにあるキャプションは私がつけたものです。
・寂しそうに座る岩
・キリンくん
・「お前はカエルだ」とは言われたくなさそうな岩
・山の上をよく見ると
上の写真の矢印のところを拡大しますと、下のような「岩」がいくつか。
・お気に入りの写真
まずは NASA の発表写真。
上の写真の「作者に見える真実」は下のような風景。
いろんなものがそこに。
今回の締めにはさらに好きな一枚を。
NASA のオリジナル
そして、上の写真の作者による「火星の真実」
さて、いよいよ 2012年もあと2、3日ですかね。
12月31日あたりにはなんか気の効いたことも書いて今年を締めたいです。
そういえば、先日、ブラジルで「光の塔」が立ったという映像がアップされていました。
私も年の瀬にこういうの見てみたい気もします。
でも、見られないのもそれが普通の日々ということで、見られないのも幸せなことかも。