2013年01月04日



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「デジャヴ(既視感)はパラレルワールドの存在と関係がある可能性」に言及した米国のミチオ・カク博士



夢やデジャヴで私たちが見て体験しているものは「どんな存在」なのか?

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▲ 今回の記事とは全然関係ないんですけど、ちょうどマヤカレンダー騒動の日付けが終わった翌日の 2012年 12月 23日にロシアのモスクワの上空に出た「 DNA の形をした雲」。Unusual World より。私自身、こういう雲はよく見ますけれど、ここまできれいな二重らせんのものは見たことがないです。






 

混乱と混沌の中にあったこの数週間の状態は落ち着いていくのですかね


昨年の暮れは、個人も法人も確かになんだか混沌としていました。

オーストラリアの首相の発言(映像)とか、ロシアの首相の発言(字幕つき映像)とか、いろいろと混乱・・・というか、グタグダになっていた感がありますが、台湾でも数日前に連日、「台湾に宇宙人が現れた」という報道を報道各社がテレビなどで流していました。

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やっぱり「混乱しているのかなあ」とやや思います。
娯楽番組ではなく「ニュース」ですしね。


いや、私自身もなんだか今でも精神的には混沌としているんです。

そんな中で、最近また、中国古代神話の人類の創造神である「ヌーワ」と精神的に対峙していて、

「どうしてオレは今ここにいるんだ?」

ということを、相当混沌とした気持ちの中で自分と(見えない)ヌーワに問いかけています。


ヌーワに関しての記事は、以前のブログの「クレアなひととき」のものですが、

中国の天地創造神話 - 女媧(Nüwa)
 クレアなひととき 2011年06月01日

人類の未来(5):神話が教えてくれる「女性」
 クレアなひととき 2011年07月02日

などがあります。

上のうちの後者の記事は一昨年のものですが、この記事の一番最後のほうに、これから「男女」、あるいは人類が向かう方向として下のように私は書いています。


消滅を目前にしたみずがめ座の時代の男性の最大の役割とは

古代神話から読み取ることのできる「男性と女性の存在の概念」については他に下の2つのことがあります。

男性の役割は、本来、女性とは関係のないところにあり

そして、

女性もまた男性とは関係のないところにある

ということ。

では、双方が何に関係しているかというと、男女とも相手は「宇宙」(のようなもの)であり「世界」(のようなもの)であり、言い方によっては「神」(のようなもの)とかそういうものです。

そして、それらはまた「母なる地球」と呼ばれる理由を持つ女性自身でもあるのですが。

男女のどちらが「この宇宙から最初に消えていく」のかは、今さら書くまでもないと思いますが、一応書きますと、男性です。実際に Y 染色体を減少させ続けている男性が先に消えます、物理的に考えても合理的な考えだと思います。

では、「男性がこの宇宙に存在している最大の目的は何か」ということを、特に私たち男性は知る必要があります。

それは、ヌーワ(つまり宇宙で単一の女性)の心の空白を永遠に埋めるものをこの地球(あるいは宇宙)に文明として残すこと。

それが終わった宇宙から順次、男性(の染色体を持つもの)は消えていくということになると思います。



というようなことを書いていましたが、昨年の末あたりからまたこのことをよく考えるようになりました。

まあしかし、このことはまた別の話として、いつの日か。



そして、最近の「水没関係」の話からも離れまして、昨日の記事、

水没していく地球に住む私たちの 2013年からの決意
 2013年01月03日

の最後に、「夢やデジャヴはパラレルワールドと関連あるのか?」というようなことを書きましたので、その記事翻訳してご紹介しようと思います。

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夢やデジャヴで私たちが見ているものは何なのか?


今回の記事はミチオ・カク(加來道雄)博士という、近年、米国メディアに頻繁に出る米国の日系3世の物理学者の話の記事ですが、難解なものではなく、軽い感じのものです。

カク博士の専門そのものは、超弦理論だとか量子力学などの難解な物理学の専門家ですが、「この世には多くの宇宙が同時に平行して存在している」というパラレルワールド理論を早くから支持した人です。

そして、今回、カク博士は、「デジャヴは、異なる宇宙から移転してきたことと関係あるかもしれない」という興味深いことを言っていました。要するに、デジャヴは「他の宇宙での体験との原子の波動のリンクと関係する」というような意味合いだと思います。


ところで、この「デジャヴ」という意味の正確な定義を Wikipedia から抜粋しておきます。


既視感

既視感(きしかん)は、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることである。デジャヴ(デジャブ)(英語を経由した発音)などとも呼ばれる。



また、上のページには「未視感」というセクションもありましたので、抜粋しておきます。


未視感

既視感と逆に、見慣れたはずのものが未知のものに感じられることを「未視感」という。「ジャメヴ」とも呼ばれる。



この「未視感」って私は結構あるんですよ。
いつも見ているのに「見たことのないものに感じる」という感覚。

いちばん多いのが「文字」なんです。

普通のひらがなとかが、突然、「なんだこれ?」とわからなくなるんです。

もちろん、読めるんだけど、その文字の形が「見たことのないものの」のように感じて気持ち悪くなることがあります。


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▲ 突然、文字が変に見えてきたりすることってないですか? 上みたいに見えたりして、困ることがたまにあります。


そういう時はとにかく視線を逸らします。




既視感と未視感と「存在しないもの」が混在する夢という場所


最近、「夢」のことを書いていましたが、夢のすごいところは、上の「既視感と未視感が同居している」ところに、さらに自分の実際の世界の中には存在していないものも出てくる、というところにあります。

過去も未来も架空もゴチャゴチャになっていて、ないものまで登場するのに「しかもまるで本当のように感じる」という「夢」というものを私たちは見る。



夢に関しては、昨日の記事で、元旦から2日くらいまでに見た夢を書きましたが、最近、夢が具体的で激しくなっています。

昨日なんか、ロサンゼルス(あるいは西側に海岸がある華やかな街)らしき場所が複数の核攻撃を受けて、私はちょうどの現場に居合わせた「夢」を見ました。

灰と化した人々が白い雪みたく道の上に積もっている。


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▲ 昨日、夢の中でいた街では何カ所かでこのようにキノコ雲が上がりました。


ところが、やはりコワイとかの感情はあまりないのです。
淡々としている。

ただ、夢の中でも「逃げる方向の計算」とかはしているんです。

「あの方向でキノコ雲が上がったから、そっちの地下街から向こうのビル側に行ったほうがいい」

とか思いながら行ってみると、そこは灰と化した「元人間」の雪が積もっている。


まあ、こういう極端な夢を連日見るというのは自分の感情の変化と関係あると思うのですが、しかし一方では「社会全体の精神的混沌」を感じているという可能性もあるような気はします。

それとも、やっぱり疲れているのかなあ。
この世の飽和状態に。


話がおかしな方向にいきましたが、今回の本題は久しぶりの軽い話題で、「デジャヴ」と「パラレルワールド」の関係についての話です。

ここから本題です。





Can Parallel Universes Explain The Déjà Vu Phenomenon?
Messagetoeagle 2013.01.01


パラレルワールドは、デジャヴ現象を説明することができる?


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▲ デジャヴとパラレルワールドに関係があるという説が存在する。


デジャヴ(既視感)を経験したことがあるだろうか? デジャヴは、実際には経験していないのに、経験したような感覚を持つような感覚のことだ。デジャヴの語源はフランス語だが、その意味である「すでに見たこと」という意味が英語などの言語にも転用された。

デジャヴという奇妙なこの感覚は、長い間、超常現象から神経障害までを含む原因として説明されてきた。特に、心理学や脳神経学の研究対象として注目された。

科学的には、既視感は予知や予言ではなく、記憶異常であると考えられるのが現在の一般的な科学的見解だ。

近年、より多くの科学者たちがこの現象についての研究をおこなっており、デジャヴに関して、今までになかった新しい理論のいくつかが発表されている。そして、新しい理論の多くは、デジャヴが単なる記憶異常に起因するものではないということを示唆している。

心理学の面からの新しい理論と同時に、より神秘的な説としては、「生命の旅」の中での過去の記憶と結びついているというスピリチュアルな意見もある。

しかし、いろいろな説が出る中でも、いまだにデジャヴはミステリーであり、その原因が合理的に説明されたことはない。


その中で、大変に興味をひく理論のひとつが「デジャヴがパラレルワールド(平行宇宙)の存在と関係している」という可能性に関しての説だ。



今では多くの人が知るところとなったが、私たちの存在しているこの宇宙は単一ではないという理論が存在する。数多くの宇宙が互いに平行して存在しているという説で、多元性の中での宇宙の存在は「パラレルワールド」と呼ばれている。

そして、米国の著名な物理学者ミチオ・カク博士によると、デジャヴは「異なる宇宙からの転移、あるいは(波動の)同調と関係あるかもしれない」という。

カク博士は、量子物理と超弦理論の専門家だ。



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▲ 素粒子論と超弦理論の理論物理学ミチオ・カク博士。日系アメリカ人3世。


ノーベル賞学者であり、パラレルワールドを提唱した理論物理学者のスティーヴ・ワインバーグ博士の説を、カク博士は支持している。私たちの存在しているこの宇宙には同時に無数の宇宙が平行して存在しているという理論だ。

カク博士はこれを日常にたとえて以下のように説明してくれた。

「駅からあなたの家に帰るまでに、あなたは非常に数多くの違った種類の、違った周波数の電波に満ち溢れた中を歩いています。その数は無数ともいえるもので、本来ならそこから意図的に何かを選ぶこなどできない。でも、たとえば、あなたが車でラジオをつけると、その中のひとつのラジオ局から音楽が流れる」。

「そのラジオの電波は他の電波と干渉していないにも関わらず、しかし、他の無数の電場も同じ場所に存在しています。電波の持つエネルギーにもそれほどの差はないのです。選ばれたラジオ局は、ただひとつだけ(あなたが選んで)同調したものです」。

「同様に、私たちの宇宙も、私たちの一つの身体と一致するように調整されている可能性があるということです。特定の宇宙に対応するように、その宇宙の振動(波動)の中にある原子から私たちの身体は成り立っているのです」。


パラレルワールドは、それぞれの宇宙は同じ振動数で振動していないが、ひとつの宇宙と他の宇宙が「同調するとき」に、宇宙と宇宙の間で転移が発生すると理論的には考えられているという。

もちろん、デジャヴがパラレルワールドと関係しているかどうか実際のところはわからないが、カク博士は、「パラレルワールドの中で他の宇宙と同時に振動しているとき」の状態のひとつとして説明することはできるかもしれないと述べる。