2013年02月20日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




『高度な核実験が成功したのはアメリカのお陰』: 北朝鮮が新しい対米挑発動画を YouTube にアップ



北朝鮮関係の記事は「目立つこと」があった場合には取り上げているので、今回の「動画」も資料として掲載しておきます。

朝鮮日報の韓国語版の下の記事で知ったもので、今日初めて存在を知りました。

chosun-002.jpg

chosin-2013-02-20.png
北朝鮮が、核実験をアメリカのせいにする動画をアップ。オバマ大統領が炎に包まれる
朝鮮日報 (韓国) 2013.02.20


これは 2月17日に北朝鮮当局が YouTube にアップしたとされる動画です。

日本語の字幕を入れました。
細かい部分は間違いがあるはずですが、まあ全体の意味としてはこのようなものだと思います。

こういう動画は削除されたり ID ごと消えたりしやすいですので、その下にスクリーンショットも貼っておきますね。

北朝鮮『米国のお陰だ』- 日本語字幕





なお、2013年になってから In Deep でご紹介した北朝鮮発の映像の流れとしましては、

世界は今や「子供の王国」?: 朝鮮中央放送での「南北協力断絶に関しての8つの第一措置」アナウンス全文
 2013年01月26日

6-chosun.jpg

▲ YouTueb 「北朝鮮中央テレビ:韓国との関係断絶についての8つの第1措置」より。


というものがあり、その後に、

「こんな奇妙な国って他にないかも」: 北朝鮮のソフィーが教えてくれた偉大なインフォメーション
 2013年02月11日

dream-04.jpg

▲ 北朝鮮が YouTube にアップした「北朝鮮 祖国平和統一委員会 製作『銀河9号に乗って』 」という動画。内容は上の記事にあります。


というようなことがあった後、今回の動画のアップという流れとなっています。




炎に包まれるオバマ大統領のコラージュまで入れられ


今回の動画には、オバマ大統領の姿が写っていることが「直接的だ」と海外のメディアで話題になっています。

朝鮮日報の記事を読むまで気づかなかったのですが、50秒あたりのところで「炎に包まれて歩いている男性」がオバマ大統領。

obama-2.jpg



北朝鮮の考え方や、外交姿勢への予測にはいろいろな論調などがありますが、予測になど意味はないとわかっていますので、私自身はそのあたりにはふれません。

というか、金正日国防委員長の時代から、日本、韓国、中国、米国、ロシアなどの国や政治評論家で、北朝鮮の動向に対しての正確な把握や予測はほぼ皆無で、それは今も同じように思います。

その最大の理由がこちらの記事にも書いた「子どもの王国」という概念にあるように思います。私自身が子どもの理論で動くことが多い人間なので何となくわかるのです。

「子どもの王国」の理論は、大人の理論では計算できないものがあります。

そして、いつの時代でも「多くの子どもたちが実は心底、大人を馬鹿にしている(大人は気づかない)」のと同様に、北朝鮮もそうなのかもしれないと昔から思います。大人とは、上に挙げた日本、韓国、中国、米国、ロシアなどの国、あるいはもっとたくさんの国々です。


変な話ですが、私には北朝鮮の金一族と、1970年代の漫画の「マカロニほうれん荘」のキンドーさんがダブッて見えたりします(顔も体型も似ています)。

kindo-kin.jpg

▲ マカロニほうれん荘より。サングラスではないほうは、すべてキンドーさん(一コマごとにキャラの姿や形が変化していくのがこの漫画の見所でした)。本名は「金藤 日陽」。北朝鮮の初代総書記の金日成と似た表記でもあります。


マカロニほうれん荘も今となっては、30年以上前の漫画ですので、ご存じない方もあるかと思いますが(Wikipedia)、私の中学時代などでは多くの男の子たちの「バイブル」でした。

キンドーさんは、登場人物中でもっとも年長(40歳)だったのに、最後まで「大人の理論」を拒否し、排除し続けた、架空とはいえ「本物の精神的アナーキスト」だったと今でも思います。だから、漫画のストーリーも先がまったく予測できないし、実際、「ストーリーなど存在しない回」はよくありました。

大人の理論というのは、つまりは「秩序の理論」ですので、それがなくなると、「予測の基準の根底」が消えるのです。


しかし、こんな話の逸れ方をしても仕方ないですので、やめておきます。



上の動画が削除されたりした場合のための保存用として、下に動画のスクリーンショットを貼っておきます。

画像の下は翻訳です。

1-nur.jpg

「アメリカのお陰だ」



2-nur.jpg

「相手への敬意もなく平等心もないアメリカの北朝鮮への不公正なチンピラ行為が度を越える中、私たち北は今回の核実験を行った」



3-nur.jpg

「米国のこの70年間にわたる極悪非道な対北朝鮮敵視政策が、北を地球上で最も強力な軍事大国になるようにしたといっても過言ではない」



4-nur.jpg

「弱肉強食を生き残る法則とする米国とは言葉は通じない。したがって、米帝侵略者たちに向かって行われた北の高いレベルの核実験は高度な核抑止力となる」



5-nur.jpg

「その意味で、米国は北を核試験へ導いた実質的案内者であり、したがって、これは米国の「お陰」だと言わざるを得ない」



6-nur.jpg



7-nur.jpg



8-nur.jpg

「再度言うと、北の第三次地下核実験は徹頭徹尾、北の安全と自主権の守護のための敵対勢力への実質的な対応措置であり、米国にはもうあまり時間がないことを厳粛に警告する」



9-nur.jpg

「世界の人々が見守っている。米国はこれに答えなければならない」



10-nur.jpg


ここまでです。

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。