2013年02月21日



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太陽の天使の再来



今日の話は何とでも言える(あるいは見える)ような話ではあるのですが、「太陽の周囲」に関しての話題ということもあり、ご紹介することにしました。

太陽の周囲と私の「因縁」については、最近の記事では「太陽騒動から3年目の 2012年に再び太陽の周囲に集まる「巨大物体」たちを前に無視もできずに呆然と見つめる私」など書いていて、たまにこの場でグチってたりしています(苦笑)。






 

さて、今回ご紹介するその写真。
下の太陽の写真です。

2013年02月20日 07:48 / NASA SOHO (太陽観測衛星) LASCO C2

solar-angel-01.jpg
▲ 実物は、残っていれば、写真番号 h20130220_0748_c2_512 にあります。



上の写真で、太陽の右下に白く見えるものを拡大してみます。

solar-angel-02.jpg



さらに拡大すると、このようになります。

solar-angel-03.jpg



これを取り上げた理由としては、タイトルの通りに「再び現れた」からです。
つまり、実は昨年も同じ形のものが太陽の周囲に写っていたのです。


下の写真が昨年のものです。

2012年10月15日 08:24 / NASA SOHO (太陽観測衛星) LASCO C2

solar-angel-2012.jpg


こういうものは「単発」だと、話題としてはフロック感が強いのですが、同じことが繰り返し起きてくることによって、強く印象に残るというところはあります。


いろいろな形の光のようなものは、太陽の周囲に常に頻繁に写っています。

多くは彗星などですが、中にはこのようによくわからないものもあります。太陽写真に不明なものが写る理由として、画像データが太陽の磁場や宇宙線に影響されると NASA は述べています。

なのでまあ、こういうものも、「実際に写っているのではなく、何らかのデータの損傷」という可能性は強いわけで、それはそれでいいと思います。

上のものも、どういうたぐいのものかはわからないですので、ご判断はお任せいたします。
ちなみに、 SOHO の他のカメラでは確認できませんでした。





太陽画像の検索方法


ところで、 NASA の SOHO の太陽画像検索は、今ひとつわかりにくい面があると思いますので、今回、SOHO の画像検束を今回の画像を探す方法として、ご紹介したいと思います。

どうしてかというと、 NASA は実際に頻繁に写真を削除したり修正したり、ということをしますので、後になっても NASA のサーバ上にない場合もあるからです。

陰謀論とかとは関係なく、「写真の修正と削除」に関しては、数年 NASA のウェブ上にある写真を見ていて、実際に何度も起きていることですので、普通のことだと思います。どうして修正するのかの理由はわからないですが、いろいろと立場などあると思いますので、仕方ない面はあるのかもしれません。

それでは、検索の方法です。





SOHO の太陽画像検索

1. NASA の SOHO サイトの画像検索サイトに行く

下の URL です。

Search and Download SOHO Near Realtime Data

下のようなページが表示されます。

soho-2013-01.jpg


いろいろ分類があって、その選択や入力が面倒な部分です。

特に、下の Image Type という部分がわかりにくいと思いますが、これは、観測衛星に搭載されているカメラの種類や、あるいはその様々な撮影の波長による違いなどです。

今回は上の「太陽の天使」の写真の検索を例にして説明いたします。



2. サーチ設定をする

下のように設定します。
日付けは、8桁で入力します。年月日を数字で並べて入れれば、どの日でも検索できます。
上では2013年02月20日ですので、「20130220」となります。

lasco-co2.png


すべて入力した後に、「 Search 」をクリックします。

下のような感じで、一覧が表示されます。

soho-images-02.jpg


1日全体でも結構な画像の数となりますので、長い期間設定だと表示が重くなります。







なお、参考までに、過去の In Deep の記事の「太陽」、あるいは「宇宙の天使」の関係の写真を掲載しておきます。




あるいは宇宙の天使かもしれない様々な事柄



ソ連の宇宙飛行士たちが見た「宇宙の天使」



▲ 過去記事「1984年にソ連の宇宙飛行士たちが宇宙空間で見た「天使の顔と翼を持つ光」の写真とビデオの存在が確認される」より。



太陽から吹き出た「天使」



▲ 過去記事「太陽から吹き出たプラズマの形は十字架? 女神? それとも天使?」より。



天使とは関係ないですけれども、昨年の12月に、

「暗黒の3日間」を実際に NASA の太陽観測衛星で見た日
 2012年12月24日

という記事に下の SOHO の写真を載せました。




これ以来ということでもないでしょうが、地球の気候は大荒れとなり、多分、そのまま現在に続いています。

太陽関係の記事は過去に非常に多くありますが、今年はさらに多くの現象が見られるかもしれません。個人的にはそう思っています。