今日の話は何とでも言える(あるいは見える)ような話ではあるのですが、「太陽の周囲」に関しての話題ということもあり、ご紹介することにしました。
太陽の周囲と私の「因縁」については、最近の記事では「太陽騒動から3年目の 2012年に再び太陽の周囲に集まる「巨大物体」たちを前に無視もできずに呆然と見つめる私」など書いていて、たまにこの場でグチってたりしています(苦笑)。
さて、今回ご紹介するその写真。
下の太陽の写真です。
2013年02月20日 07:48 / NASA SOHO (太陽観測衛星) LASCO C2
▲ 実物は、残っていれば、写真番号 h20130220_0748_c2_512 にあります。
上の写真で、太陽の右下に白く見えるものを拡大してみます。
さらに拡大すると、このようになります。
これを取り上げた理由としては、タイトルの通りに「再び現れた」からです。
つまり、実は昨年も同じ形のものが太陽の周囲に写っていたのです。
下の写真が昨年のものです。
2012年10月15日 08:24 / NASA SOHO (太陽観測衛星) LASCO C2
こういうものは「単発」だと、話題としてはフロック感が強いのですが、同じことが繰り返し起きてくることによって、強く印象に残るというところはあります。
いろいろな形の光のようなものは、太陽の周囲に常に頻繁に写っています。
多くは彗星などですが、中にはこのようによくわからないものもあります。太陽写真に不明なものが写る理由として、画像データが太陽の磁場や宇宙線に影響されると NASA は述べています。
なのでまあ、こういうものも、「実際に写っているのではなく、何らかのデータの損傷」という可能性は強いわけで、それはそれでいいと思います。
上のものも、どういうたぐいのものかはわからないですので、ご判断はお任せいたします。
ちなみに、 SOHO の他のカメラでは確認できませんでした。
太陽画像の検索方法
ところで、 NASA の SOHO の太陽画像検索は、今ひとつわかりにくい面があると思いますので、今回、SOHO の画像検束を今回の画像を探す方法として、ご紹介したいと思います。
どうしてかというと、 NASA は実際に頻繁に写真を削除したり修正したり、ということをしますので、後になっても NASA のサーバ上にない場合もあるからです。
陰謀論とかとは関係なく、「写真の修正と削除」に関しては、数年 NASA のウェブ上にある写真を見ていて、実際に何度も起きていることですので、普通のことだと思います。どうして修正するのかの理由はわからないですが、いろいろと立場などあると思いますので、仕方ない面はあるのかもしれません。
それでは、検索の方法です。
SOHO の太陽画像検索
1. NASA の SOHO サイトの画像検索サイトに行く
下の URL です。
・Search and Download SOHO Near Realtime Data
下のようなページが表示されます。
いろいろ分類があって、その選択や入力が面倒な部分です。
特に、下の Image Type という部分がわかりにくいと思いますが、これは、観測衛星に搭載されているカメラの種類や、あるいはその様々な撮影の波長による違いなどです。
今回は上の「太陽の天使」の写真の検索を例にして説明いたします。
2. サーチ設定をする
下のように設定します。
日付けは、8桁で入力します。年月日を数字で並べて入れれば、どの日でも検索できます。
上では2013年02月20日ですので、「20130220」となります。
すべて入力した後に、「 Search 」をクリックします。
下のような感じで、一覧が表示されます。
1日全体でも結構な画像の数となりますので、長い期間設定だと表示が重くなります。
なお、参考までに、過去の In Deep の記事の「太陽」、あるいは「宇宙の天使」の関係の写真を掲載しておきます。
あるいは宇宙の天使かもしれない様々な事柄
ソ連の宇宙飛行士たちが見た「宇宙の天使」
▲ 過去記事「1984年にソ連の宇宙飛行士たちが宇宙空間で見た「天使の顔と翼を持つ光」の写真とビデオの存在が確認される」より。
太陽から吹き出た「天使」
▲ 過去記事「太陽から吹き出たプラズマの形は十字架? 女神? それとも天使?」より。
天使とは関係ないですけれども、昨年の12月に、
・「暗黒の3日間」を実際に NASA の太陽観測衛星で見た日
2012年12月24日
という記事に下の SOHO の写真を載せました。
これ以来ということでもないでしょうが、地球の気候は大荒れとなり、多分、そのまま現在に続いています。
太陽関係の記事は過去に非常に多くありますが、今年はさらに多くの現象が見られるかもしれません。個人的にはそう思っています。