2013年05月19日



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月面で観測史上最大の爆発が観測される : 近づく天体の爆撃時代の懸念



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今年の3月に、月面で観測史上での最大の爆発があったことが明らかになり、今回はそのことを書きたいと思うのですが、その前に、昨日のロシアの声にあった記事の一節が気になりましたので、ご紹介しておきます。

このことは先日の、

異常といえば異常、普通といえば普通かもしれない最近の世界のいくつかの現象
 2013年05月15日

などでもそうですが、最近の地球上で起き続けていることなどを近いうちに、下の見出しと同じ「地球はすでにバランスを失っている」というようなタイトルのシリーズで、少しずつ書きたいとは思っています。





地球はすでにバランスを失っている


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▲ 2010年にはモスクワを含めたロシアでは気温が 30度を上回る日が1ヶ月以上続き、周辺での火災によりロシアの多くの街がスモッグで覆われました。写真はその時にガスマスクをつけて歩くモスクワ市民。今年はその時よりも激しい「夏の日」が早くもモスクワで始まっています。本来のモスクワは「 15度を越えれば夏日」とされますが、今年はまだ5月なのにすでにずっと 30度を越えています。news.mail.ru より。


ロシアの声の記事には現在の気候の状況がとてもわかりやすく書かれていました。

その記事の冒頭は下のように始まります。


おかしな気象はまだ続く
VOR 2013.05.18

世界の気象はおかしくなる一方だ。ロシアの中央部ではあまりに長引いた冬が終わったあと、突然酷暑の夏が訪れた。西シベリアでは逆で、30度の暑さになったかと思うと、突然雪が降っている。こんなおかしな気象現象は西ヨーロッパ、米国でも観測されている。専門家らは、異常気象は今や普通のこととなってしまったと指摘する。



このように始まるのですが、記事ではその後に具体的な記述が並びます。一部抜粋します。



・モスクワではもう1週間以上も温度計は摂氏30度から下がろうとしていない。4月下旬、モスクワの町にはまだ雪が残っていたことを考えれば、これは普通のことではない。

・しかも今、モスクワはローマやアテネと同じ、ヨーロッパでももっとも暖かい首都になってしまっている。

・これと逆の状況が観測されているのがシベリアだ。アルタイ地方は気温が30度に達し、チューリップが開花したばかりだというのに、次の日に突然豪雪に見舞われた。

・西ヨーロッパでも暦にそぐわない寒い天気が記録され、ロンドン、パリでは気温が16度を上回らない。

・米国では正真正銘の旱魃が始まってしまった。




とあります。

つまり、モスクワでは4月の終わりにはまだ雪が残っていたのに、その翌週、あるいは「数日後」から連日30度の猛暑が続いているということになります。


しかも、「最近のロシアではこの異常が普通になってしまった」と。


上ではふれられていませんが、中国でも、多くの地域では猛暑、別の地域では、「100年に1度の豪雨」で大きな被害が出ています。


うだる中国…早すぎる夏、各地で気温35度超える
サーチナ 2013.05.14

中国の全域で 5月13日、気温が急上昇し真夏並みの1日となった。特に、陝西省、山西省、河南省、山東省の一部では摂氏35度以上が観測された。




下は中国の豪雨の記事です。

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▲ 中国のローカルメディア漢鳳網 より。


中国の今回の豪雨では、最新の記事では、70人以上が死亡行方不明となっていて、数万人から数十万人が被災していると思われるのですが、もはや中国の国内ニュースでもメインでは取り上げられていません。


なんだか、どこの地域でも「異常が普通になってしまった」。


昨年なども「 100年に1度」という災害がどれだけ起きたかわかりませんが、そもそも1年に何度も何度も 100年に1度の災害が起きているのでは、もはや 100年に1度でも何でもないのではないのかと。

かつては「 100年に1度」といえるような規模だった災害が、今では「1年に1度(あるいはもっと)」とありふれた出来事になっている。


私たち現代の人間たちは、災害に少しずつ麻痺してきているわけですけれど、でも、麻痺でもしなければ生きていけないということも言えるのかもしれません。


気候と連動するように人間自身の言動のほうも最近は常軌を逸していて、人々の発言や、あるいはおこなっていることなんかもなんだかムチャクチャな様相を呈していて、こちらに関しても、私たちは「麻痺していかなければならないのか」というのは難しいところです。


人間が人間に対して麻痺する、なんてのは終末そのものですけれども、でも、今の時代にはお似合いの光景なのかもしれません。


そんなわけで、均衡を失った地球について少し思ったことを書いてみました。

ここからが本題です。




地球への天体の爆撃の時代はいつ始まるのか


昨年以来、「新しい天体の爆撃の時代が始まるのが近いのではないか」というようなことを書いてきました。

代表的な記事としては、昨年のものとなりますが、

良い時代と悪い時代(1): 500年ほど続いた「穏やかだけれど傲慢な時代」は終わろうとしているのかも
 2012年10月06日

太陽神の息子「ファエトン」はいつまで地球への爆撃を回避してくれるのだろう
 2012年12月15日

などです。

そんな中で、今年の3月に「月」に観測市場で最大の爆発が観測されました。それを起こしたと思われる天体(流星)の衝突があったようです。

そのことをご紹介します。

ちなみに、月面での爆発の詳細な観測は8年前から NASA などにより続けられていて、詳細なデータが記録されています。

この8年間にどれくらいの月での爆発(天体の衝突)があったかがすべて記されているのが下の写真です。


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ものすごい数だと思われるかもしれないですが、月面には基本的に大気がないですので、「どんな小さなものでもスピードを落とさずに地表まで突っ込んでいく」ためにこれだけ多いとも言えます。

今回の大きな爆発も、流星の大きさそのものは数十センチのものだったとされています。

地球の場合は大気の層があり、小さな天体はそこを通過する際に燃え尽きてしまうので、地表にはたどりつきません。しかし、その「地球の大気層の外側」には、この月のように非常に多くの天体がつっこんできているとはいえそうです。

地球の大気と磁場が私たちを守ってくれているわけですが、現在、加速度的に地球の磁場が弱くなっているため、これも今後いつまで守ってくれるのかも微妙な部分もあります。

参考過去記事:ドイツの科学研究法人が「急速なポールシフトと気候変動と超巨大火山の噴火が同時に発生していた」ことを証明


地球の大気を突破する際に燃え尽きなかった天体の一部は、2月のロシアの隕石のように地表近くで爆発したりします。

下の動画は、4月21日にアルゼンチンの野外コンサート中に撮影された火球の空中での爆発で、このように見えるところまで侵入してきます。


アルゼンチンの上空で爆発した火球 2013年4月21日




あるいはさらに大きなものだと、地表に激突します。

そんなわけで、今のところは、小さな天体や流星体の地球への侵入で済んでいるわけですけれども、地球が上の「月面」のようにボコボコにされるような時代というものも、過去にはあったわけですし、これからもあるとも思います。


何より、今回の最初のほうに書きましたけれど、今の地球はバランスが崩壊しています。そして、地球は宇宙と連動していると考えると、周辺のバランスも同時に崩れていてもおかしくないと考えざるを得ない部分はあります。

このあたりの考え方の理由は「ロシア宇宙主義」というものについて書いた、

私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
 2013年03月24日

などをご参考いただければ幸いです。

そこにある、


チジェフスキーは地球上の生命現象が宇宙の物理的な現象とつながっていることを明らかにした。ひとつひとつの生きた細胞が宇宙の情報に感応し、宇宙はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。



という言葉を抜粋しておきたいと思います。


それでは、月の爆発についての記事はここからです。




NASA Captures Big Explosion on Moon
Epoch Times (米国) 2013.05.17

NASA が月面での巨大な爆発を観測


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▲ NASA の発表したデータ。


NASA の天文学者たちは、月面に衝突した流星や隕石によって引き起こされる爆発の兆候を探すための特別なプログラムの中で 2005年から8年間、月を詳細に観測し続けてきた。

そして、今年の3月、天文学者たちは、このプログラムの観測の歴史の中で最大の爆発を見ることになった。

この数ヶ月のデータを分析することで、その爆発は、2013年3月17日に発生したことがわかった。これは「月に流星群が衝突した」際に発生したものだ。

NASAの流星環境事務所のビル・クーク( Bill Cooke)博士は、「これは私たちが今まで見た最大の爆発の 10倍以上の明るさの爆発だった」と言う。


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▲ NASA による月の爆発のシミュレーション。最近天文学者によって検出された3月17日に起きた月面での爆発は、観測が始まった過去8年間で最大のものだった。


その爆発の明るさは、望遠鏡を使わなくても爆発を地球から見ることができたほどの威力だった。衝突した流星の重量は推定40キロで、「時速9万キロ」で飛行しながら月面に激突した。その爆発の威力はダイナマイト5トン分と同等だという。

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▲ 地球から観測された月の爆発。


クーク博士によると、この爆発は、それよりはるかに大きな出来事の一部である可能性が高いという。 NASA の全天観測カメラで地球からも「異常に数の流星の貫通」の画像を拾っていた。

それらの火球は、地球と小惑星帯びの間でほぼ同一の軌道に沿って進んでいた。

天文学者たちが、月の爆発を観測するプログラムを続ける目的と目標は、地球に脅威を与える宇宙からの新しい天体を検出するためでもある。

3月17日の出来事がどんなことを意味しているかを、今後、クーク博士と他の天文学者たちはさらに分析し続けるという。




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