2013年06月12日



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あやしげな血を流す樹を眺めながらウェブボットの「地獄の夏」を思い出してみる



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▲ 今回の記事と関係ないですが、数日前にフランスのカンヌなどのあるリゾート地沖で発生した、海上の大竜巻。この地域では非常に珍しいそうです。動画や文字記事は「フランスのカンヌの沖合に出現した巨大な水上竜巻」にあります。
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ギリシャで「当日の通達」により公共テレビ放送局が閉鎖された日に


今朝、驚いたのニュースは NHK の下のニュースでした。
部分的な抜粋です。


ギリシャ 財政再建で公共放送局閉鎖へ
NHK 2013.06.12

多額の財政赤字を抱えるギリシャ政府は11日、財政再建策の一環として、公共放送「ERT」の放送を11日いっぱいで終了させ、閉鎖すると発表し、従業員などが反発しています。

ギリシャ政府の報道官は11日、テレビで演説し、公共放送のERTについて、運営にむだが多いと厳しく批判したうえで、「われわれは財政赤字を減らして危機から抜け出さなければならず、公共部門のむだを見逃すことはできない」と述べて、11日いっぱいで放送を終了させ、閉鎖すると発表しました。

そのうえで報道官は、今後はより少ない職員によって運営される新しい放送局の設立を目指し、関連法案の準備を進める考えを明らかにしました。



それで、この後、どうなったかというと、「本当にその日のうちに公共放送が止まった」のでした。その後の展開は AFP の「ギリシャ政府、公共放送局を閉鎖 衝撃広がる」という報道に出ています。

その部分だけ抜粋します。

記事に出てくる ERT というのが放送局の名前です。


ERT は発表後も放送を続けていたが、国営アテネ通信によると、放送は午後 10時からギリシャ各地で徐々に停止し始め、午後 11時すぎに全土で完全に途絶えた。

ERT で 30年間働いてきたという技術者の男性は、警察が山に登ってきて送信施設を管理する人員を制圧したと述べた。

財務省は放送停止に合わせ、 ERT の組織は解体されたと発表。




政府が「今日で公共放送局を閉鎖します」といって、数時間後に「警察が送信施設を制圧」して、そのまま放送終了・・・。

「そんなのアリなの?」

と、さすがに驚きました。

公共放送というと、たとえば日本でなら NHK に同じことが起きるようなことを考えると、いかにこれが「あり得ない」という感覚を抱くような出来事かおわかりかとも思います。

国営メディアの「当日通達、当日閉鎖」というのは、クーデターなどがあったような場合を別にすれば、普通に機能している国では聞いたことがないです。

もちろん、ギリシャのインターネットなどのメディアは大きく報道しています。


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▲ ギリシャの報道メディア TANEA のトップページ。騒然とした放送局周辺の様子が伝えられています。


これ、やっばり普通じゃないですよね。

気候も含めて、やっぱりいろいろと「普通ではない」ということを思うところで、先日の記事の、

「穏やかな地獄の夏」へ向かう気配の中で : 噴出する様々な異常気象の原因
 2013年06月08日

のタイトルの「地獄の夏」というフレーズを再び思い出します。






その舞台は 2009年ではなく 2013年以降だったのかも


この「地獄の夏」というフレーズは、ウェブボットに 2009年春頃までのレポートにほぼ毎回登場したフレーズで、正確には

2009年 地獄の夏

というフレーズでした。


つまり、ウェブボットの予測では 2009年の夏の状態を「地獄のような時期になる」と予測していたのでした。しかし、特にそういうようなこともなく 2009年の夏は過ぎていき、そして、それから4年経ちました。


今になって、その「地獄の夏」として描写されていた 2008年頃のウェブボットを読んでみると、まるで、「今」のことを読んでいるような気がしたのです。

それで、少し抜粋してみようと思いました。

2008年から 2009年のウェブボットには、「地獄の夏」のフレーズは、何度も何度も出てくるので、その中のほんの一部です。たとえば、下の「 2009年」というのを「 2013年」などと置き換えて読んでみていただくのと、なんとなく現実感のある文章にも思えてこないでしょうか。


ALTA レポート 909 パート5
ウェブボット 2008年12月7日配信

・ 2009年に地獄の夏を経験するのはアメリカだけではない。英語圏に属するすべての地域、さらに英米の金融資本が流入し主要な役割を果たしているEUの諸地域もこれを経験する。2009年の5月末から、アメリカはその存在が危機に瀕する時期を迎えるので、これにより世界中で民衆は、社会的にも、また個人的にも混乱する。

・ 世界的な混乱は6月の夏至の日前後から拡大する。混乱の原因は金融システムに集中するがそれだけではない。天候の異変によっても混乱が引き起こされる。地球環境の劣化によっていくつかの地域の生態系が崩壊するのである。

・ 地球環境の劣化は、世界の沿岸部が海抜の変化によって大きな影響を受ける事態をももたらす。これによって、多くの人が民族大移動のように居住地域を変えなければならない事態にいたる。





ALTA レポート 1109 パート1
ウェブボット 2009年1月31日配信

・ 2009年地獄の夏の期間 ( 5月半ばから 10月 10日くらいまで ) には地球環境も大きく変化する。それは洪水の発生である。

・ この洪水はおもに平地が水浸しになる一般的な洪水とはかなり異なっている。それは降雨量がほとんどない高地の谷あいの地域などで発生する大雨による洪水である。大雨はものすごい水流となって高地の谷を下り、洪水を引き起こすのだ。これにより、高高度の地域に突然と湖が出現する現象が相次ぐ。

・ 高高度の地域における降雨量の突然の増大は、気象のパターンに甚大な影響を与える。夏のジェット気流の方向が変化するのである。これによって気象パターンが変化し、本来は洪水とは無縁な乾燥地域 が洪水に襲われるような現象が見られるようになる。また反対に、この気象パターンの変化で干ばつが多く発生する。

・ 気象パターンの変化で、乾燥地帯で洪水が発生し、湿潤な地域で干ばつが起こるというような変化が出てくる。特に干ばつは深刻である。



他にも様々な描写は数限りないのですが、ウェブボットでは、「2009年地獄の夏」は、


・金融市場の崩壊
・洪水を筆頭とする自然環境の激変
・太陽活動の異常
・戦争
・真実の暴露


といったことについての大きな出来事が起きるという「予測」が数多く書かれていました。

上の中では「真実の暴露」なんていうのも最近いろいろとあります。

少なくとも、2009年よりは上のそれぞれが非常に「身近」に感じるのが現在の 2013年であり、そして、あるいは来年はさらにこれが肥大するのか、あるいは、もう地球なんてなくなっているのか(おいおい)それはわからないですが、いずれにしても、今となって、ウェブボットの内容と現実のリンクが大きくなっていることは感じます。

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▲ ヨーロッパの洪水被害は経済的にもドイツだけで120億ユーロ(約1兆5000億円)に達する可能性があるそうです。







赤の意味をさらに考えて


ところで、タイトルにした「血を流す樹」というのは、最近、 YouTube にそのような木の映像がアップされて話題となっているのですが、まあ・・・その映像自体は限りなくフェイクの雰囲気が強いのですが、では、なぜそのことにふれるのかというと、やはり今まで「血」と「赤」のことについては多く記事にしてきたことがあるということと、そして、今回の YouTube の投稿の説明欄で、旧約聖書の「エズラ記」というものを知ったということがあるためなのでした。

YouTube のその動画はリンクだけを示しておきます。
動画自体は私にはフェイクに見えます。

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http://youtu.be/9Ez7jzTo_RE


この動画そのものはともかく、投稿した人のこの動画の説明に「聖書エズラ記の黙示録の描写に木が血を流すという部分がある」と書かれてあったのですね。

聖書のエズラ記というものをここではじめて知ることになったわけですが、なるほど読んでみますと、確かに「木から血が滴り落ち」という記述が出てくる。聖書というものにはいろいろな書やセクションに「終末」、あるいは「黙示録的」な描写が出てくるものだなあと改めて思います。


本当は今回の記事そのものを「地獄の夏」と「赤の意味」と「エズラの黙示録」を組み合わせてうまく書きたかったのですが、今回の一度ではまとめるのは無理な感じですので、今回はそのエズラ記の「血を流す樹」の部分を抜粋して記事をしめておきたいと思います。


次回か近いうちに、もう一度、ウェブボットや「赤の意味」について書かせてもらうことになると思います。まだ書き足りていないことがあるのです。


では、エズラ記はここからです。
日本聖書協会からです。




エズラ記(ラテン語) / 5章 1-8節


では、しるしについて語ろう。見よ、その日が来て、地上に住む人々は大いなる恐怖に捕らえられ、真理の道は隠され、国土は信仰の不毛の地となるだろう。

そして不義が、あなた自身が見ている以上に、また、あなたがかつて聞いた以上に増えるだろう。

また、あなたが今見ているその国は世界を支配しているが、やがて乱れて廃虚となり、人はそこに荒れ地を見るようになる。

しかし、もし、いと高き方があなたに生き残るのをお許しになるなら、三日の後に天変地異を見るであろう。

突如として夜中に太陽が輝き、真昼に月が照る。その上、木から血が滴り落ち、石が声を発し、人々は恐慌を来し、星は軌道を脱するだろう。

そして、地に住む人の望まぬ人物が支配するようになり、鳥さえもみな渡り去るだろう。

ソドムの海は魚を吐き出し、夜には得体の知れぬ妖怪が声を発し、すべての人がその声を耳にする。方々で深淵が口を開き、そこから繰り返し炎が吹き上がる。





(筆者注) 参考までに、過去の「赤の意味」というようなことについて書いたことがあります記事をリンクしておきます。

2012年の「赤」の意味: DNA を持たずに増殖する「赤い雨から採取された細胞」とつながる人間の赤血球
 2012年11月28日

赤の意味: 再び現れた赤い海と赤い雨
 2012年07月31日