2013年07月19日



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2013年の日本の大災害を警告するロン・バードとはどんな人物なのか



日本で 7300年間起きていない「カルデラ噴火」に対する火山学者たちの懸念の中で







ツイッターで警告された 2013年の日本の未曾有の大災害


先日、下のような英語の記事を目にしたのですね。

ron-01.jpg

Rocketnews24 より。

写真を見るだけですと、日本で活躍した元力士がプロレスに転向する際のインタビューのようですが、内容はそうではなく、上の見だしの下につけた日本語のように、この人は米国のサイキック(霊能力者)で、その人物が日本の災害について予言したという記事でした。

よくみると Rocketnews24 とあって、ロケットニュースは日本のサイトだと思いましたので、リンクを見ると、日本語の記事もありました。英語記事の内容と日本語記事の内容はやや違いますが、日本語記事は下のような感じで始まるものでした。


世界的に有名な超能力者ロンバード氏が日本の災害を予言!「今後2〜3ヵ月に日本で自然災害が起こる」「多くの人の命を助けられる」
ロケットニュース24 2013.07.15


世界有数の経済誌『フォーブス』に掲載された唯一の超能力者として有名なロン・バード(Ron Bard)氏が、2013年内に日本で自然災害が発生すると予言。インターネット上で大きな注目を集めている。


・予言を翻訳者に日本語に訳して発信

ロン氏は自身の公式Twitter で予言したメッセージを伝えている。

あまりにも重要な内容のため、予言を翻訳者に日本語に訳してもらい Twitter で「心の準備」を呼びかけている。(以下略)



上の続きとして、そのツイッターの内容が書かれているのですが、現段階で、その「災害」の具体的なことは書かれていないですので、その部分は割愛します。興味のある方は上のリンクからお読み下さい。

今回、このことに興味を持ったのは、多分、日本語を使えないであろうこのロン・バードという人が、日本語へ翻訳まで人に頼み、ツイッターに投稿しているということもあります。

実際のツイッターでの投稿は下のようなものだったようです。

ron-twt.jpg


投稿は、 1)から 11)まで続き、最後の 11)は、


11)私はキリスト教とユダヤ教で育ちましたが、日本は全ての宗教の源だと信じています。皆さん、私と一緒に、皆さんの安全を祈って下さい。もし、一緒に祈れば、皆さんのご家族、ご友人、愛する周りの人を救うことができます



で締め括られています。

ちなみに、英語版の方の内容では日本語版にはない、

・2013年の終わりまでに起きる
・たくさんの方々の命が奪われる


という文字が書かれてあります。



ところで、このロン・バードという人は誰なのか?





ロン・バードとは何者なのか?

とりあえず、基本的な人物紹介として、英語版 Wikipedia に記載がありました。

最初にそれを翻訳して概略を記しておきます。




Ron Bard

ロン・バード(1959年10月22日生)は、経済誌フォーブスに掲載された唯一のサイキック(霊能者)。

略歴

ロン・バードは、ニューヨークで「霊能者の女王」と呼ばれた著名なヨラナ・バード( Yolana Bard )の息子で、著名な超常現象研究者のハンス・ホルツァー( Hans Holzer )の下で訓練を受けた。

ロン・バードは近年、ブラッド・ピットやケルシー・グラマーなどのセレブのために霊能力的なアドバイスを提供することで知られている。また、ロン・バードは、いくつかの日本のドキュメンタリーで、殺人事件の解決のため、日本の警察に協力している。


キャリア

ロン・バードは、フォーブス誌において自らがホームレス上がりであることを公然と認めている。そして、人生を作り上げることに大変苦労したことを語っている。

彼は母親の後を継ぐ形でしぶしぶサイキックとなる道を選んだが、ヨラナ・バードは彼女のクライアントのサイキック・リーディングをおこなっていた際に、ロンの才能を発見した。

ロン・バードは日本の警察機関への協力を続けており、彼は、セレブたちへのリーディングや、あるいは日本への協力などを通してビジネス上での意志決定に影響を与え続けている。





とのことで、まあ、日本とのつながりはもともとある人のようです。

そして、これを読む限りは「ビジネス的に大変成功を収めたサイキック」だということは言えそうです。ブラッド・ピッドのアドバイザーの仕事だけでも一生暮らせそう。


上に「フォーブス」の名前が出てきますが、日本語版ロケットニュースにも、

> 世界有数の経済誌『フォーブス』に掲載された唯一の超能力者


という部分があります。

フォーブスはオカルト雑誌ではなく経済誌であり、「資産家を取り上げる雑誌」ですので、そこに掲載されたということは、超能力の評価だけではダメで、「ビジネス」で評価されたということで取り上げられたのだと思われます。

いずれにしても、ロン・バードの人物像は、そのフォーブスの記事が手がかりとなりそうですので、探してみますと、2002年のフォーブスでのインタビューがサイトにまだ残っていました。

それをご紹介したいと思います。

まあ、いわゆるサイキックの日本の災害の「予言」発言にいちいち反応したというのも、私自身、富士山が外国に身売りされて以来、なんとなく「不安な感じ」を持ち続けているということもまた事実だからです。






予言者ジョン・ポール・ジャクソンと富士山、そしてカルデラ噴火


最近、産業技術総合研究所が富士山の噴火についての報告書をまとめ、報道になっています。


富士山、巨大地震のひびで噴火も 300年間マグマ蓄積、警戒呼びかけ
日本経済新聞 2013.07.16

世界文化遺産に登録された富士山は、巨大地震の強い力で内部にひびが入ると、そこから爆発的な噴火を起こしかねない状態だとする分析結果を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームがまとめたことが16日、分かった。

直近の噴火は関東地方にも大量の灰を降らせた1707年の宝永噴火。チームは現在の富士山が、この噴火の直前と似た状況だと推定。約300年間マグマがたまり続けているとし、警戒を呼び掛けている。



最近は富士山のニュースが出ると、海外のブログなどでもすぐに取り上げられることが多いです。上の記事が出た翌日には下のような見出しの記事を見ました。

mt-fuji-2013.jpg

Extinction Protocol より。


上の記事などは見事に美しい富士山の写真を載せています。

外国人の中には、日本人以上に富士山を含めた「日本の風景」に美しさを求めている人は多く、海外の記事で、よく日本の美しい風景を目にします。

ところで、富士山に関しての「予言」といえば、キリスト教の伝道師というか予言者として名高いジョン・ポール・ジャクソンという人の予言が、Walk in the Spirit さんの 2013年 3月 29日の富士山噴火預言の全文という記事に翻訳されて掲載されています。

抜粋しますと、下のようなものです。

ちなみに、やや物騒です。


東京近くで火山が噴火: 7百万死亡、 1百万行方不明


桜が咲いていました。
あるいはもう咲き終りのころだったでしょうか。

私の立っているところから、200ヤード(約 180メートル)くらい先の所を新幹線が通って行きました。

東京の方を見ると、半分雪をかぶった大きな山が見えました。すると、山の中腹から、煙、あるいは蒸気の噴気が上がるのが見えました。しばらくして、もう一回その噴気が上がるのが見えました。

そして、火山の中腹から3回目に上がるその噴気を見たとき、しばらくして、山が震えるのを見ました。

(中略)

それは噴きあがり、煙と灰は街にめがけて押し寄せました。それは蒸気と水でしたが、水はあまりにも熱くて、ほとんどのものを溶かしてしまいました。それが押し寄せたとき、それはものが押し寄せたと言う表現よりも、いたるところでメルティング(溶解)が発生しまくっていたと言う表現の方がピッタリでした。

その後、あらゆる雑音は飲み込まれ、完璧な、全く、完全完璧な静寂が訪れます。



というものでした。

普通に考えれば、富士山程度のそれほど大火山ではない火山の噴火で何百万人もの被害者が出るということは基本的に考えられないことですが、ただ、「カルデラ噴火」というものが起こりうるのなら、そうとも言えない面はあるようです。

日本でも数千年前ですが、過去に例があります。

カルデラ噴火に関しては詳しく説明するところでもないですので、 NHK の「そなえる防災」というサイトのリンクを示しておきます。東大名誉教授で、火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣さんという人の文章です。

第5回 カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?
 NHK そなえる防災 2013.03.29

この中の「もし、カルデラ噴火が起こったら・・・」という部分から少し抜粋します。このあたりのくだりは上に記したジョン・ポール・ジャクソンのビジョンと符号するものでもありそうです。

赤の部分はこちらで色を加えました。


もし、カルデラ噴火が起こったら・・・
火山噴火予知連絡会会長 藤井敏嗣

わが国では、100立方q以上のマグマを放出するカルデラ噴火は、1万年に1回程度発生しています。数10立方q以上の噴火ならば12万年間に18回、つまり6千年に1回程度は「起こっている」ことになります。

ところが、これまで平均6,000年間隔で起こっていたカルデラ噴火が、最近7,300年間は発生していません。カルデラ噴火はもはや、いつ起こっても不思議がない現象なのです。

もし、過去と同じようなカルデラ噴火が現代に発生すると、発生場所によっては、数10万〜数100万人の犠牲者が発生するといわれます。




そして、上の文章の最後には下のように書かれています。


これまでの100年間、わが国の火山活動は異常に静かな時期であったことは前回述べた通りです。カルデラ噴火は極端な例としても、今後は、規模の大きな噴火が起こることを想定しなければなりません。




過去記事「良い時代と悪い時代(1): 500年ほど続いた「穏やかだけれど傲慢な時代」は終わろうとしているのかも」では、この数百年間は彗星や小惑星などの「空からの爆撃」に関して、異常なほど穏やかな時代だったことを何度かにわけて書きましたが、日本においては、火山活動についてもそれは言えるようです。


あらゆる自然現象が、これまでの「とても穏やかだった地球の数百年」からの変化を遂げていくという可能性は十分にあるということかもしれません。


何だか長くなりましたので、ロン・バードのフォーブスのインタビューは次回に持ち越します。

その時に、カルデラ噴火についてもう少し書いてみようかとも思います。




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