2013年08月22日



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インド中国の国境沿いの「謎の飛行物体」騒動は拡大して







india-china-border.jpg

▲ インドと中国の国境のうちのひとつ。 Telegraph より。
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インド軍兵士たちのパニックは続く


昨年、「インド・中国の国境沿いに謎の飛行体が出現し、インド軍がパニックに陥っている」ということが比較的世界中で報じられ、In Deep でも記事にしたことがあります。

軍事兵器か未知の発光体か: 中国インド国境沿いに無数に出没する「肉眼で見えているのに識別できない飛行物体」
 2012年11月29日



▲ 2012年に 飛行物体が目撃され続けていた地域。オリジナルの画像は
India Today より。


その後、この場所が、いわゆる「北緯33度線」の上にあるエリアであることに気付いて、

インド軍が対峙するものは何か?: 印中国境の UFO 目撃地帯は「北緯 33度線上」だった
 2012年12月01日

という記事を書いたことなどもありました。


まあ、その後は忘れていたこの報道なんですが、最近またしても、インドをはじめとして、このことが報道されています。

下の記事は今回、翻訳してご紹介するインディアン・エクスプレス紙のその記事の表紙です。

indian-ex-top.jpg

インディアン・エクスプレスより。


他のインドのメディアでも非常に数多く取り上げられていて、下はそのうちの一部です。リンクも示しました。

india-ufo-media-01.jpg

報道のソースは、左上から時計まわりに、

UPI
サイエンス・タイムス
Openminds.tv
National Ledger


となります。

この出来事が普通のいわゆる未確認飛行物体騒動と違うのは、


・目撃者が複数の兵士たちであること

・場所が国境沿いの紛争の最前線であること



ということで、その報道内容の物々しさは上にリンクしました過去記事の中の翻訳記事の記述でもわかります。


インドには宇宙開発を担当する国家機関「インド宇宙研究機関」( ISRO )があるが、そのインド宇宙研究機関でさえも、これらの未確認の発光体を識別することができなかった。同時にインド国防研究開発機構(DRDO)とインドの国立技術研究機構(NTRO)も同様に、この飛行体を識別することができなかった。

インド軍では、インド・チベット国境警察が撮影した写真を分析したが、無人航空機(UAV)や、中国の無人偵察機、あるいは低軌道衛星ではないことが判明した。

今年9月には、インド陸軍第14部隊が、発光体の目撃情報により指揮系統が混乱するという事態に陥り、このため、陸軍は事態を重く見て、インド天文台の天文学者たちをラダックに招聘し調査を依頼した。



というような物々しい出来事に発展していっていました。




インドと中国は国境の情勢も落ち着かない

インドと中国の国境沿いというのは最近も慌ただしいというか、バラバラの動きを見せています。

たとえば、日本の報道だけでも、8月15日に、

インドと中国 国境に関する歴史的合意 調印を約束
ロシアの声 2013.05.18

と報道のあった、その1週間後の今日 8月 21日の産経新聞の報道。

インド北東部で中国軍が越境
産経ニュース 2013.08.21

と、なかなか安定しないようです。

この国境の地帯というのは確かにいろいろなことがありそうではあるのですが、しかし先月、インド紙により、科学機関の調査により「 UFO は水星と木星の見間違いだったという結論」という記事が出ました。これは、ギズモード・ジャパンの記事にその内容が出ています。

ところが、その結論が科学機関から出た後にも、さらに飛行物体の目撃報告がインド陸軍のトップに報告され、いよいよ、これらの正体についての見解が「わからないものになっていっている」というような感じのようです。

まあ・・・下のインド・チベット国境警察 ( ITBP ) が撮影したその物体を見ましても、惑星と見間違えるかどうかは微妙であることと、「それなりの速度で動いていた」という目撃情報から、少なくとも現場の兵士たちは「惑星見間違え説」をほぼ信用していない感じがあるようです。



中国インド国境沿いに無数に出没する「肉眼で見えているのに識別できない飛行物体」より。


何より、国境を守るインド陸軍兵士やインド・チベット国境警察たちは精鋭だと思いますし。

特に国境警護を担当する軍などは、インド陸軍 113万人(Wikipedia より)の中から選ばれた精鋭揃いだと思います。

少なくとも、木星を UFO と間違って怯える人たちではないような気もするのですけれど、いずれにしても、昨年の報道では、国境警護にあたるインド陸軍と国境警察隊のこの精鋭たちは、この飛行物体に対して、かなり「マジでビビッている」ようなんです。





どこから来ている? それは「下から」じゃないかと・・・


ところで、今回のことなどを読んで、5年くらい前のウェブボットにあった記述を思い出しました。


ALTA レポート 909 パート 1
ウェブボット 2008.11.09

・ さまざまな地域で、UFOと、恐怖におののいた武装した地元住民との間で衝突が起こるというデータがある。これはシベリア、ロシア、モンゴル、スコットランド、テキサス、アリゾナ、チリ、インドネシア、ミャンマー、インドの各地域に及ぶ。

・ さらに、かなりの数のNASA職員が悪化する失業率の影響を受けて解雇されるが、その後彼らの多くは内部告発者となり、NASAが隠蔽していたエイリアンとのコンタクトに関する膨大な記録を公表するようになる。





私は今では「上(宇宙)から来る」エイリアンという存在をあまり信じられなくなっているほうですが、それはともかくとして、先日の「南極の「氷床の下」からウジャウジャと何かが露出し始めた?」などもそうですけれど、いろいろなことに関しての露出や曝露が始まっているという思いに関してはとても強くなっています。


それは「悪いもの」も「良いもの」も。


南極もそうですが、インドの場合も、「下から来ているっぽい」感覚を拭うことのできない、地球内部の世界を想像するのが大好きな私なのであります。


というわけで、ここから、インディアン・タイムスの記事です。




Mysterious UFO spotted on India-China border by Indian Army troops
Indian Express (インド) 2013.08.18

インドと中国の国境沿いで正体不明の UFO がインド軍の兵士たちにより目撃される


インド軍部隊の兵士たちは 8月4日、中国との実行支配線( Line of Actual Contro / LAC )に沿う、ラダック地域で正体不明の未確認飛行物体( UFO )を目撃した。

その日の夕方、ラダック地方のラガン・ケール地域で、複数のインド軍の陸軍部隊によって目撃され、情報元によれば、報告は陸軍の司令部に送られたという。

この中国との実行支配線のエリアでは、過去数ヶ月の間で UFO の目撃情報は 100件以上に上っている。しかし、それぞれの目撃のタイムラインの間にはギャップがあり、集中的に目撃される時と、まったく目撃されない時があるという。

ラダックにおける陸軍兵士たちによる UFO 目撃について、インド国防相AKアントニー氏は、中国とインドの国境を越えた未確認飛行物体の目撃の決定的な証拠は存在しないことを議会に伝えていた。

報告では、トップレベルの科学研究機関が UFO の目撃された高度とラダックの薄い大気の地形からはっきり見える惑星についての調査をし、こうした情報をもとに天体の日周運動と地球の自転に伴う動きを照合してみたところ、UFO 目撃とされるその物体は木星と金星である可能性が示唆された。

研究機関のレポートでは、地域に配備された陸軍部隊の兵士たちが木星と金星を UFO と間違えていたことが判明したと述べている。

しかし、この研究期機関の結論が、インド軍とインド政府によって受け入れられたかどうかは明らかになっていない。

昨年(2012年)、中国との国境に配備されているインド軍第14師団は、インド・チベット国境警察隊( ITBP )による UFO 目撃の情報をインド陸軍司令部に報告している。

そのレポートでは、黄色がかった色をした球体の物体が中国側の地平線から出現し、3時間から5時間の間、空を横断した後、またゆっくりと中国側へと消えていった。この際には、これらの物体が中国の無人探査機で衛星でもないことは当局により確認された。