2013年11月15日



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彗星も太陽もメチャクチャ : アイソンは突然の爆発を見せ、太陽は1日のうちに黒点数が2倍に増加



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▲ 突然明るさを増したアイソン彗星。理由は不明です。スペースウェザーの記事を下でご紹介します。



寒い午後と、寒い世界

今日は、知り合いの小さな会社のパソコン関係のトラブルを解消していました。

もちろん私はその関係の本職でもなんでもないのですが、その会社はうちの奥さんがお世話になっている上に、家族で経営している小さな介護関係の会社で、再インストールからネットワークの復旧まで業者に頼むと、それなりにお金もかかってしまうでしょうし、

「できる範囲で」

ということでやってきたのですが、結局、全復旧と完全バックアップまでもおこなって、朝から数時間かかりました。


それにしても、今の時代はほとんどの会社で書類やデータをパソコン「だけで」管理したり、顧客管理をしていると思いますけれど、「それらが一瞬にして消える可能性」を想定をしている方は決して多くはないように見受けられます。

実際にはこの世にあるビジネス関係のツールの中で、パソコンほどデータ蓄積の場所として頼りにならない場所はなくて、それなら手書きやコピーの書類を机や棚の奥にでもしまっておくほうが遙かに安心できるようにも思います。

まあしかし、専門的なことは私が書いても仕方ないですが、「突然、パソコンやネットワークが壊れても、そのまま会社の仕事を続行できるかどうか」ということは常に考えておくのもいいかと思います。


さて、それはともかく、その会社はうちから徒歩で20分程度で行ける場所で、歩いて帰ったのが午後1時くらいでした。本来なら1日で一番暖かくてもいい時間帯なのですが、寒い寒い。

家に帰り、「現在の気温」というのを見てみましたら、下のは午後3時のものですけれど、まさに冬の気温。

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この日の私の格好は、Tシャツの上に裏地のないGジャンを着ただけでしたので、寒いわけです。


あまりご紹介できることがなかったですけれど、世界中で寒さの報道は多くて、下のはそれぞれ最近数日のそういう報道の見出しの一部です。

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▲ オーストラリアの news.com.au より。



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▲ 米国モンタナ州の地元メディア Havre Daily News より。



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▲ ルーマニアの Realitatea より。


アメリカではジョージア州でも 100年ぶりの寒波の記録が観測されたことが地元メディア CBS Atlanta で報じられていました。


まあ・・・冬になるのですから、寒くなるのは当然・・・ではあるのですけれど、いささか早すぎる世界各地と、そして、日本の寒波と大雪などの報道を見ていても、これからの冬がどうなるのかなあと思わせるものがあります。


そして、今後数十年の地球はどうなるのかなあと。


しかし、この冬がどうなるのかは実際に冬がくればわかります。

わからないのが、今の太陽と、そしてアイソン彗星です






突然、黒点を増やし始める太陽と、爆発的な高度のアップを見せたアイソン彗星

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▲ 11月10日のウォールストリート・ジャーナル米国版より。


ウォールストリート・ジャーナルは、経済や金融の有力メディアというイメージがありますが、そのウォールストリート・ジャーナルで11月10日、上のようなタイトルの記事が組まれました。

この記事そのものは、このブログなどでも最近の記事としては、

太陽活動が「過去200年で最も弱い」ことが確定しつつある中で太陽活動は復活するか
 2013年10月21日

などの、つまり「異常に弱い太陽活動」について取り上げていたようなことと同じタイプの内容なのですが、まあ、この「黒点が少ない」とか、「多い」というのは、ある程度のスパンで見るものではあるのですが、今日少し驚いたことがありました。


下のそれぞれの図は、上が昨日11月14日の太陽黒点数。
下はその翌日の11月15日の太陽黒点数です。

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これはつまり、たった1日で、太陽黒点数が約2倍ほどに増えたということになる上に、この「200個以上の黒点数」というのも、久しぶりの多さではないでしょうか。

少なくとも、過去30日の間では最大の黒点数ですし、前日からの「突然」の増え方の率も最大だと思います。

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黒点情報 - NICT より。


こういう唐突な太陽の活動というのも、どうも、これまでの奇妙な活動の延長にありそうな気もしまして、これは、今後、大きなフレアが発生するだとか、そういう個別の問題への懸念を越えまして、


「何か太陽の異常がさらに顕著になっているのでは?」


という不安というか、そういう感じもしないではないです。

消え続けていくとばかり思っていた黒点や、太陽活動が「あっという間」に、極端になっていく光景を見ていますと、やはり不安感のようなものも感じてしまう部分はありますけれど、しかし、太陽活動の今後は予測出来うるものではないですので、しばらく見まもるしかないです。


そして、彗星。

先日、

光の尾が複数化し始めたアイソン彗星の今後の動きの予定をまとめてみました
 2013年11月12日

というようなタイトルの記事を記したことがありますが、「今後の動きの予定」などと悠長な言葉を使っていますが、「予定」も何もなく、まったく予想外の異変が起きています。

それがトップに貼りましたアイソン彗星の突然の輝きの増加です。

スペースウェザーでは「バースト( Burst )」という言葉を使っていまして、これは一般的には「爆発」という意味となりそうですが、今回のアイソン彗星の「バースト」は、爆発して粉々になるというような方向でのものではなく、爆発的な光の増加を見せた、ということになるようです。

理由がわかっておりませんので、いろいろな推測は避けまして、そのスペースウェザーの記事ご紹介しておきたいと思います。トップに載せた写真には日本語などいろいろと入れてしまいましたので、同じ写真ですが、オリジナルのものも載せておきます。

何だか、いろいろなものが次第に「ムチャクチャな方向」に向かって動き始めています。





COMET ISON OUTBURST
Spaceweather 2013.11.14


アイソン彗星の爆発


太陽をかすめるように通過するサングレイザー彗星であるアイソン彗星が、肉眼でも見えるほどの突然の爆発を発生させたことが世界中のアマチュア天文家たちから報告された。

下の写真は、アマチュア天文家のチャールズ・コバーン氏が望遠鏡とカメラによって撮影したものだ。コバーン氏は、「驚いたことに、私のデジタル一眼レフのプレビュー画面でもその爆発を見ることができたのです」と驚きを語る。

ison_burst-01.jpg


同じレポートが世界中から届いている。どうやら、 11月14日の早い時間帯にアイソン彗星は、その明るさが突然、約6倍にまで急増したようなのだ。

天体の等級の面からいえば、 +8から +6に跳ね上がった。

このような傾向が続けば、この光は今週の終わりまでに、かすかではあるけれど、肉眼で見ることのできるようになるかもしれない。

この明るさの急激な上昇は、彗星の核にある氷に開いた新しい脈によって引き起こされた可能性がある。太陽の熱によって彗星の氷が急速に蒸発し、それが彗星の可視性を高めるということからも、その可能性がある。

しかし、 NASAのアイソン彗星の特別観測チームは、

「我々には見当がつかない」

と言う。というのも、彗星の核はかすんだ緑色の大気により視界から隠されているので、彗星の内部で何が起きているかは謎のままなのだ。

ESA(欧州宇宙機関)の宇宙天文学センターのマーク・キッガー( Mark Kidger )博士は、このアイソン彗星の突然の爆発的光景の出現は、 2000年に太陽へ向かう途中に崩壊したリニア彗星( C/1999 S4 )を思い起こさせるという。

しかし、繰り返しになるが、アイソン彗星に今何が起きているのかは誰にもわからない。キッガー博士の言うように、アイソン彗星の(崩壊してしまう前の)断末魔の叫びかもしれないし、あるいは、太陽に向かう彗星が輝き出す最初の出来事なのかもしれない。

私たちは、特に今、世界中のアマチュア天文家の方々に、アイソン彗星の観測をお勧めしたいと思っている


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