2013年11月16日



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アイソン彗星の「爆発」は続く。そして、珍しい現象でもある「水星と彗星のクロス」を目撃することになる2013年の地球の人類




彗星たちの異様な活性ぶり

昨日の記事「彗星も太陽もメチャクチャ : アイソンは突然の爆発を見せ、太陽は1日のうちに黒点数が2倍に増加」で、アイソン彗星の明るさが1日で前日の数倍にまで爆発的に増加していることを記しましたが、今朝のスペースウェザーの続報では「爆発的な増加が続いている」というものでした。

下は昨日の記事の翌日のアイソン彗星の様子です。

ison-11-16.jpg

スペースウェザーより。


以前の記事に載せたアイソン彗星との写真と比較すると、その違いがわかりやすいかと思います。下の写真は、ほんの数日前のアイソン彗星です。

ison-2013-11-11-hikaku.jpg

▲ 過去記事「光の尾が複数化し始めたアイソン彗星の今後の動きの予定をまとめてみました」より。

比較する点として目立つものは、

・核の光



・尾の形

ではないかと思います。

com-11-15.jpg


ここで、スペースウェザーの続報記事をご紹介しておきます。




COMET ISON OUTBURST CONTINUES
Spaceweather 2013.11.15


アイソン彗星の爆発が続く


11月14日に突然その光度を増したアイソン彗星は、肉眼でも視界に入る範囲にまでの姿となり始めている。

世界中から届く天文家の観測レポートでは、11月15日の朝には彼らが肉眼で見たことを伝えている。人間の目にはアイソン彗星は等級 +5.5のかすかなシミのようにしか見えないが、アマチュア天文家たちの各自の望遠鏡ではその明るさが、非常に明確に捕らえられている。

この写真(この記事のトップの写真)はダミアン・ピーチ氏が 11月15日の朝に撮影したものだが、爆発の影響が彗星の尾に伝播していることを見てとることができる。

peach_strip.jpg


撮影したピーチ氏は、「この彗星が私が11月10日に撮影したものと同じものだとはとても信じられないのです。今、アイソン彗星は爆発を経験し、まさに、ショーが始まったのだと感じます」と述べる。

明るさの突然の増加の理由は、彗星の核の氷がの脈が開放したことによるという可能性はあるが、 NASA の観測チームは「理由はまったくわからない」と述べており、実際の原因は謎のままだ。









水星にふたつの彗星が同時に接近する珍しい現象

それと、彗星の話としては、これも同じスペースウェザーで紹介されていたものなのですが、

RARE DOUBLE-COMET FLYBY OF MERCURY
(水星にふたつの彗星が同時に接近飛行する珍しい現象)

という記事がありました。

11月17日から19日にかけて、下のような軌道で水星のすぐ近くをアイソン彗星とエンケ彗星が通過してくのだそうです。

mer-comet-1.gif



mer-comet-2.gif


エンケ彗星は水星にかなり近づくようです。

これに関しては、 NASA がビデオニュースを YouTube にアップしています。

ScienceCasts: Two Comets to Fly By Mercury on Nov 18 & 19

suisei-suisei-2013-11.jpg

▲ NASA ニュースより。





「水星」と「彗星」

水星と彗星というのは、日本語では読みが同じで、口頭で伝えると、「すいせいにすいせいが接近するんだよ」ということになって混乱しますが、しかし、読みが同じということだけではなく、


・水星

・彗星



どちらも、このブログでは「大事な存在」としてかつてよく取り上げる存在でもあります。

しかし、ここで、特に「水星」について書きますと、奇妙な横道に逸れていく可能性がありますので、過去記事のリンクを記しておくに留めますが、中世の西洋神秘主義や錬金術的な世界では、「水星」というのは、ある意味で最も大事な惑星として伝えられています。

水星の真実: 探査機メッセンジャーの撮影で水星の「何か」がわかるかもしれない(1)
 2012年03月24日


アルケミーの真実と噛み合わないモダンな 2013年の太陽系の六芒星から感じるのは宇宙の意志ではなく「ある種の人々」の思惑
 2013年07月31日


mer-sun-moon-003.gif

▲ 太陽も月も、そして男も女もすべて水星に支えられていることを示している図。この図そのものは、18世紀に出版された『薔薇十字の秘密のシンボル』というラテン語の古書からのものです。


上の『薔薇十字の秘密のシンボル』という古書については、

エメラルドタブレット(2): 1785年の「薔薇十字の秘密のシンボル」の冒頭に出てくる数字
 2012年03月09日

にあります。


また、水星は、オカルト的な話だけではなく、アメリカの財団法人であるカーネギー研究所などの研究により、「水星は太陽系の他の惑星とはまったく違う組成を持ち、その起源も違うものである可能性が高い」ことを突き止めたことが、昨年の9月にアメリカなどで報道されました。

その記事は、

水星の真実(3): 「水星は他の惑星とはまったく違う起源を持つ」可能性があることが無人探査機のデータによって明らかに
 2012年09月21日

にあります。



そして、「彗星」という存在。

過去にはジョルダーノ・ブルーノが、そして、近代では、フレッド・ホイル博士などが、「彗星は宇宙全体に生命を広げる存在」という科学的見地に至っているものでもあります。


その「宇宙での重大な存在である彗星」が、重要な惑星である「水星」をかすめた後に、やはり重要な存在である「太陽」に向かうというのが、今回のアイソン彗星をはじめとした巨大な彗星の数々の動向の一大イベントであるのだと思っています。

そして、それは、天文学的な意味だけではなく、その時期の頃からの人類の精神的な変化とも連動する「何か」を伴うこともあったりするのかもしれないと思います。


今は確かに天変地異や環境変化などいろいろとありますけれど、天変地異がなくても、人類は、その精神性に一種の「進化」がなければ、現在の人類種にそれほど長い未来はないかもしれないということは、今の世の中の多くの人たちの共通認識となっていることもまた事実のようにも思います。


太陽や太陽系、あるいは宇宙そのものが大きく変化しているかもしれない今、その中の私たち人類は進化、あるいは変化しているのかどうか。

私には何ともわかりません。

いずれにしても、しばらくは彗星と太陽系、そして「太陽」の動向を見続けたいと思います。

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