2013年11月18日



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太陽の磁場のポールシフトが数週間後に迫る中、神の魂を運んでいたと囁かれる白いカラスはグリーンランドで殺された



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▲ 11月13日の米国タイムより。






太陽の磁場の反転が近づく

以前、太陽の「磁場の反転」がこの秋から冬にかけて起きるということについての報道をご紹介したことがありました。


NASA が「太陽の磁極の反転(磁場のポールシフト)」が始まったことを確認
 2013年08月08日


上の記事では、今年8月に、米国スタンフォード大学の太陽物理学者が「太陽が完全な磁場の反転をするまで、もはや、3〜4ヶ月もかからないように見える」と言っていたのですが、最近、「あと数週間で磁場の反転が始まるだろう」という報道が相次いでいます。

上にはタイムの報道を貼りましたが、英国のインディペンデントでも大きく取り上げられています。

sun-flip-independent.gif

インディペンデントより。


今回はこのインディペンデントの記事をご紹介しようと思います。

ちなみに、この「太陽の磁場の反転」そのものは、11年周期のサイクルを持つ太陽活動周期が次のサイクルへと移行する際に起こる通常の太陽の現象であり、このこと自体は異常なことではありません。

しかし、現在の太陽には数々の異常な状態が認められていて、たとえば、磁場の反転をするにしても、そもそも、この「11年」という太陽活動のサイクルが崩れていたり(12年以上になっている)、あるいは、その「磁場が複数化している」ということが昨年から日本の国立天文台の観測などで確認されています。

20120419-solar-polar.gif

▲ 過去記事「奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?」より。


それらに関係した記事は、

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日

国立天文台が「太陽の磁場異変の進行」を確認し、その状態が過去の「小氷河期」と類似していることを発表
 2013年02月05日

などにあります。

そして、過去記事「 NASA が太陽の磁極の反転が始まったことを確認」の中で、NASA が述べている通り、この太陽の磁場の反転というのは、太陽系全体に影響を与える出来事であるとしとて以下のように記しています。



太陽の磁場の反転は文字通りのビッグイベントだ。太陽の磁気の影響を受ける範囲を「太陽圏」とも呼ぶが、その範囲は冥王星をはるかに越え、太陽を中心とした数十キロ億メートルの範囲に広がっている。




という出来事になるそうなのですが、現在の、一種の異常な状態ともいえなくもない太陽で起きる磁場のポールシフトが、何を引き起こすのかはよくわかりません。


まあ・・・合理的に考えれば、関係ないことだとは思うのですが、最近のあまりにも大きな自然災害や、あるいは「極端な気温の変化」などが多少なりとも太陽の異常と関係しているようなことがあるとすれば、一時的なにしても、それらの極端な変動がさらに極端になる・・・というような可能性は多少はあるのかもしれません。

もちろん、これは合理的な考えではなく、単に私の感覚的な感じ方です。


ところで、今回の記事のタイトルの中に「白いカラス」という文字がありますが、どうも私はこのことについてのニュースが気になっていまして、最初はこれだけで記事を書こうかと思ったのですが、まあ、単なる「珍しい動物の死」という話だけといわれれば、それまでですので、余談として書かせていただきます。






白いカラスは何を意味するのか

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▲ グリーンランドの Nunatsiaq Online より。


このニュースは、グリーンランドで「白いカラス」が見つかったのですが、なぜか、撃たれて殺されてしまったというもので、なぜ撃たれてしまったのか理由はわからないのですが、グリーンランドのメディアで報じられて以来、ヨーロッパ各地で反響を呼んでいます。

その記事の中には、

「白いカラスは神の再臨の魂を運んでいる象徴だ」

というような表現もありまして、それで気になったニュースなのでした。

特筆することとして、このカラスは「アルビノではない」ということがあります。

アルビノとは遺伝子の問題で白化現象を起こすことを指して、人間を含めたあらゆる動物に存在するもので、アルビノでの白いカラスは世界中に数多くいると思いますが、今回のカラスはアルビノではないことが外見的特徴からわかっているようです。

つまり、純粋に「非常に珍しい白いカラス」だったようです。

それが理由が不明なままで殺された。


その記事をご紹介します。




Discovery of rare white raven spurs calls to preserve its body
Nunatsiaq Online 2013.11.14


珍しい白カラスが発見され、その遺体を保存する機運が高まる


グリーンランドで白いカラスが発見され、その後、その死体をデンマークの博物館に保存するための呼びかけがおこなわれており、広く注目を集めている。

グリーンランドの大手新聞セルミトシアーク( Sermitsiaq )は、珍しい白いカラスがグリーンランド西部イケラサールシク( Ikerasaarsik )で撃たれて殺されたことを報告し、その白い鳥の写真を11月13日に掲載した。

この報道を見たデンマーク鳥学会のクヌード・フレンステッド氏は、この白いカラスの発見を「非常に興味深いものだ」とし、グリーンランド天然資源研究所か、コペンハーゲンのデンマーク動物学博物館にカラスの遺体を引き渡すよう求めている。

フレンステッド氏は、「これは非常に稀少なものであり、遺体が放置されたままや、動物などに食べられてしまった場合、多大な損失となる」と語る。

そして、フレンステッド氏は、この白いカラスは外見的にアルビノとは見られないと新聞に述べている。アルビノのカラスの場合は完全な純白となり、そして、目がピンク色になるのだという。

グリーンランドで死んだこの白いカラスはクリーミーホワイトの色をしており、そして茶色の毛を持っている。また、目も赤いことから、アルビノではないと考えられる。

この白カラスが撃たれた理由はよくわかっていないが、 その地元ではこのカラスの遺体の処遇が決定されるまで冷凍保存することを決めた。

この白カラスの遺体は、グリーンランドのヌナトシアクニュースの FaceBook にも投稿され、多くの人たちからの強い反響を得た。

多くの人々がこの白いカラスを撃ったことを非難し、ある人々は、この鳥を「白い精神を持つ鳥」だと呼んだ。

その存在は、たとえばキリスト再臨の神話のような「神の再来」の時に出現するスピリチュアルなメッセージの意味を持つという。

しかし、その鳥は撃たれて殺された。






というものです。

ちなみに、白いカラスの存在についいては、Wikipedia の「ヘンペルのカラス」という項目の中の白いカラスの実在というセクションにありますが、今回のグリーンランドのカラスはアルビノではないという意味で稀少なカラスだったようです。

ちなみに、伝説が語るカラスというページには、「太陽神アポロンの伝説では、カラスは最初、白い鳥でした」と書かれてありまして、カラスは最初は白かったという古代の伝説があるようです。


まあ、神様の魂を運んでいたにしても、単なる変種だったにしても、いずれにしても、その白いカラスは死んでしまいました。


そんな中で、上に出てきたギリシャ神話のアポロンなど数多くの太陽神の伝説を生みだした太陽が、近く磁場の反転を発生を起こすことについての報道をご紹介させていただきます。




Sun will 'flip upside down' within weeks, says Nasa
Independent (英国) 2013.11.15


太陽は数週間以内に「反転するだろう」と NASA は述べている


太陽は、この数週間以内にその磁極が反転する方向に進んでいる。太陽磁場の逆転現象は、太陽系全体に影響を与えるイベントだ。

太陽の磁場の反転というと、何か終末的なイメージの響きと思われるかもしれないが、そうではない。これは太陽活動のサイクルの中で、北の南の磁場が極性を入れ替える11年周期の定時イベントなのだ。

しかし、この磁場の反転現象の発生している間は、衛星に影響が出たり、あるいは地上での放送や通信を妨害するような磁気嵐などを発生させるような宇宙天気となる可能性がある。

米航空宇宙局( NASA )は、今年8月に、磁場の逆転が今後は3〜4ヶ月の間に起きるだろうと述べていたが、正確な日付けを予測することは不可能だという。

太陽の磁場の反転の影響は、星間空間の端近くにある冥王星にまで、太陽系全体に影響を与えるとされている。

太陽の状態は、太陽磁場を観測し続けているスタンフォード大学のウィルコックス太陽天文台の研究者たちによって観測されている。

ウィルコックス太陽観測所の責任者、トッド・ホークセマ( Todd Hoeksema )博士は以下のように述べた。

「太陽磁場の反転は、いくつかの意味では非常に大きな出来事ですが、決して壊滅的な災害を招くようなものではありません。この現象に対して心配する必要はありません」。


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