2013年11月21日



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日本にも出現した新しい島に乗って「深海のトライポッド」が地上に姿を現す夢想の中で



japan-new-island.jpg

▲ 11月20日に小笠原諸島の海域に出現した新しい島の報道。FNN ニュース より。場所は、東京から南におよそ 1,000km、小笠原諸島の無人島・西之島の南南東 500メートル付近。島の直径は約 200メートル程度だそうです。






トライポッドの呪縛から自分が解かれる日はないと気づかせてくれた深海の生き物

先日の記事、

世界がムチャクチャな天候に突入する中、ベトナムで「巨大な白ナマズと白クジラ」が死亡し、地底から黒クジラが現れるというカオス
 2013年11月20日

の途中に、秒速 63キロメートルの速度で「 1500万キロメートルの長さの尾」を伴って太陽に向かって飛んでいるアイソン彗星の「長い」写真を載せましたけれど、今回も、「長い写真」を2つほど載せたいと思います。

ひとつは、海や海洋生物に関しての科学ニュースを報じる Deep Sea News というサイトにある「深海の生き物の写真」です。

長いですよ。


magnapinna-squids.jpg

Deep Sea News より。


これは「イカ」なんです。

最近発見されたものではなく、 2007年に撮影されたものなのですけれど、私自身は、つい先日このイカの存在を知りまして、瞬時に、H・G・ウェルズが 19世紀の終わりに発表した SF 小説『宇宙戦争』に出てくる火星人の最強兵器「トライポッド」を思い出したのですね。

それも繰り返し映画化されているほうのものではなく、小説のイラストのほうを彷彿とさせます。

War-of-the-worlds-tripod.jpg

▲ 1906年にフランスで出版された『宇宙戦争』のイラスト。Tripod (The War of the Worlds) より。


宇宙戦争のトライポッドには個人的にも他の思い出があります。

今から4年前だと思うのですが、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『宇宙戦争』を見た後から、約半年間、「肉が食べられなくなる」ということを経験したことがあるのでした。その期間はどうしても肉を食べることができませんでした。

tripod.jpg

▲ 2005年のスティーブン・スピルバーグ版『宇宙戦争』のトライポッド。生物ではなく「搭乗型の兵器」です。


これは当時書いていたブログに「大阪ショック」という事件として記録されておりまして、私に「生物と生物の平等とは何か」ということを考えさせてくれるキッカケともなりました。

その答えはいまだに出ていません。

それらについては、

大阪人はいかにして最強の宇宙兵器を倒したのか
 クレアなひととき 2009年10月11日

という記事と、その翌日の記事などに記されています。


まあ、トライポッドの話をくどくど書いていても仕方ないですので(苦笑)、ここまでにしますが、上のイカに関しての Deep Sea News の記事を動画と共にご紹介しておこうと思います。



An amazing image of the elusive big-fin squid
Deep Sea News 2013.11.17

とらえどころのない巨大なヒレを持つイカの驚くべき映像




マグナピンナ・イカ( Magnapinna squid )は、深海に住む生き物の中でも、非常に優美な姿を持つもののひとつだ。マグナピンナイカは、ヒレの長さが体の90パーセントを占めている非常に珍しいイカで、また、その腕の途方もない長さも目を引く。

この10年ほどの間に、遠隔操作無人探査機(ROV)による深海探索の増加などによって、このイカの姿はわずかながら撮影されている。

上の映像は 2007年 11月 11日に、石油会社シェルの遠隔操作無人探査機によって、海底 2386メートルの深さで撮影された映像だ。





というわけで、深海にはいろいろな生き物がいるわけですけれど、世界中で相次いで、「海から陸地が出現している」という今、こういう生き物たちも陸地と共に大地に上がってきて地上生活に順応していったりすると、また世界も違った光景となっていきそうです。


そういえば、上のほうに「長い写真を2つ」と書いたのに、トライポッドのことなどで長くなって、もう1枚の「長い写真」を忘れていました。

それはこちらです。

sinabung.jpeg

▲ 米国 NBC より。




400年間の眠りから目覚めたインドネシアのシナブン火山の現在

最近は火山の活動もすごいことになっていて、ロシアのカムチャッカやインドネシアの火山活動は日に日に激しくなっている感じを受けます。

上の「長い写真」は、インドネシアのシナブン山という火山の最近の噴火の様子です。

このインドネシアのシナブン山は、 Wikipedia によりますと、2010年に、「 410年ぶりに噴火した」ものなのだそう。

それ以来、断続的に噴火を続けていて、現在は高さ 8,000メートルにまで噴煙を上げています。

このシナブン山の噴火に関しては、米国の科学サイトのニューサイエンティストの昨日の記事にも驚異的な写真が載せられていました。

sinabung2.jpg

NewScientist より。噴煙の高さは8キロメートルに達しており、 6,000人の住民が避難しています。







次はどの海域で島が浮上するのか。そして、どの大地が陥没するのか

そして、記事のトップに載せましたけれど、「日本の新しい島」も海中から出てきました。

new-island-5.jpg

▲ その新しい島。


日本の領域であるということも興味深いですが、そうではなくとも、

パキスタンでのクリスチャン追放活動の渦中で発生した大地震と共に海底から浮上した新たな島
 2013年09月25日

という記事以来、「新しい島の出現」というのは気にはなっている概念ではあります。

上の記事と、

パキスタンの新しい島を見て、最近の海底の異変の場所を思い返してみました
 2013年09月26日

という記事で、最近2〜3年の間に海に出現した「新しい島」と、海底での異変について、ある程度まとめていますが、

・2010年11月にインドネシアの海域
・2011年9月にロシアのクラスノダール地方の海域
・2013年1月にはドイツの沖合


に、新しい島が出現していますし、また、ほとんど観測されることがない海域でもそういうことが起きている可能性もあるかもしれません。


その一方では、ニューカレドニアの近くの海域に「地図上では存在している島」が、行ってみたら「なかった」ということもありました。ちょうど1年ほど前のことです。

map-sandy-new.gif

▲ 地図に記載されているサンディ島。しかし、科学者たちが「この島が存在しない」ことを発見。過去記事「地図から消滅した南太平洋のサンディ島: 古代の超大陸が分裂したと考えられる海域での異変」より。


あるいは、インド洋では、「たった数日の間に海底が何百メートルも上昇した可能性がある」ことを NOAA のデータが示唆していたりしたことを書いたこともありました。

インド・オーストラリアプレートの境界で急速な「海底隆起」が起きているかもしれない: NOAA のグラフが示した異常な水深変化
 2012年12月05日

ndbc-2012.gif

▲ 上の記事よりアメリカ海洋大気庁のグラフ。2012年10月15日から10月17日の3日間で、400メートル近く海底の大地が上昇した可能性があります。


こういうのをいろいろと見聞きしていると、今後、海でどんなことが起きても、すでにそれは異常でも不思議なことでもないというように思えてしまうような部分もあります。


あまり関係のあることではないでしょうが、小笠原諸島の近くにできた「新しい島」とパキスタンの新しい島の位置関係は次のようになります。

new-island-map-02.gif


小笠原諸島の近くの新しい島の正確な場所は、 FNN の報道の下の Google Map の引用がわかりやすいです。

newisland-map-03.jpg



あくまで個人的にそう考えているだけですが、私が「時代の節目となる」と考えている 2015年になるまで、あと1年と少しとなってきました。

その間にどんなことが起こるのかはわからないですが、確かに自然は変化しています。人間も変化していかなければ、いろいろな意味でついていけないのかもしれないです。





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