2013年12月24日



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2014年はどんなクリスマスになっているのかなあ … と想像するのはヤメにして



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▲ 2011年11月30日の米国クリスチャン・サイエンス・モニターより。
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上の報道は2年前のものですが、米国アリゾナ州のガンクラブで5ドル払えば、サンタを囲んで本物の AK-47 を持っての家族写真が撮影できるということが報じられていたものでした。

そして、またこれが大人気だったそうで。


日本では「 AK … 」で始まる言葉というと、 AKB48 というような感じですが、他の国々、特に紛争地域では、「 AK といえば 47 」ということになります。

AK-47 は正式名「 1947年式カラシニコフ自動小銃」というもので、世界で最も多く使われてきた銃です。 AK-47 - Wikipedia には、「世界の紛争地域で最も利用されている殺人機器」と記されています。

もちろん、そうなった理由は、この銃が「世界で最も優れた自動小銃」であったということと同意ですが、その AK-47 を設計したミハイル・カラシニコフさんが 12月 23日に 94歳で亡くなりました。


カラシニコフ氏が死去 自動小銃「AK47」を開発
朝日新聞 2013.12.24

世界的に普及した自動小銃「AK47」を開発したロシアの銃器設計者ミハイル・カラシニコフ氏が23日、病気のため死去した。94歳だった。

第2次大戦でソ連の戦車部隊に所属し、ナチスドイツとの戦いに従軍。自動化された小火器で武装されたドイツ軍に衝撃を受け、新しい銃器の設計を決意した。戦後間もなく、使いやすくて壊れにくい自動小銃「AK47」の開発に成功。旧共産圏を中心に普及した。一方で、その銃の特徴からコピー製品も大量に出回り、多くの紛争地やテロリスト集団にも使われ、「史上最悪の大量殺害兵器」とも言われた。

かつてインタビューに対し、カラシニコフ氏は「悲しい。私はナチスドイツから祖国を守るため、優れた銃をつくろうとしただけなのに」と答えていた。




「銃」という存在に関しては、いろいろな考えを持つ方がいらっしゃるでしょうので、 AK-47 そのものについて、ここで言及するつもりはありませんが、トップに貼った写真のような「クリスマスの風景」とカラシニコフさんの死の報道を合わせて見ていたりしました。


そんなわけで、今日は1年の終わりにも近いクリスマスの頃なんだなあと思い出しました。

「思い出す」ということはほとんど忘れているということですが、最近は、街に出ても、「クリスマス一色」というような感じの風景はあまり見られない感じがします。10年単位での昔は、もう少し街などもクリスマスっぽい雰囲気だったような気もします。なんとなく「それどころじゃない」というような気分の時代でもあるのかもしれないですが。







いろいろな国のクリスマス

中国では、ここ数日、さらに微小粒子状物質の PM 2.5 が激しくなっているそうで、地元のメディアでは「灰色のクリスマス」などという見出しの報道もあります。

灰色圣诞

▲ 12月24日の sina より。


12月に入ってからの中国の各都市の写真を見ると、スモッグがすでに「幻想的な風景」を醸し出している域にまで達している写真が多く見られます。

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▲ 12月初旬の上海。 Gizmodo INDIA より。



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▲ 12月8日の江蘇省にある連雲港市。 National Post Photos より。



産経ニュースによれば、特にこの数日は、「大気汚染の指数の上限値の針が振り切れる状態」となっているのだそう。



中国PM2・5濃度、針振り切れる「爆表」 基準値の8倍、「灰色クリスマス」
産経ニュース 2013.12.24

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今月20日以降、中国北部の広い範囲で有害物質を含んだ濃霧が深刻な状況となっている。

24日には観光名所である陝西省の西安をはじめ、河北省の石家荘や保定など5都市で微小粒子状物質PM2・5の濃度が上昇。大気汚染の指数(AQI)が上限値の500に達し、針が振り切れる「爆表」と呼ばれる最悪の状態となった。

悪化の一途をたどる大気汚染に、中国国内では「神頼み」の動きまで出ている。地元メディアによると、唐代の史跡を復元した西安近郊の大明宮国家遺跡公園では22日、冬至の祭礼を再現したイベントで、「有害濃霧の消散」を祈願する参列者も出たという。




とのことで、中国も大変そうですが、クリスマスの本場の欧米も大変そうです。







サンタもサタンの気配を帯びてきたアメリカとヨーロッパ

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▲ 12月23日の VOR より。


アメリカは、上の雪の被害だけではなく、地域によりバラバラの天候の被害が出ていて、「異常で奇妙な天候が米国全土を包んでいる」というような見出しの記事が並びます。


しかし、それよりすごいのはヨーロッパ。下の天気図は 12月 22日の英国の天気予報ですが、注目していただきたいのは、その低気圧のすさまじさです。

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▲ 2013年 12月 22日の Weather Space より。


日本では、台風などの時に、その勢力の強さなどを表す時に「ヘクトパスカル」という単位を使いますが、欧米ではミリバールという単位を使います。昔は日本でも「ミリバール」という単位を使っていました。

ミリバールとヘクトパスカルは、単位としては同じですので、上の天気図の英国上空にある 930ミリバールというのは 930ヘクトパスカルと同じということになります。

これは結構な激しい天候となっていると見られます。

たとえば、過去の日本の上陸時の中心気圧の低い台風の上位3つは下のようになります。

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▲ THE PAGE 「ニュースでよく見るヘクトパスカルって何? 台風28号は中心気圧が905」より。



今現在の状況はわからないですけれど、これらと並ぶような低気圧が来ているというのは、欧州も広い範囲で、ハッピークリスマスとは言えない天候の状況である可能性も高そうです。

ちなみに、 Weather Space によりますと、現在、英国圏での上空を流れるジェット気流は過去最大のスピード(毎時440キロメートル)になっているのだそう。


寒波の関係の報道はいろいろとあり、トルコで寒波のために凍結してしまったロバたちの様子が報じられていました。

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▲ トルコ DHA より。


何頭か助けられたそうですが、全部が助かったのかどうかはわかりません。下のはその動画です。

トルコ・シウェレクで寒波のために凍結してしまった動物たち








凍結していく世界各地

中東も、現在は雪や寒波が収まっていてるのか、続いているのか、リアルタイムはわかりませんけれど、数日前までの報道の記事は、「これが中東?」と思うようなものばかりでした。


エジプトでは100年ぶりの雪

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▲ 雪に覆われたピラミッドとスフィンクス。 2013年12月13日。 Strange Sounds より。




ヨルダンの首都アンマンは雪で都市機能が混乱

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▲ 2013年12月16日の CCTV より。



エルサレムでは 134年ぶりに降雪記録が更新される

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▲ 2013年12月17日の Keren Kayemeth LeIsrael Jewish National Fund より。



そんな感じで、確かに世界は混乱はしています。

けれども、それでも、例えば日本などではクリスマスから年末年始は、一応は子どもから大人まで休息できる時でもありますので、ゆったり過ごせる方が多いといいのですけれど。


そういえば、先日の記事で、マリアンネ・ヴェックスさんというドイツ人女性が 1992年に出版した『処女懐胎の秘密』という書籍をご紹介して、「 Amazon に古本であります」などと書いたのですが、その後、売り切れとなってしまっていました。

何とか他にネットで置いてあるところがないか探してみたのですが、どうにも見つかりません。そのあたりの顛末というか、雑記をクレアの、

パンドラと不思議惑星キン・ザ・ザの関係
 クレアなひととき 2013年12月24日

に書きました。

いい本だと思いますので、再発されると嬉しいのですが。

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