第6の太陽の時代の到来まで我慢できる限界はあとほぼ1年ジャスト
▲ MK (ロシア)より。
上の記事は、オカルトサイトの記事というわけではなく、わりと普通のロシアの報道です。この 12月 27日には、 ニュース検索において、ロシア語でいくつかのキーワードを検索すると、下のように「アフリカで古代の巨人の痕跡発見」というロシアの各報道メディアの記事がズラリと並んでいた日でした。
このロシアの報道は、その後、ロシアの声の日本語版でも紹介されていました。
アフリカ 巨人の足跡 120センチメートル
VOR 2013.12.27
アフリカ南部のスワジランドでは、巨人の足跡が考古学調査で発見された。その大きさは120センチメートル。この人間の足跡に近い形をしている足跡は、洞窟のひとつで発見されたもので、先史時代の巨人のものである可能性があるという。
足跡の保存状態がよいのは、巨人が冷めたマグマに足を踏み込んだためだとされている。
また一部の学者らの意見では、先史時代における最初の人種の身長は50メートルだったとも言われている。
こうなってくると、報道といっていいのだか何だか微妙なラインの記事ですが、しかし、思い返すと、今年 2013年は、このような「巨人」というのか「大きな人」に関しての報道が多かったです。
古代の巨人に関して、骨や足跡の写真がねつ造されることはよくあることですが、これらはそういうのとも少し違って、しかし実際に何なのかはよくわからないというようなものです。
それらを後でまとめてご紹介します。
その前にちょっと余談など。
年末ですし、個人的な雑談をお許し下さい。
子どもから発令された 「12月31日」警報
何日間か祖母のいる奥さん方の実家に行っていた子どもが帰ってきて、一緒に夕飯を食べている時に、
「12月31日は外に出ないんだ」
と言います。
「なんで?」
と聞くと、
「中国とかアメリカとかが(モゴモゴ)」
と要領のない答えを言いますが、「中国は空気も(モゴモゴ)」などと言っていて、どうも、いろいろな情報が彼の頭の中で混濁しているようですが、そもそも、「なんでそんなこと知ってるん?」とは思いました。
うちでは、少なくとも子どものいる時には、テレビのニュースというものは見ませんので、スモッグにしても、彼の知っている範疇ではないのですが、しかしまあ、実家でニュースとかを見てたんでしょうね。祖母などは熱心にニュースを見る人ですので、子どもに「中国ではスモッグが」とか言っていたのだと思います。
それはともかく、子どもの頭の中にゴッチャになっているらしい「中国と大気汚染」に、どうしてアメリカと、あるいは 12月 31日という日付けが絡んできたのかはしらないですが、子どもは、私にも、
「おとーさんも 12月 31日は外に出ないほうがいいよ」
と言われてしまい、
「ああ、でも買い物とかありそうだし・・・」
という言葉も遮られ、結局、私も子どもと付き合って、その日は外に出ないことを約束することになりました。
しかし、このことで思い出してみれば、確かに中国のスモッグもどうなっちゃうんだろうとは思っていたところでもありました。
小児ぜんそくだった私が思う中国や日本の子どもたちへの心配
冬になり石炭での暖房が増えたせいなのか、中国のスモッグは最近はさらにひどくなっていて、これは暖房の季節が終わる春まで続くのでしょうけれど、でも、いい加減、そろそろアジア全域が「 PM2.5スモッグ」に蝕まれるということはあるのだろうなあと思います。
今年の中国はクリスマスもひどい大気状態だったようで、中国本土のメディアでも、下のような、自虐的なタイトルの報道が数多く出ていました、どちらも、 12月 25日のものです。
▲ NF Daily より。
▲ Workercn より。
報道の内容としては newsclip の下のような感じで全体として共通です。
中国:イブの夜も大気汚染スモッグ… 16都市で最悪レベル
newsclip 2013.12.26
中国北部を中心に深刻な大気汚染が続いている。中央気象台はクリスマスイブとなった24日、スモッグ警報の最高レベルである黄色警報を連日で発令した。
微小粒子状物質「PM2.5」濃度の発表を開始した第1陣の74都市のうち、16都市で「PM2.5」を含む大気汚染の指数が300を突破。過去最悪のレベルに達している。
特に汚染が深刻だったのは河北省。石家庄、保定など4市は、大気汚染指数が大台500を超え、測定結果を数値化できない“爆表”の状態に追い込まれている。
ここまでです。
ところで、私自身は子どもの頃、小児ぜんそくでした。
小児ぜんそくなどの子どもの場合、一般の人がダメージを受けない程度の空気汚染でも、かなりのダメージとなり得るもので、私も5歳くらいの時だったか、両親が住む場所を幹線道路から遠くの場所に替えてくれたことがあります、
それまで、道路のすぐ横に住んでいたのですが、農地の真ん中(現在は住宅街になっています)に家を建てて、そこに住むことになったのでした。その後から、急速にぜんそくが改善した経験があるので、環境は多少なりとも病状と関係するものだとは思います。
ただ、小児ぜんそくが一般的に軽快に向かうのも5歳頃の時期ですので、環境改善が理由だったかどうかは不明なのですが、それでも、転地療養は多少は有効だったのかもしれないとは思います。
Wikipedia の気管支ぜんそくの「症状」という項目には下のようにあります。
症状
自動車、タバコ、工場の煙等の環境刺激因子、寒気、運動、ストレスなどの種々の刺激が引き金となり、これらに対する過敏反応として気管支平滑筋、気道粘膜のむくみ、気道分泌亢進などにより気道の狭窄・閉塞が起こる。
気道狭窄によって、喘鳴(ぜんめい:喉のヒューヒューという高い音) 、息切れ、咳、痰などの症状を認める。喘息発作時にはこれらの症状が激しく発現し、呼吸困難や過呼吸、酸欠、体力の激しい消耗などを伴い、時には死に至ることもある。
上の Wikipedia に、「喉のヒューヒューという高い音」とありますが、これはつまり、「呼吸が普通にはできない状態」なのです。
「このままでは死ぬ」
と子どもでも感じるわけで、そのために、当時のぜんそくの頓服には、非常に強力な飲み薬が処方されていました。何という薬なのか今はわからないですが、それだけが、「赤い紙」(警告色)で包まれた粉薬で、夜中などに発作が始まると、それを飲むのです。
5歳にもなっていない頃では、その苦い薬をうまく飲めず、オブラートだとか、あるいは場合によっては父親が水に混ぜて無理矢理、私に飲ませていたと記憶しています。当時は救急車が存在しないような地域でしたので、それをしないと、死んでしまう可能性もあるのでした。
まあ、そんなわけで、ずいぶんと親に苦労をかけたわりには、結局、「ぼんやりとした不良中年」となってしまって申し訳なく思ってはいます。
何だか変な話になりましたが、要するに、ああいう小児ぜんそくみたいな苦しみを持つ子どもが増えるのはイヤだなあと思うのです。
中国の写真を見ていると、あのスモッグの中で肺の疾患が増えなくとも「減るわけがない」とは思いますし、そして、最近の「日本の過敏な子どもたち」が、あれらのスモッグ成分が本格的にこの国にやってくる時に耐えられるのかどうかとも思います。
今後のアジアを考えると、何となく切ないものがあります。
というわけで、余談が長くなってしまいましたが、今年の「巨人のネタ」を少しまとめてご紹介しておきます。
2013年の「大きな人」たちは太陽の時代の変遷と関係・・・しなそうですが、するかもしれないし
▲ 12月23日の米国 WND より。
この報道に名前が出ている「プロミス・キーパーズ( Promise Keepers )」というのは、米国の保守的価値観の国際的なキリスト教運動団体で、そのイベントの出来事だそうです。 フォトショップワークっぽいですが、現場の多くの人が目撃したということだそうで。
▲ 中央の部分を拡大した写真。
仮に実際にこの光景が現れたのだとしても、天使というようなイメージは感じませんが、キリスト教団体でのイベントですので、「天使」というような表現となっているようです。
最近、この「光る巨大な人物」というのは、ややブームになっている感じもあります。
12月10日には、アルゼンチンのブエノスアイレス近くにあるネコチェア( Necochea )という場所で下の写真が撮影されました。
▲ Inexplicata より。
拡大すると下のような感じです。
普通に考えれば、単に朝日の真ん前に立った人が撮影されたというだけにしか見えないのですが、しかし、この写真の「分析」なども始まり、様々な写真解析をするサイトなども現れました。
まあしかし、上のような写真を「どうして多くの人が巨人だと考えたのか」ということを辿っていくと、過去記事でもご紹介したことのある2013年のはじめの出来事に行き当たるのです。
・「デジャヴ(既視感)はパラレルワールドの存在と関係がある可能性」に言及した米国のミチオ・カク博士
2013年01月04日
という記事の余談でご紹介した「台湾の宇宙人騒動」でした。
下はその時の台湾の各社のテレビ報道。
これは、撮影したのが警官だったことと、いろいろな機関が調査にあたったというようなこともあって、台湾で大きく報道された後に、各国のメディアでも紹介されたりしたのですが、この出来事が一部の人には結構インパクトがあったようなのです。
そして、その中で、昨年7月に、ブルガリアの各種メディアで下のような報道がなされていたことなどがわかったりしました。
▲ 2012年7月13日の Gustonews (ブルガリア)より。
拡大すると下のようなことになっているわけですけれど、報道では他にも何枚かの写真が報じられています。
仮にこれがフェイクでないとしても、「エイリアン」と最初から記事のタイトルにしてしまうと、そういう先入観になってしまいますが、「世の中にはこういう人もいる」と考えてしまえば、「世界は広いから」という程度で済む話にも感じます。
実際、私が東京に住んでいる頃は、吉祥寺などで飲んで朝方に帰る時なんか、結構こういう人が歩いているのを見ましたしね(酔ってるからだよ)。いやホントに。
第6の太陽の時代の私個人のリミットは 2015年初頭
これらの「巨人」報道は、ほとんどが普通のニュースとして報じられていて、このあたりは、世の中が変わったと考えるべきなのか、それとも、実際にこの世には大きな人が増えてきているのか、そのあたりはわからないままですが「増えている」のなら、今後も目撃や報道も増えるはずだと思います。
上のロシアの声の記事の中にもありますけれど、オカルト的には「先史時代における最初の人種の身長は50メートルだった」というような話はこの世界の神話には溢れています。
たとえば、過去記事の、
・太陽黒点磁気スマイルと現在の太陽神トナティウ
2010年12月13日
では、「太陽の石アステックカレンダーを解読する」という文章をご紹介したりしていますが、そこでは「アステカ神話における5つの太陽の時代とその人類」についての記述がなされています。
その中に以下のような記述があります。
レムリアとアトランチスの滅亡
第2の太陽滅亡後、新しく生まれた第3の太陽は、レムリア、すなわちムー大陸の時代。地理的には、現在のオーストラリア、オセアニア、イースター島を含めた南太平洋地域、南アフリカなどに位置する。
このムー大陸の住民は巨人だったといわれる。またこの巨大なレムリア人は、両性具有であったといわれ、男女両性とちがって、子孫をふやすためには2人の協力が必要となってくる。どちらの子宮に子を宿すかを決めなければならない。
そして、レムリア時代後期には、創世紀のアダムとイヴに表現される生の分離が起こることになる。
という、アステカ神話における概念が記されています。
これらの概念が本当なのかどうかはわかりませんけれど、この概念が正しいとすれば、現在は5番目の太陽の時代です。
それが終わり、「第6の太陽の時代」がやってくるということが、ここ数年ずっと言われてきていますが、そのような兆候は今のところはありません。
私自身は、 2015年の初頭までに第6の太陽の時代が来るというような兆候がなければ、第1から第6の太陽の時代という「神話」を自分の中から捨て去ろうと思っています。
あと1年間で、「兆候」だけでもいいのですが、それもまったく感じられないとしたら、第6の太陽も、そして、上に挙げた「巨人伝説」も、それはかつての人間たちが作り出した「架空」だったと思ってしまうことになるような気がしています。
それまであとたった1年です。