2014年01月29日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




「悪魔 vs キリスト教」の戦いが世界中でエスカレートしている



盗まれるローマ法王の「血」、殺される平和のハト、イエス像を打ち砕く落雷、そして、十戒碑の目前に建立されるサタン像


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▲ 2014年1月27日のイタリアのメディア La Stampa より。


上の報道は最近のイタリアの多くのメディアで報じられているもので、第 264代のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の遺物として保管されていた「法王の血が入っている瓶」が何者かによって盗難されるという事件が起きました。その瓶は上の写真のものです。

盗難された 1月 25日が「悪魔崇拝主義(サタニズム)での新年」にあたることや、また、 2月 1日というのは「ホロコーストに関してのメモリアルデイ」なのだそうで、毎年、サタニズムの人々はこの日に合わせて、様々な行事をとりおこなうそうです。

そのようなことがあり、

盗難された日と悪魔崇拝主義者たちの記念日がリンクしていること

血の瓶と十字架は盗まれたのに、金品のたぐいは一切盗難されなかった

などから、イタリア警察は、これがサタニズムと関係した盗難事件であることを否定できないという見解を示したという報道でした。もしかすると「何らかの悪魔的な儀式に、法王ヨハネ・パウロ2世の血が使われるかもしれない」ということは、敬虔なクリスチャンには耐えられないことのようです。

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▲ ヨハネ・パウロ2世(教皇在位:1978 - 2005年)。列聖と呼ばれるキリスト教での「聖人」としての地位が死後 9年 25日目に確定しています。


上のヨハネ・パウロ2世は「白い鳩」と共に写っています。最近、この「法王と鳩」に関しての出来事がありました。現法王のフランシスコ教皇に関しての出来事です。






平和のハトは旅立てなかった

つい先日の 1月 27日、フランシスコ法王が子どもたちと共に、「平和の白い鳩」を聖ピエトロ大聖堂の窓から放ちました。

「世界に平和が訪れますように。神のご加護がありますように」と。

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▲ 2014年1月27日の National Geographic より。


そして、その直後に起きた出来事が、西欧のほとんどの報道メディアで大きく報道されることになりました。

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▲ 米国 CTV より。


上は襲撃された瞬間の様子ですが、その後は下のように平和のハトはカラスの「エサ」となってしまいました

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通常では、カラスが生きた鳩を襲って餌食にするというようなことはあまりないと思われるわけで、どうして「このようなことがこの大事な場でおきたのか」ということが、現在、動物学者などからのコメントが求められたりもしているようです。

これらは、盗難が「人によるもの」で、ハトは「動物によるもの」ということになりますが、昨年から今年にかけて、自然界からの教会への攻撃もそこそこ続いている感じがあります。

ちなみに、これは前法王のベネディクト16世が退任した直後から特に激しくなりました。






カミナリが落ちまくるキリスト教関係施設

過去記事の、

最後の法王と呼ばれ続けたベネディクト16世(1): 聖マラキの予言とコナン・ドイルの未来感の時間軸
 2013年02月13日

の中に、ローマ法王ベネディクト16世の退位の発表の後に、「バチカンの聖ピエトロ大聖堂に稲妻が何度も何度も落ちる」という出来事の動画を載せたことがありました。

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▲ ベネディクト16世が退位を発表した後の 2012年2月13日の夜、聖ピエトロ大聖堂に何度も雷が落ち続けました。動画は YouTube にあります。


そして、法王は交代し、年代は 2014年になりました。

ちなみに、私は上の過去記事「最後の法王と呼ばれ続けたベネディクト16世」のタイトルに書きましたように、前代の法王ベネディクト16世が「事実上の最後の法王」だといまだに思っています。

あまり関係ないことですが、その記事に抜粋しました、聖マラキ(1094年頃 - 1148年) の預言の内容を参考までに記しておきます。


「全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言」より 111番目の教皇

111.オリーブの栄光 - ベネディクト16世(2005-)

ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
ローマ人ペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。





さて、少し話が逸れましたが、年が明け、 2014年早々の 1月 16日、ブラジルのリオデジャネイロのシンボルともいえる「コルコバードの丘のキリスト像」に雷が直撃しました。

下がその光景ですが、なんともすごい光景!

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▲ 2014年1月18日の Gizmodo より。


産経ニュースの 2014年 1月 18日の「雷でキリスト像の指欠ける ブラジル・リオの観光名所」によりますと、


観光名所コルコバードの丘に立つ巨大なキリスト像に雷が当たり、キリスト像の右手を直撃。親指と中指の先端の一部が欠けていたことが判明した。

リオ州内では16日、4万回以上の雷が落ちた。高さ710メートルの丘に立つキリスト像には避雷針があるが、機能しなかったという。




とのこと。
この「1日で4万回の落雷」というのも実はすごい数です。

その「イエス像の手を直撃した瞬間」は、下の写真です。

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▲ 2014年1月18日の時事通信より。




マラウイ共和国でも

昨年の 12月 29日には、アフリカのマラウイ共和国という国でも、キリスト教会に雷が直撃して、教会の中にいた人たちが死亡したという出来事がありました。

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▲ 2013年12月29日の英国インディペンデントより。



ところで、この In Deep も、「悪魔の輪郭」というカテゴリーなどがありますが、以前は今より多くのその関係の報道を取り上げていました。

今でも、そういう記事は目にした場合は集めていたりします。

最近は日々の出来事が多く、悪魔関係の記事を取り上げる機会がなかったものですので、今回はコツコツ溜めている「悪魔記事ストック」(イヤなストックだな)から、いくつか取り上げています。






米国オクラホマ州の州議会議事堂前に悪魔の像が建つ日

他にも、アメリカではオクラホマ州の議事堂の前に「サタンの彫像」が建立される計画を巡って、地元で紛糾が続いています。

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▲ 2014年1月7日の米国デジタル・ジャーナルより。


これは AP 通信などが日本語でも報道していますので、抜粋します。


サタニスト団体、米オクラホマ州会議事堂に悪魔像の設置を要請
AP 2014.01.08

サタニスト (悪魔主義者) の団体が、2012年にモーセの十戒の記念碑が設置されたオクラホマ州会議事堂の敷地内に、高さ7フィート (2メートル134センチ) の悪魔の彫像を建立するよう求めている。

ニューヨークを拠点とするサタニック・テンプルは、州会議事堂の管理委員会に、悪魔像の設置を申請した。

オカルトのシンボルとしてよく使用されている角を生やしたヤギの頭に翼と長いヒゲを持つ悪魔バフォメットをアーティストが表現した彫像のデザインも提出された。設計図では、悪魔は星形五角形の装飾を施した玉座に座り、横に笑顔の子どもを連れている。




とのことで、その「サタニック・テンプル」(意味は「悪魔寺院」)という団体が申請している「悪魔が星形五角形の装飾を施した玉座に座り、横に笑顔の子どもを連れている」という彫像のデザインは下の図です。

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このことが揉めている背景には、オクラホマシティに建立されている「モーセの十戒碑」と同じ敷地内にサタンの像を建てようとしているということがあるようです。モーセの十戒碑は、上のデジタルジャーナルの写真にある碑です。


要するに、オクラホマの議事堂をはさんで、下のような状況になるということのようです。

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Church of Satan unveils plans for Oklahoma Satan statue より。


まあ・・・そりゃ、怒る人が出ても当然なのでしょうけれど、このような動きは、かつてはこんなに堂々とおこなわれるものではなかったような気もするのですが、世界の各地で、結構露骨にいろいろなことがおこなわれている感じがあります。


他にも、以上のようなことと類似した報道が多くなっている中、バチカンはどのような態度で臨んでいるか。


それは・・・悪魔払いの供給を増やしているのです。


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▲ 2014年1月4日の英国テレグラフより。


その理由としては、「需要が増えている」ということなんですが、需要というのは、つまり、「悪魔を祓ってほしい」という需要です。それが増えているということのようです。

実際、最近では毎日のように世界中で「エクソシズム」の文字がタイトルにつく報道があります。ためしに、今、 Google ニュースで検索してみただけでも、インドメキシコアゼルバイジャンと、次々と報道が出てきます。どれもが通常のマスメディアのニュース報道です。


なお、聖職者の「エクソシズムの学習」については、それぞれ3年以上前の記事ですが、

米国ボルチモアで聖職者相手に開始されたエクソシズム(悪魔払い)の儀式のレッスン
 2011年01月11日

エクソシズムの秘密を公開するポーランドのカトリック教会
 2010年11月14日

というふたつの海外の報道記事をご紹介したことがあります。

悪魔というものの実態はよくわからないですが、実態はともかく、悪魔という「概念」は、今年になってさらに大きくなっている気がします。

そして、あるいは、誰もがこの「悪魔の概念」と対峙する時がくるのかもしれません。

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