2014年03月12日



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まったく変な世の中(あるいは「時」が来た?)



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▲ 2014年2月25日のオーストラリア Yahoo! News Surfing croc shuts Cable Beach より。


この数日、「もしかして自分は、この10日くらいの間に、なんか変な世界に入り込んでしまったのではないか?」と思ってしまうことがあります。

どうもこう、ニュースが奇妙で。

今回は最近のそのような報道をいくつかご紹介します。




ファース(笑劇)のような悲劇を毎日見続ける生活

上のニュースは、オーストラリアの報道ではいろいろと報道されていまして、海に体調4メートルのワニが泳いでいたことにより、ビーチが閉鎖となったというだけの話なのですが、サーフィンという語感はともかく、

「ワニって海で生活する生き物だっけ?」

と疑問に思ったり。

それで、調べてみれば、イリエワニ -Wikipediaによれば、このイリエワニという種類のワニは、



海水に対する耐性が強く、海流に乗り沖合に出て島嶼などへ移動することもある。



ということで、このオーストラリアのワニもそういうたぐいのものだとは思います。

しかし、このケーブルビーチというのもまた不思議な場所で、オーストラリア政府観光局公式サイトの文章は、


ケーブルビーチ

エキゾチックな雰囲気が漂う町ブルームは自然現象「月への階段」でも知られる人気のリゾートです。町の西側に位置し、真っ白な砂浜が22kmも続くケーブルビーチは絶好のサンセットスポット。ラクダの背に揺られインド洋に沈む美しい夕陽を眺めてみませんか。




とあります。

「ラクダの背に揺られ?」


そのケーブルビーチを検索すると、下のような写真がたくさん出てきます。

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Travel House より。


「どんなオーストラリアだよ・・」

と思わず呟いたりするわけですが、ラクダはともかく、「ワニ」といえば、本来なら寒いはずのロシアのサンクトペテルブルグの路上で、「ワニの赤ちゃんが発見された」という報道がありました。

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記録的な寒さが続くアメリカと、「暖かさの記録更新」が続くロシアより。


他の国から持ち込まれたと思われるワニの卵から孵化した「子どもワニ」が数日後に路上で発見されたという話でした。このニュースを見て、

「ワニって寒いの大丈夫なん?」

と思いましたけれど、実際に寒い中で生きていたのだから、どうのこうの言っても仕方ないことでもあります。まあ、今、ロシアは記録的な暖かさなんですけど、それでも、サンクトペテルブルグは最高気温 4度くらいです。

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▲ サンクトペテルブルグの場所。モスクワより北になります。






過去も変になってきた

数日前の英国インディペンデントでは、下のような報道がなされていました。

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▲ 2014年3月6日の Independent 'Rocket cats': Warfare manual showing 16th-century weaponry puzzles experts より。


これは 1530年に書かれた当時の一種の「戦術マニュアル」の文書の中に、上のように猫や鳥にロケットのようなものをつけてあるイラストが描かれているというものでした。戦術マニュアルなので、「兵器」ということになるようです。

当時は、南部ヨーロッパでドイツ人とトルコ人が争っていたそうで、このイラストは、ドイツ・ケルンの砲兵だった人物によって描かれたものだとか。

weapon-2.jpg

▲ 同じ Independent より。


しかし、16世紀のヨーロッパで、動物に爆弾やロケットをつけて兵器にしたという記録は存在しないために、この文書が新しい発見なのか、アイディアだけで終わったものなのか専門家は悩んでいるとのこと。

当時としては不思議な光景ですが、しかし、20世紀になってからは、上のようなことは普通のことになりました

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▲ 第二次大戦時中の 1941年にソ連軍が実用化した「犬爆弾」。 Anti-Tank Dog Mine より。


このあたりは、 動物兵器 - Wikipedia に、歴代の人間たちが戦争で使用してきた動物たち、すなわち、馬、ゾウ、ハト、犬、ラクダ、イルカ、ロバ、ウシ、コウモリ、タカ、ニワタリ、ブタ、ネズミなどについて書かれています。


人間はどうにもいろんなことをやってきています。


そういえば、もう4年ほど前の記事になりますが、下のような海外記事をご紹介したことを思い出しました。

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▲ 過去記事 自動小銃を使用できる「武装サル兵士」をタリバン軍が訓練中 より。




日本でも

変といえば、昨日の東日本大震災の黙とう行事の際の長崎での出来事も変といえば変な出来事でした。

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▲ 2014年3月11日の NHK 黙とう放送がミサイル警戒放送に 長崎より。

その冒頭は、


11日、長崎県諫早市の支所が地震が起きた時刻に黙とうを呼びかける放送を防災行政無線で流そうとしたところ、誤って北朝鮮のミサイル発射に警戒を呼びかける内容を放送してしまい、市は30分後に訂正しました。



というニュースです。

その間違って放送された内容は、


「北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを発射し、落下するおそれがあるという情報が入ったため、屋内に避難してください」


というものだったそう。


「どうしてそんな間違いを?」


と誰しも思うと同時に、長崎では「北朝鮮のミサイル発射に警戒を呼びかける内容の放送」が準備されていることを初めて知ったり。



マレーシアで飛行機が消息を絶った事件も、当初の墜落事故から次第に複雑な様相を呈してきているようで、消息不明となってから4日となる今日 3月 12日ののロイターの「消息不明のマレーシア機、交信途絶後に西へと針路変更か」という記事の中には、



航空史上「前代未聞の謎」とも称されるマレーシア機の消息不明問題。乗客乗員239人を乗せた同機の所在に関する手掛かりは、発生から約4日経過しても見つかっていない。



という表現も出てきていて、航空史上「前代未聞の謎」ということに発展してきているようです。






川も火事になる時代に

中国では「川が火事になる」という前代未聞の出来事も起きています。

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▲ 2014年3月5日の news.66wz より。


これは、要するに「川の汚染」と関係していて、川面に厚く浮く工業廃液などの油に何らかの原因で引火したということなんですけれど、下のように「消防士たちが川に向かって放水している」という光景などを見ると、やはり、変な気分になります。

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▲ 消防隊が川に放水している様子。


少し前の、

4月5日に実行される「全世界での偽UFO出現」計画
 2014年02月24日

という記事の最初に余談的になニュースとして、「凶暴化したチワワたちが群を組み、米国アリゾナ州の小さな町の人々を襲っている」という報道をご紹介したことがありました。そこに私は、


何かこう、モンティパイソンの世界がそのまま現実になったかのような出来事がよくあります。



と書いていますが、そういうことが続いています。





覚えていますかファニーメイ

そういえば、昨日、ちょっと数年前を思い出すことがありました。
数年前のリーマンショックの時のことです。

リーマンショックの引き金というのか、リーマンショックの歴史が語られる時には、


2008年9月7日 米政府系金融機関のフレディマックとファニーメイが政府の管理下に。

リーマンショックの裏舞台より)




という記載で始まることが多いのですが、そのアメリカのファニー・メイ(連邦住宅抵当公庫)というものとフレディマック(連邦住宅金融抵当公庫)というものの株価が、3月11日、急落というか暴落していました。

アメリカは株価の動きも派手な国ですが、それでも、ファニー・メイなど「1日で30パーセント下落」という、ちよっと信じがたいことが起きていました。

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▲ 3月11日のファニー・メイの株価。Why Fannie Mae and Freddie Mac Shares Plunged Today より。


「あの時と似てきたなあ」


とは思いますが、だからといって、同じようなことが起きるということでもないでしょうし。


他にもいろんな変なことが起き続けていますけれど、私個人にしても、世界全体としても、どんな方向に進んでいるのだかわからず、混沌としている感じがします。

そういう時には、ロマンティックな風景のオーストラリアのケーブルビーチでラクダの背中に乗りながら海でサーフィンを楽しむワニでも見て気分もすっきりさせるのもいいでしょうし・・・。

あるいは、「時は来たり」と覚悟するという選択もあるかもしれません。


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