▲ 2014年3月22日のロシア Omsk Press より。
栄光の意味
ババ・バンガ(Baba Vanga)という 1996年に亡くなったブルガリアで最も有名だった女性の予言者がいます。彼女の 1979年の予言の中に以下のような言葉があります。
「すべてのものが、氷が溶けるように消え去るが、ウラジミールの栄光、ロシアの栄光は残る唯一のものである。ロシアは生き残るだけではなく、世界を支配する」
この、ウラジミールという名詞は、現在のロシアの大統領の名前そのものなんですが、今の世界状況を見ていると、なるほど「確かに台頭してんなあ」とは思います。
▲ Google 検索 ウラジミール・プーチン より。
このババ・バンガという人は 1996年に亡くなっていますが、 2008年 8月のヤスの備忘録によれば、
バンガはゲオロギ・ラゾノフ博士によってブルガリアの首都ソフィアにある「暗示学および超心理学研究所」で綿密な調査を何度も受けており、同研究所から予言の的中率は80%であると公式に認定されているという。
さらに、国から給料が支給される初の国家指定の公式予言者となり、歴代の首相や副首相も彼女の助言を得ていたとのことである。また、戦時中はヒットラーがじきじきに訪れ、彼女の家から浮かぬ顔をして出て行ったそうである。
というような方だったらしいです。
▲ ブルガリアのペトリチ( Petrich )という村にあるババ・バンガの彫像。旅行サイトにあった写真ですので、この村の観光名所となっているようです。 Trip Advisor より。
ただ、彼女の予言には、「 2010年に第三次世界大戦が始まり、2014年10月に終わる」というものがあり、これはすでに「実現しなかった未来」でもあり、そういう部分も多くあるのですが、それでも、最近の情勢を見ていると、彼女の言った「ウラジミールの栄光」というフレーズをよく思い出します。
ちなみに、ウクライナの状況もさらに緊迫しているようです。
日本時間で今朝( 3月 23日)のニュースです。
▲ 2014年3月22日の Irish Times Ukraine warns Russian troops moving closer より。
未確認ですが、ロシアとウクライナの国境付近に数万人規模のロシア兵が集結しているというような情報もあります。
そして、トップに貼った「アラスカをロシアに返還」というタイトルの記事を今朝見て、「ああ、そういうのもあるのか」と、ウラジミール・プーチンさんのいろいろな動きを見たりする次第です。
ただ、トップに載せた「アラスカのロシア編入の嘆願書」は、確かにホワイトハウスのウェブサイトに掲載されたそうなのですが、すぐに削除されたようです。
今朝の「ロシアの声」に下のような記事がありました。
ホワイトハウス、アラスカのロシア編入請願書をサイトからはずす
ロシアの声 2014.03.22
活動家のセルゲイ・ヴォロパエフ氏は3月21日、アラスカのロシア編入についての請願書を米大統領府のサイトに掲載したが、米政権はこの請願書を隠蔽した。
請願書への支持を表明するにはサイト上のページを訪問せねばならないが、サイトの冒頭のページにこの請願書が掲載されたのはたった数分だった。
現在は同サイトの検索マシンを用いても請願書を見つけることはできない。
とのことです。
その、たった数分間、掲載された嘆願書は下のページでした。
▲ 米大統領府サイトに掲載されていたアラスカのロシア編入についての請願書のページ。数分間で削除され、今はページは存在しないようです。
ホワイトハウスのサイト規則によれば、インターネットユーザーによって 30日間に 10万回以上の支持を得られた請願書には米国政府は回答するというようなことになっているようです。上の場合だと、4068票の支持を得た時点で「閉鎖」となったようですので、米国政府は回答する必要はないようです。
露中米は「メーソン仲間」だと思っていたけれど
そもそも米国もロシアも、あるいは中国も根本的には敵対などしていないのでは・・・というようなことも下のような写真を見て、思ってはいたのですけれど、それもどうなのか、よくわからないです。
▲ 2014年1月23日の White Nation Network より。フリーメーソンのグランドロッジの秘密会議に出席したとされる(真偽・年月不明)際の写真。左から、中国前国家主席の胡錦濤(フー・チンタオ)、ロシアのプーチン大統領、米国元大統領の・・・名前忘れましたけれど、そのお三方。
▲ イスラエルの嘆きの壁にお祈りをするロシアのプーチン大統とアメリカのオバマ大統領。過去記事「嘆きの壁に集った人々のその後を見て、太陽活動は人間社会の騒乱状態と関係することを思い出す」より。
この3月は昨年もいろいろとありました
昨年 2013年の 3月というのも、いろいろなことがあった月でした。
昨年の、
・ジョージ・ワシントンのビジョンと予言(1): オバマ大統領が初めてイスラエルに降り立ち、第112代ローマ法王が選出される3月を前に
2013年02月24日
という記事に、「2013年3月の予定」というものを載せたことがあります。
米国の投稿サイトに載せられていたものです。
・112 番目の法王が選ばれる - 3月15日から18日までの間
・天球上で天の赤道と黄道とが交わり、太陽がこの点を通過する - 3月20日
・オバマ大統領のイスラエル訪問 - 3月20日
・惑星の直列 - 3月20日
・マヤカレンダーの実際の終わり - 3月21日
・マヤカレンダーで「6番目の太陽」が始まる日 - 3月28日
これを読み返して、去年の時点で、マヤカレンダーの「6番目の太陽の時代」が始まっていたのか・・・と知りました。
「しかし、新しい太陽の時代になって、むしろいろいろと悪くなってんじゃないの?」
とも思わざるを得ない部分もありますが、しかし、聖書とか仏典とか、あるいは様々な予言など、いろいろなものに「究極的に悪くなってから、最後に良くなる」というようなことは書かれてありますので、こういうものなのかもしれないです。
2500年前のお釈迦様の予言『法滅尽品』
詳しいことはわからないですが、法滅尽品(ほうめつじんきょう)というものがあるそうで、お釈迦様の言葉が収められた『大集経』という経典の中の『月蔵経』(がつぞうきょう)というものの中に収められているものだそう。
お釈迦様の終末の予言などとも言われているもののようです。
1924年に発行された『大正新脩大蔵経 第13巻 大集部全』というものに載せられている内容が、こちらのサイトにあり、その冒頭の部分は以下のようなものです。
法滅尽品より
東西南北の国王が互いに戦争をし、侵略を行う。
人民・僧侶を殺戮し、町は焼き払い、寺院を壊し、寺宝を盗む。
虚空中に大音声が響き渡り、大地が震える。
すべてのものが揺れ動き、その様子は水に広がる輪のようである。城壁は砕けて落下し、家屋はことごとく折れ、へし曲がる。樹木の根も実も折れ尽きる。
やっと手に入れた食べ物も毒を含むようで、味もなければ栄養もない。
悪疾が次から次へと流行する。
太陽と月は光を失い、星の位置が変わる。白い虹が太陽を貫く凶兆があると、大地は振動し、水は涸れ、不時の暴風が起こる。
この後も延々と暗い描写が続きますが、要するに、「未来はいろいろと大変なことになりますよ」とお釈迦様は言ってくれていたようですが、じゃあ、どうすればいいのかというと、仏教徒ではない私には救いの方法は用意されていないようです。
キリスト教やイスラム教などでも同じように、「いろいろと大変なことになりますよ」という意味を持つ記載は多くありますが、やはり、キリスト教徒でもイスラム教徒でもない私に救いの手段は用意されていないようです。
そんなわけで、私などは「お手上げの時代に、お手上げをしながら生きていく」というような選択になってしまうのでしょうかねえ。
ここまで書いていて何となく、過去記事の、
・マザー・シプトンの四行詩(後編)
2012年05月30日
に記しました 16世紀のイギリスのマザー・シプトンという女性予言者を思い出しました。
マザー・シプトンさんの言葉を思い出す
彼女が、「通常の予言とは別の容器に入れて隠していた予言」というものがありまして、そこから一部を抜粋して今回の記事をしめたいと思います。
▲ Mother Shipton and Cardinal Wolsey より。中央の人がマザー・シプトン。外見的に恵まれず、洞窟などで隠遁生活をしていた時期もあったようです。
マザー・シプトンが隠していた四行詩より
時の王は偽りの約束をするでしょう。
口先だけの約束を。
国々は壮絶を戦争を計画します。
かつて見られなかったほどの壮絶な戦争。
税は上がり、生活の質は落ちます。
そして、国と国は長く続く対立を見せます。
この時に大きな徴が現れることになっています。
人々が終末に近づいた時、
3つの眠っていた山が活動を始めるでしょう。
その山は泥と氷と死を吐き出すでしょう。
そして、地震が町を飲み込むでしょう。
ひとりのキリスト教徒がふたりのキリスト教徒と戦うでしょう。
国は何もできません。
そして、黄色い人々が強大な力を得るでしょう。
それは横になった熊の形の場所から現れるでしょう。