2014年04月16日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




ウイルスに休めと言われているような気もしまして



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・からだの常識より。



実は昔と比べれば、感染症みたいなものにはあまりかからなくなっているんですが、それでも1年か2年に一度くらいは、風邪みたいなものにかかります。

今回も2日ほど前から風邪(みたいなもの)になっていまして、今日は、いろいろとやろうとしている時に、「ヨロッ」ときまして、「ああ、これは休もう」と思いましたので、通常の更新ではないです。

ただひとつだけ、先日の、

インターネット史上最悪で、かつ破局的なセキュリティ危機が発覚。個人情報からカード番号、バスワードまですべて流出する可能性が内在する欠陥の存在が明らかに
 2014年04月12日

という記事を書いてそのままだったのが気になっていまして、少しその後のことを書いておきます。

その後、報道では、

OpenSSL、欠陥狙い不審アクセス急増 (日テレNews 2014.04.15)


インターネットでやり取りする個人情報などを暗号化するソフトに欠陥が見つかった問題で、この欠陥を狙い情報を盗み取ろうとするアクセスが急増していることが警察庁のまとめでわかった。



とか、

OpenSSLの脆弱性で初の被害、カナダや英国で発覚 ( ITmedia 2014.04.15)


カナダ歳入庁は4月14日、何者かがこの脆弱性を悪用して、納税者約900人の社会保障番号を同庁のシステムから削除していたことが分かったと発表した。



など、すでに多少の被害は出ているようです。

状況的にはこの程度では済まないことはあり得るというのはともかくとして、どうしてこんな問題が起きたのかは、4月16日のウォールストリート・ジャーナルの記事「ハートブリード、「破局的」状況は起こり得る―「秘密鍵」取得テストで成功した人も」という記事をお読み下さるとわかると思うのですが、全世界で何十億人の人たちがインターネットを使っているかはわからないですが、その「セキュリティの根幹」を支えている人の数は、ウォールストリート・ジャーナルから抜粋しますと、


問題は、インターネットセキュリティーの大部分を、ボランティアメンバーを中心とするわずか11人のチームが、100万ドル(約1億円)に満たない予算で管理していることだ。



ということなんです。

何億人ものインターネットユーザーのセキュリティは、実は 11人程度のボランティアの人たちの活動が中心で支えられていたということがあるのです。

インターネットの発展は何かを忘れて進んできてしまっていたようです。



便乗を含む悪質メールにご注意を

それはともかくとして、こういうニュースなどで、様々な警戒心を持つ方も多いと思うのですが、「その警戒心を逆手に取る」ようなスパム(悪質な迷惑メール)のたぐいにご注意下さい。

下のはすべて実際に私のところに来たメールの数々です。
文面の悪質さも最近はグレードアップしています。

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文面で言われた通りにリンクをクリックしますと、それぞれ、どうなるのかはケースバイケースでしょうけれど、良くないプログラムを仕込まれたり、良くないサイトに導かれたりする場合も多そうな気がします。怪しいと思ったら、「リンクを安易にクリックしない」というのは大事なことです。

以前もこちらの記事などでも書いたかもしれないですが、「ウイルスソフトをインストールしているから大丈夫」という考え方は、今ではすでに過去のものとなっている部分が多少あります。

しかし、メールの中には実際に自分の契約しているサービスなどから、「パスワードの変更に関しての正式なお知らせ」も送られてくることもあるわけです。

そういう「正式なメールとの違いをわからなくしている」悪質な迷惑メールも実際に多数存在します。そういうこともあり、なかなか厄介ですが、 Gmail や Yahoo! メールの迷惑メールのフィルタはかなり優秀で、多くは上のような悪質なスパムは受信箱に入らないと思います。

しかし、いろいろと手が込んできているご時世でもありますし、「自分の意志でパスワードを変更した時」以外に受け取ったメールや、あるいは上のように、お金のことについて書かれてあるものは気をつけて下さいね。




生物も宇宙もそのすごさはまだわからないことばかり

そういえば、国際宇宙ステーションに滞在中の若田光一さんが、アフリカに住む蚊の一種の「ネムリユスリカ」の幼虫をカラカラに乾燥させてから2週間後に蘇生させたという実験のプレスリリースが出ていました。

乾燥させた蚊の幼虫を宇宙で蘇生させたプレスリリース

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▲ 農業生物資源研究所「ネムリユスリカを使った宇宙での微小重力影響実験」より。


ネムリユスリカの幼虫とはこんなのです。

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▲ 京大呼吸器外科「水で戻すと蘇生する昆虫の乾燥耐性メカニズムの解明」より。


ちなみに、このムリユスリカは、過去には「宇宙環境にダイレクトに曝露させて 31か月後に地球で蘇生」という実験もおこなわれています。

農業生物資源研究所の黄川田隆洋さんという人の講演の記録がこちらにあり、そこには、


1回目は2005年。プログレス補給船に乾燥したユスリカの幼虫を乗せ、宇宙ステーションのモジュールの中に持って行き、210日間おいた。地球に戻ってきてから水で戻したら、ネムリユスリカの幼虫は生き返った。

2回目は宇宙空間に出してみた。ガーゼに包み、さらに専用容器に入れ、宇宙環境にダイレクトに曝露させた。13か月、18か月、31か月後とそれぞれ地球に戻して確認したら、きちんと生き返った。

宇宙船は90分間で地球を一周して100℃の日なたとマイナス100℃の日陰を通過する上、宇宙線もとても強いので、プラスチック容器は解けて原型をとどめていなかった。そんな容器に入っていた乾燥幼虫は、長いあいだ宇宙空間にさらされていたにも関わらず、見事に生き返った。




強いですねえ。

いろいろ興味のあることも多いですが、今日のところは風邪(のようなもの)のウイルスの助言に従い、横になろうと思います。

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