2014年05月15日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




拡大する地球の変化の予兆 : アメリカで沈みゆく大地と増え続ける地震。そして「500メートルの高さの津波」の可能性




カリフォルニア州サンホアキン・バレーの1925年から1977年の標高(地盤沈下)の変化

San-Joaquin-Valley-1925-1977.jpg

▲ カリフォルニア大学バークレー校 ニュースセンターより。


最近とても驚いたのが上の写真でした。

カリフォルニア州サンホアキン・バレーという場所なのですが、標高がどんどん下がっている。写真の下に立っている人が「身長 10センチ」くらいのとても小さな人ならともかく、どうもそういうことでもないようです。

今回はこれと含めて、いくつかのことを書かせていただこうと思います。

ところで、時事として、一般的には映画『エイリアン』のデザインで有名なH・R・ギーガーが亡くなったことが報じられていました。

「エイリアン」のデザイナー、ギーガーさん死去
 CNN 2014.05.14

「ギーガー」という響きとはちょっと縁があります。

映画『エイリアン』が公開されたのは、1979年で、私が高校生の時でしたが、エイリアンそのもののデザインも良かったですが、劇中に出てくる下のシーンが私は好きで、「こういうところで遊んでみたいなあ」と思ったりしていました。

alien-2014.jpg

▲ 1979年の『エイリアン』より。


それから十数年後、1995年頃だったと思いますが、私は実際にギーガー・デザインの中で「遊ぶ」ことができたのでした。

その頃、東京の麻布あたりだったか、「ギーガー・バー」というクラブがありました。まさに、壁などは上のような感じになっているギーガー系の装飾を施したクラブでした。

そこの関係者から「オカさん、あそこで公演やりませんか」と言われたことがあります。そして、そこの地下にある、完ぺきにギーガー風の装飾がなされたダンスフロアみたいなところで予約者限定の非公開にも近い公演をおこなったことがあります。下はその時の写真です。

gasmask-danshaku.jpg

▲ セルフ23 公演『ガスマスク男爵』(1995年)より。左が私です。


第二次大戦中の日本で、北朝鮮の金日成と日本の皇族が食事会を開くという内容で、しかし、お互いに相手を信用できずに、食事をしながらどんどんと武装していくという内容でした。

いずれにしても、高校生の時にエイリアンを見て、「こんなところで遊んでみたい」と思った願いは、わりと叶った感じで楽しかったです。

ギーガーの作品は、 Google でギーガーで画像検索するだけで、おびただしく出てきます。


ギーガーは「光と闇」という意味では、「闇を作る」タイプの人でした。

私も闇を作るのが好きでした。

けれども、最終的には「闇から光へと抜けていく瞬間」を、いつも作り出したいと思っていましたが、それがうまくいっていたのかどうかはよくわからないです。

人間はずっと闇の場所にはいられないし、ずっと光の場所にもいられません。

そんなわけで、ここからが本文です。






沈みゆくカリフォルニアの大地と、さらに激しくなるオクラホマ州の地震

冒頭の、ものすごい地盤沈下を見せているサンホアキン・バレーとは下の位置にあります。

san-map.gif


Wikipedia によりますと、ここは、農業や牧畜などもさかんな場所のようですが、その一方で、


カリフォルニア州は国内でも最も重要な石油生産州の1つであり、サンホアキン・バレーは州内の主要石油生産地域としてロサンゼルス盆地を凌いできた。幾つかの巨大製油施設がある。



というようなところらしいのですが、アメリカ地質調査所によると、地下水を多く堀上げている場所でもあるらしいんです。その結果として、毎年数ミリずつ地盤が沈降しているのだそう。毎年数ミリとはいっても、冒頭の写真のように数十年単位で見ると、大変なことになっていたりするわけです。

最近のアメリカの報道によれば、カリフォルニア大学の研究者たちが、この地盤沈下が地震に結びつく可能性があるという研究結果を出しています。


そういえば・・・このカリフォルニアの例とは少し意味が違うかもしれないですが、最近はフラッキングといわれる水で地盤を粉砕していく水圧破砕法が地震の原因となっている「のではないか」と考えられている場所がわりと多いです。

「のではないか」としたのは、原因として確定的ではないためです。


たとえば、アメリカのオクラホマ州では異常な群発地震が続いていますが、アメリカ地質調査所( USGS )はこれは、地質活動の変動でのものではなく、石油や天然ガスの生産の中で、地下に注入される水とその排水によって起きているなどによるものだとサイトに記しています。

そして、5月 5日にそのアメリカ地質調査所は、以下の「記録的な数の群発地震が、被害レベルの地震に発展する可能性」というタイトルの警告ページを掲載しました。

usgs-alert.jpg

▲ 2014年5月7日の地球の記録「アメリカ地質調査所がオクラホマ州に「被害レベルの地震発生に関しての警告」を公式声明で発表」より。アメリカ地質調査所の該当するページはこちらです。


オクラホマ州は、本来地震の少ないところで、 1978年から 2008年までのマグニチュード3以上の地震の年間平均回数が「2回」というような土地でした。

ところが、2009年から地震が急に増え始め、ついに 2013年 10月から 2014年 4月 14日までの間のマグニチュード3以上の地震の回数に至っては「 183回」に達しているという、通常の 100倍くらいの回数の地震が起きています。

マグニチュード 2.5以上だと下のグラフがあります。

oklahoma2014-02-20_1557.jpg

▲ 2014年2月14日の msnbc Fracking-caused quakes in Oklahoma? より。


ただ、この 2014年になっての異常な増え方は「本当にフラッキングだけが原因?」と思わざるを得ない感じがあります。というのも、フラッキングだけが原因だとすると、これだと、2014年からフラッキング工法がオクラホマ州で急に何倍にも増えたというようなことになってしまう。

上のグラフを掲載している米国 msnbc のニュースのタイトルにも「オクラホマ州の地震の原因はフラッキング?」と「?」がついているように、専門家の間でも、何らかの関係はあるにしても、それだけが原因なのかどうかはわからないようです。

何しろ、上のグラフの地震の増加のスピードは異常で、仮に最初にフラッキングに原因があったとしても、もしかしたら、次第に、地盤そのものが崩壊していっているというようなこともあり得るのかも知れません。

アメリカの地質は今不安定で、最近はあまりご紹介できることがないですが、シンクホールも相変わらず各地で続いていますし、過去記事の、

「地質の憂鬱」の中にいるアメリカ : 全土で多発する地震の中、イエローストーン火山で過去 30年来で最大のマグニチュードの地震が発生した日
 2014年03月31日

では、イエローストーンで過去 35年間あたりで最大の地震が発生していたり、カリフォルニア州などで群発地震が続いていることにふれました。

その群発地震が起きているカリフォルニア州の場所は冒頭の地盤沈下写真の場所ともリンクしている場所です。下の図は、上の記事に冒頭の写真を加えたものです。

us-earthquake-2014-07.gif


さらにいえば、そもそも、このカリフォルニア州からオレゴン州のあたりというのは、「過去に超巨大地震」を起こしていたことが、ほぼ判明している「カスケード沈み込み帯」と呼ばれる地層を持っています。

cascade.gif

過去記事より。


この上のカスケード沈み込み帯という場所で西暦 1700年に大地震が発生しました。推定マグニチュードは「9」という、とてつもない地震でした。このあたりについては、独立行政法人「産業技術総合研究所」の活断層研究センターの「北米西海岸で西暦1700年に発生した巨大地震の規模を日本の古文書から推定」という文書に詳しく書かれています。

そこから抜粋しますと、


西暦1700年の地震の規模はモーメントマグニチュード(M)8.7−9.2、断層の長さは1100km、平均すべり量は14mと推定された。



という凄まじいとしか言えない地震が起きていたのでした。

それだけに、カリフォルニア州やオレゴン州で群発地震が発生すると、比較的大きなニュースになるのは、それらの地震がこの「カスケード沈み込み帯のあたりを刺激していることはないだろうか」という懸念が生じるからのようです。





コナン・ドイルの言葉と「高さ 500メートルの津波」

地震だけではなく、大洪水とか、大地の水没とか、もちろん火山の噴火や天体との何らかの出来事などを含めて、「地球の大きな変化の予兆的な動き」はきますます大きくなっているように思います。

そして、改めて、コナン・ドイルの言っていたことを思い出します。

過去記事の、

聖マラキの予言とコナン・ドイルの未来感の時間軸
 2013年02月13日

に載せたものを再度記しておきたいと思います。




「人類の大部分が滅びる間の自然の激動の期間」
 アーサー・コナン・ドイルの予言

人類の大部分が滅びる間の自然の激動の期間。
ひどい規模の巨大地震、そして巨大な津波が発生すると思われる。
戦争はその期間の初期の段階でのみ現れるが、これが危機の信号となるように思われる。

危機は瞬間的に訪れるだろう。

文明生活の破壊と転位は信じられないほどのものとなる。
多少の復興が続く中、短い混沌の期間があるだろう。
この激動の合計期間は概ね3年となる。

激動の中心地は地中海の東部沿岸となるだろう。
少なくとも、5つ以上の国家が完全に消滅してしまうだろう。

また、大西洋上に巨大な大陸が浮上し、アメリカとアイルランド、そして西ヨーロッパの沿岸に大きな災害を招くだろう。この際、イギリスの低地はすべて波に飲み込まれると思われる。南太平洋でも非常に大きな変動があり、日本に近い太平洋でも大きな変動がある。

人類は、自らの精神的な存在に戻ることによってのみ、生き残ることができる。





上に「巨大な津波」という言葉が出ていて思い出したんですが、少し古い研究ですが、2003年に、米国スタンフォード大学の研究で、「 500メートル以上の高さの津波」が発生することのできる可能性についての研究結果が発表されていたことがこちら(英語)などに記されています。

このことは今度、また書きたいと思っています。

これは「キラウエア火山の山体が海に滑り込んだ場合に「超巨大津波が発生する」というシミュレーションを導き出したもののようです。

まあ、津波も 500メートルとなると、どうにも対処できないもののようにも思いますが、もちろんこれは研究としての「可能性」であって、それが将来起きるという話ではありません。

聖書『ヨハネの黙示録』に、


第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。
すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。
そして、海の三分の一は血となり、海の中の造られた生き物の三分の一は死に、船の三分の一はこわされてしまった。




といくだりがあり、火山であるキラウエアのことで、このフレーズをふと思い出してしまいました。

この「超巨大津波」のことについては、他にも、様々な可能性の研究が出ていまして、次回ではないかもしれないですが、もう少し詳しく書かせていただくことがあるかもしれません。

あと、日本でも関東などでも妙に地震が多かったり、いろいろと「不意」にやってくる可能性は常に十分にあると思いますので、心の準備は大切かもしれません。

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