2014年05月18日



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中国の公式メディアで「 UFO 」という単語の露出がさらに増加する中、フェイクとマインドコントロールがインターネット上に満ち渡っていることに気づく穏やかな春の日



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▲ 2014年5月16日の yicai.com より。


数日前に上のようなニュースが中国で報道されました。

その報道の数は普通ではなく、下は Google ニュース検索ですが、国営の新華社をはじめとして、中国のありとあらゆるメディアで取り上げられたといっても過言ではないと思われるほどです。

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もう少し大きく物体が写っている写真が下のものです。
円形の金属の物体で、これが 5月 16日に3体落ちてきたということなんですね。

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落下してくる時の空中の様子も撮影されています。

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これらが中国の黒竜江省のチチハル市に突如として落下してきたという出来事ですが、上のニュース検索で注目していただきたいのは、確かに不思議な物体だと思いますけれど、「何かが落下してきた」というだけなのに、新華社なども含めて、一斉にタイトルに「 UFO 」という単語を使っていることです。

「UFO ?」というように「?」を入れることもなく、明確にそう記しています。





「政府とメディアが真の UFO の理解者なのだ」と思わせる道の彼方に

中国の一般メディアで「 UFO 」という言葉を躊躇なく使うのは、ここ数年顕著な傾向で、すいぶん以前のものですけれど、

中国共産党公式報道で躊躇なく「UFO」という単語を使う理由
 2010年09月22日

という記事の中で翻訳したデイリー・ギャラクシーの報道には以下のような言葉があります。


人民日報は中国共産党の公式報道機関であるにも関わらず、迷うことなく「UFO」という言葉を使っている。新聞の内容の英語版の編集の責任を持つ翻訳者たちは、多分、西側諸国の用語との関連を意識している。

これらの記事からは、まるで彼ら中国共産党が真の地球外文明の信奉者であるかのような印象を受ける。




とありました。これは最近の記事との関連として考えてみると、英国の政府通信本部( GCHQ )などが進めている「計画」について記した、

ミスター・スノーデンが示唆する米英政府機関の「 UFO での大衆マインドコントロール作戦」
 2014年03月19日

などにも似た雰囲気を感じるものです。

もちろん、ここで私が書きたいことは、「宇宙からの UFO が存在するとか、存在しない」とはまったく関係ない話です。

UFO の存在の可否にかかわらず、以下のふたつ、すなわち、



1. 仮に本当に宇宙から UFO とエイリアンが地球に来ていることや、その存在そのものが公式に発表された場合

2. UFO とエイリアンのようなものが存在しないか、存在していても地球に来ていない場合




のどちらにおいても、「政府の威厳」と「大衆のコントロール」のために有効に使える手段が、そこに存在していることがわかるということです。

具体的に書きますと、「1」の場合は、その際に、


「中国共産党(あるいは英国政府)は以前から真の UFO とエイリアンの理解者であった」



と大衆にアピールできれば、それは若い層から中年層まで非常に大きな支持を得られる可能性があります。

しかし、実は「2」の場合でも、さほど変わらないという部分もあります。要するに「1」と同じ結果となればいいわけで、フェイク、つまり「ねつ造」によって、それを行うのです。

過去記事、

4月5日に実行される「全世界での偽UFO出現」計画
 2014年02月24日

にあるように、フェイク UFO はほとんど誰にでも作れる程度の装置で十分に機能します。

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▲ 2013年10月4日に英国グロスターシャーの青年が飛ばした LED つきのマルチコプターの実物。これが翌日以降、数十のメディアで「グロスターシャーに UFO 出現」と報道されました。下のように新聞にまで取り上げられる始末。


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▲ 記事のタイトルは「彼らはいまだに来ている。ファイヴバレーで UFO が目撃される」となっています。


中国共産党はどうだかわからないですが、上にリンクした英政府機関の UFO での大衆マインドコントロール作戦の記事では、英国政府通信本部は、こちらの「ねつ造」の方法をとっていることが、スノーデン氏の文書などで明らかになってきたことが記されています。

記事は、


イギリスの諜報機関である政府通信本部( GCHQ )が作成した UFO の存在を明らかにした複数の政府文書とスライドのセットをエドワード・スノーデンが公開した。



というものですが、それを見た著名な UFO 専門家ナイジェル・ワトソンという人が、「これらの UFO 写真はすべて偽物で、それは政府機関自身も知っていて使っている」として、その真実性を否定したことから始まりまして、以下のように語ります。


「イギリス政府機関は UFO によって大衆の心理を操作、つまり、マインドコントロールをおこなっていると思われます。政府機関はいまだに人々の UFO 信仰の力と大きさを認識しています。そして、彼らは人々の信念を悪用するためにインターネットを使うことに罪悪感を感じてはいないようです。」



ナイジェル・ワトソンさん自身は UFO 専門家で、 UFO の存在を信じているわけですが、逆にその彼から見ると、お粗末な UFO ねつ造写真をメディアやインターネットを使うことによって大衆操作をおこなっている政府機関に憤りを感じているという部分があるようです。





5年前のウェブボットに書かれてあったこと

これらのことと関係するというわけではないのでしょうけれど、2009年のウェブボットに書かれてあった奇妙な「予測」を思い出します。

これは陰謀論に属するものですけれど、「インターネットでニューエイジ的な概念を使い、人々に『選民思想』を植えつけ、人間同士を分離、対立させていく」という方法について書いたものです。

真偽はともかく、このような5年前に書かれていたことと、現在の一部の政府機関がおこなっていることには共通性があるようにも感じますので、記しておきたいと思います。

本文はかなり長いですので、部分的に抜粋したものです。


非対称型言語傾向分析報告書「来たるべき未来の形」0巻2号より
ウェブボット 2009年9月15日配信

影の支配勢力は国民を分断し、相互の不和を拡大する思想の刷り込みを行う。この思想は専門家が注意深く考案したもので、ニューエイジ系の考え方も取り入れており、よくできている。

この思想は、分断して統治するという影の支配勢力の典型的な手法に基づいており、すでにインターネットのさまざまなサイトから発信されている。まず分離と分断の技法は「われわれは特殊である」という思想の宣揚から始まる。

影の支配勢力は最近、裏のネットワークを使い、人類の15%はエイリアンのDNAをもっているとするニューエイジ系の考え方を抑圧しようとした。だが、この考えはエイリアンのDNAをもつ15%の人類は特殊であるという意味で、分離と分断の思想を強化する方向に作用する。

影の支配勢力は、複雑な神経言語学的プログラミングの方法を駆使して、エイリアンのDNAをもつこの15%の人類を自分たちの仲間に引き入れようと画策する。

彼らはそのとき、この15%の人類はわれわれと同じDNAをもつ選民なので、人間性を裏切るような行為を行っても構わないと彼らにアプローチする。このとき、他の人間たちを原始的な動物にたとえることもする。

まず、この選民思想はインターネットのトンデモ系情報を流している有名なサイトから広まる。

この選民思想を信じた人間は、自分こそ、この15%に属する選民であると思い込むようになる。それはまったくなんの根拠もない思い込みにしかすぎないのだが、彼らはそれを信じることで自分たちの集団には属さない人々を下等な人間として見下すようになる。

(略)

実際にエイリアンのDNAをもつ人間が存在するのかどうかはどうでもよいことである。

これは影の支配勢力が、民衆を統治するための戦術として生み出した選民思想にしかすぎないのだ。

影の支配勢力は自分たちが民衆を統治する神権をもっていると信じているが、この神権の正当性を主張する根拠がエイリアンのDNAに変わっただけなのだ。これは遺伝子工学の時代に考案された神権の新しい概念である。




さて。

こんなややこしい話はここまでとして、最初の中国の UFO の話に戻ります。





中国の UFO の正体

ところ変わりまして、下の報道は中国に UFO が落ちてきた日と同じ日のロシアのニュースです。

ru-ch-proton.gif

▲ 2014年5月16日のロシア dp.ru より。


このロシアの「プロトン」というロケットが打ち上げに失敗し、空中で分解してしまったのだそうです。

そして、中国側の調査で、冒頭の「 UFO 」は、このロケットの残骸だということが判明したという出来事でした。これは、中国のメディアでもその後ただちに報道されました。

ロシアのロケットが打ち上げられたカザフスタンのバイコヌール宇宙基地と、物体が落下した位置関係は下のようになります。

ru-ch-map-03.gif


相当な距離ですけれど、これだと、モンゴルだとか、いろいろなところに破片が落下していそうで、冒頭の写真の大きさ程度のものなら、何かに当たれば大変な被害が出るでしょうし、奇妙な事件というより、結構危険な事件だったようです。

それにしても、ロシアもロケット打ち上げ失敗するんですね。
しかも、今回の打ち上げは重要な打ち上げだったようです。

このロケットには強力な通信衛星が搭載されていて、それもダメになったということで、ロシアにややダメージがあった出来事でもあったかもしれません。


この「プロトン」計画はしばらく中止されるそう。

ロシアと「中止」といえば、国際宇宙ステーションも中止になるようですしね。

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▲ 2014年5月14日の CNN 「ロシア、国際宇宙ステーションからの撤退表明 20年までに」より。


これは最近の国際情勢の中での「アメリカへの報復」のようなんですが、ロシアの宇宙船であるソユーズがないと、国際宇宙ステーションに人員を輸送する手段がなくなるので、ロシアが手を引いたら、それで終わりということになるようです。

しかし、あのようなデカイものが「宇宙で廃墟化していく」というのも何とも・・・。それにしても、人工衛星などはよく地球に落下したりしますけれど、国際宇宙ステーションは運用が終わった後、そういうようなことには・・・ならないのですかね。どうなんだろう。

ホピ族の有名な予言の、第5の時代の地球が始まる時に、


天界の居住施設が大音声とともに落下して地表に激突する。



なんてフレーズがあったのを思い出したりします。

いずれにしても、インターネットに毎日接していると、真実も真実でないこともごっちゃになって入ってきますので、その判断は自分でしかできないということだと思います。

そういう意味では「真実」という言葉も、人によって違うわけで、「真実」という言葉自体がすでに「真実ではない」というややこしい話となる中で、先日書かせていただきましたシュタイナーの記事にある、「十二弁の蓮華の育成のための六つの条件」を思い浮かべます。




十二弁の蓮華の育成のための六つの条件

第一の条件
自分自身の思考の流れを支配すること

第二の条件
思考の場合とまったく同じような首尾一貫性を、行為においても保持すること

第三の条件
粘り強さの育成

第四の条件
人間や、ほかの存在や、さまざまな事実に対する寛容さ

第五の条件
人生のさまざまな現象に対するとらわれない態度

第六の条件
ある種の人生の均衡状態を捕獲すること





第一の条件の「自分自身の思考の流れを支配する」ということに努めれば、いろいろなことが起きても、それらの中に一貫してあるもの、あるいは矛盾として存在するものを常に気づくことができるのかもしれません。

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