2014年05月19日



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むしろ謎が深まる中国の落下体。そして、死者の日の祭典が行われるメキシコ・オアハカに出現したノルウェータイプの「光の渦」



oaxaca-light.jpg

▲ 2014年3月にメキシコのオアハカ州で目撃された光の渦。最初に報じたのは、メキシコではなく、ロシアのテレビ局でした。後で動画も載せます。





時間の経過と共に謎が増えていく中国の落下体

昨日の、

中国の公式メディアで「 UFO 」という単語の露出がさらに増加する中、フェイクとマインドコントロールがインターネット上に満ち渡っていることに気づく穏やかな春の日
 2014年05月18日

では、中国の謎の物体の落下が話題となっていることを書きました。

ob-01.jpg

▲ 落下した物体のうちのひとつ。 techbang より。


そして、同じ日にロシアの人工衛星を載せたロケット「プロトンM」が打ち上げに失敗して、空中分解したということがありましたので、それが落下した可能性が高いと報じられていることを書きました。

ところが・・・。

どうも、違うような感じなのです。

それは以下のそれぞれの点で、ロシアのロケット打ち上げ失敗とは関係ないことが漠然とわかります。


時間

中国の 報道メディア My Drivers によりますと、


・ロケット「プロトンM」がカザフスタンのバイコヌール発射場から打ち上げられたのは、北京時間 5月16日の午前5時42分。発射 540秒後に空中で分解。

・黒竜江省チチハル市で物体が落ちてきたのは北京時間 5月16日午後6時頃。




ロシア側の時間には間違いがないはずですし、チチハル市への落下も下のように物体が落下してくる様子も撮影されていることから、大体この時間あたりだったと思われます。つまり、12時間の時間の開きがある。

ch-ufo-light.jpg

▲ 3つの物体が落下してくる様子。


いくらなんでも、大気圏のすぐ外で空中分解したものが「 12時間もかけて地上に落ちてくる」というのはどうも考えられないです。



距離と高さ

昨日の記事にも載せましたが、ロケットが打ち上げられたバイコヌール発射場から、物体が落下したチチハル市の距離は下ほどあります。

ru-ch-map-03.gif


この距離は正確にはわからないですが、地図に 1000キロメートルの尺度を入れて、目算で考えてみましても、いずれにしても、大変な距離です。

さらに、以下はロシアの声の 5月 16日と 5月 18日のそれぞれの記事からです。


2014年5月16日のロシアの声「プロトンM事故 ロシア最大の通信衛星失われる」より

「プロトンM」は、カザフスタンの国外に落下、犠牲者、そのほか被害の有無に関する情報は届いていない。ロケットは、ロシアのアルタイ地方あるいは太平洋に落下した可能性がある。




2014年5月18日のロシアの声「打ち上げロケット「プロトンM」の打ち上げ 一時停止に」より

プロトンMは、高度160キロまで上昇したところでロケットの第3段「ブリーズM」が何らかの原因によって分解した。破片は大気圏に突入して燃えたという。



ということで、昨日、高度 160キロで分解したことが発表されました。これでは、いくらなんでも数千キロ先のチチハル市まで破片が飛ぶということ事態があり得ないような気がします。

この時間の問題と、距離の問題を考えると、結局、この中国の物体は「謎」というしかない状況となっている感じです。

後述しますが、人工衛星に使われる圧力容器とも違う形に見えます。

ちなみに、この物体の表側の材質は下のような感じです。
模様のように見えるものもありますが、熱で溶けた関係かもしれません。

ch-crash-wall.jpg





過去の空からの落下物

こういう円形の落下物は、過去にもご紹介したことがああります。

2011年12月にアフリカのナミビアで空から落ちてきたもの

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▲ 過去記事「世界中の空から次から次へと「謎の物体」が降ってくる」より。



2012年2月にブラジルで空から落ちてきたもの

object-brazil.jpg

▲ 過去記事「ブラジルで謎の物体が爆発音と共に落下」より。直径は約1メートルで、重さは約 30キロとのことです。


などがあります。

このうち、ナミビアのほうは、NASA の人工衛星に使われる部品の「複合外装圧力容器」 ( COPV )というものである可能性が高いと「2ヶ月後」に発表されました。

COPV というのは下のようなもので、確かに形は似ています。
これは結構、空から落ちてくるもので、それなりに危険な存在ではあります。

copv-03.jpg

▲ 複合外装圧力容器。


ブラジルのほうも、この COPV の可能性もあるのかもしれないですが、当時、専門家も説明できなかったですので、基本的には何か不明です。

これは現地の人が撮影した動画もあります。


ブラジルに落ちた謎の球形の物体 2012年2月




そして、今回の中国のものも結局、現在のところでは何かわからないという状態となっています。

下は台湾のテレビ報道ですが、台湾からも現地に取材者たちがおもむいているようで、現場がなんだかおおごとになっている様子が伝わります。

taiwan-yahoo.jpg

▲ 2014年5月16日の台湾 Yahoo! より。


そして、もうひとつの記事も「謎」系です。





ふたたび現れた光の渦

冒頭に貼りました「光の渦」がメキシコで目撃されたというもので、原因が何かわからないので、「そういうことが起きました」としか説明できないですが、なかなかきれいなものですので、最初に動画を貼っておきます。

メキシコのオアハカ州の「光の渦」 - 2014年3月




上の動画にもありますが、この時、メキシコの気象庁の気象レーダーにも奇妙な「渦」が写っていたことが報じられています。

mexico-rader.jpg


そして、さらには、この「奇妙な渦」は、光の渦が目撃されたオアハカ州では過去にも気象レーダーに記録されているとのこと。

ところで、光の渦といえば、もっとも印象に残っているのは、「ノルウェーの光の渦」ではないでしょうか。

2009年12月にノルウェー北部の上空に出現した光の渦

norway-spiral.jpg

▲ これは、 Google で「ノルウェーの渦」と検索すると、膨大な写真が出てきます。


この原因もはっきりとはしていませんが、同じ日に、ロシア国防省がヨーロッパ圏北部地域で核潜水艦による弾道ミサイルの発射実験をおこなって、その実験が「失敗した」という事実があるため、今では「ミサイル実験の失敗説」が強いですが、確定しているというものでもありません。

それにしても、上の「中国の球体」と、「ノルウェーの光の渦」に共通して出てきたキーワードが、

ロシアの軍事目的の実験の失敗

だというのは、ちょっと面白いような気もしました。


他には、光の渦の現象としては以下のようなものがあるようです。
写真はすべて、ロシアの TB3 が報じていたものからです。

2010年6月5日 オーストラリア

au-spiral.jpg


2011年3月29日 ニュージーランド

nz-spiral.jpg


2011年11月18日 ウクライナ

uk-spiral.jpg



ところで、 2010年のウェブボットにクリフ・ハイが以下のようなことを記しています。


非対称型言語傾向分析報告書「来るべき未来の形」0巻5号
ウェブボット 2010年5月25日配信

「渦巻き状のもの」が空や宇宙に現れるとのデータがある。これは時計回り、ないしは反時計回りの「渦巻き状のもの」で、主に北半球に現れるとある。

「渦巻き状のもの」というキーワードのデータ上のつながりをたどって行くと、「宇宙からの未知のエネルギー」と関係が深いことが分かる。

さらに「渦巻き状のもの」は、「気象」、「高高度ジェット気流のパターン」、「穀物の不作」、「季節外れの天候」、「海の病気」、「大規模な洪水」などのキーワードと密接につながっている。




ちなみに、目撃されたメキシコのオアハカ州という場所は、メキシコの中でも先住民族の数がとても多い場所だそうで、それだけに様々な祭典があります。

その中で有名なものに「死者の日」というものがあります。

死者の日は、メキシコで盛大におこなわれる祭典で、メキシコでは全土で行われますが、特にオアハカの死者の日は有名なもののようです。

そして、これは、 Wikipedia によると遡れば、アステカ文明にまで行き着くもののようです。


メキシコでは2500-3000年前から、祖先のガイコツを身近に飾る習慣があった。また、死と生まれ変わりの象徴として、他者のガイコツもトロフィーの様に扱われていた。

アステカ族には冥府の女神ミクトランシワトルに捧げる祝祭があった。




とのことで、ここに出てくるミクトランシワトルという女神は、「ミクトラン」という冥府(死者の国)の女神なのだそうですが、このミクトランというのは、 Wikipedia によれば、


ミクトランは、アステカ神話において九層目にある最下層の冥府であり、北の果てにある。戦で死んだ者、雷で死んだ者、出産で死んだ女、子供のうちに死んだ者以外は死者は全てこのミクトランへ向かう。



という死者の世界なのだそう。

話が少しそれましたが、このような「渦」。

仮に、ウェブボットのクリフ・ハイが上で言っているように、「渦巻き状のものは宇宙からの未知のエネルギーと関係ある」というのなら、さて、今度はどこにどんな渦巻きが出現してくれるのかなあと思ったり。

あるいはロシアの軍事用実験の失敗待ちという夢のない話となってしまうのですかね。

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