2014年06月18日



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ポールシフトに関する最近の緊迫(2) : 北の「磁極」がシベリアにまで移動しつつあるという情報の真偽。そして、ロシア空軍から報告された「アメリカの磁場異常がカタストロフを引き起こす」という情報の真偽



前記事:
ポールシフトに関する最近の緊迫(1) : 磁場の反転時には「地球から大量の酸素が消滅する」とする科学論文の発表。そして、日本で西之島が「新しいアトランティス」となる時

 2014年06月16日
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ポールシフトが急速に進んでいるという怪情報がありながらも、正確なところがわからないジレンマ

2〜3年前まではポールシフトの関係の記事をよく書かせてもらっていました。

加速するポールシフト: この100年間での極の移動の距離はすでに1100キロに
 2010年10月09日

という記事には、


1831年から2001年の間に、極は驚くべきことに 1,100キロメートル移動している。特に、1970年以降は急速に早く移動しており、毎年10キロだったものが、1970年からは約4倍の毎年40キロずつの移動が確認されている。

polar-shift-pole-position-170.jpg



ということついて記したり、また、

アメリカ海洋大気庁( NOAA )が発表した「驚異的」な近年のポールシフトの加速
 2011年01月16日

という記事では、アメリカ海洋大気庁( NOAA )の地球物理学データセンターのデータから「過去 420年間の毎年のポールシフトの移動距離」をグラフ化した図を見ると、2000年を過ぎてから極の移動距離が急速に大きくなっていることがわかったことなどを記しています。

下のグラフです。

過去 420年間の毎年のポールシフトの移動距離のグラフ

420-year-magnetic-pole-shift.gif


1860年以降のポールシフトに関してのデータとしては下の3つの特徴が挙げられます。


・磁極のポールシフトの移動距離は 50年ごとに約2倍ずつ増えている。

・過去 150年の間、ポールシフトは同じ方向に動いている。

・北磁極のポールシフトは、過去 50年間で移動した距離のほぼ半分の距離をこの 10年間だけのあいだで移動した。




しかし・・・。

上にリンクした記事「加速するポールシフト」には下のような引用の翻訳を記してあります。


北の磁場の位置が最初に確認されたのは 1831年で、2001年の測定まで定期的におこなわれてきた。その後はおこなわれていない。

なぜ、2001年から極の位置の観測がおこなわれていないのか、その理由は不明だが、観測がおこなわれていないために、現在の極の位置は計算から予測するしかない。




1831年という、かなりの昔から測定し続けられていた「極の観測」が、公式には現在はおこなわれていないようなのです。あるいは、「おこなわれてはいるけれど、発表されてはいない」かのどちらかということになりそうですが、いずれにしても、私たち一般人に現在の極の位置を知る手段はありません。


そんな中、独自で「ポールシフトの進行状況を調査している」という人物による、その調査結果があるという記事を目にしました。

それによりますと、「この6ヶ月だけで 250キロも極が移動している」という独自調査の内容が示されているという YouTube を見てみようとしましたら・・・。

red-alert.gif

YouTube より。このように表示されて見ることはできませんでした。


なお、紹介記事でも「この動画はアメリカでは閲覧が禁止されている」とありましたが、日本も同じ対象国となっているようです。

その後、同じタイトルの動画がいくつかアップされているのですが、内容もバラバラで、どれがオリジナルやら判断がつかず、この件に関しては、何ともわからないままなのですが、しかし、上にリンクしました3年前の In Deep の記事では、


ポールシフトの速度が短期間で4倍にまで上がったということは、観測がおこなわれていない 2001年以降はさらに極の移動スピードがアップしている可能性は十分に考えられる。



ということもあり、現在かなりのスピードで極が移動し続けている可能性は高いと思っています。





北米大陸で感知されているという「磁場異常」は真実なのか

そんな中、「ロシア空軍がアメリカ大陸の磁場異常の報告書を提出した」という、これも真偽の確認のしようのない記事を目にしました。

それは、

Russia Issues Grim Report On North American Magnetic Anomaly

というタイトルで、「北米の磁気異常に関するぞっとするような報告書をロシアが発行」という内容のものです。

大変に長い記事の上に、内容が錯綜している記事でして、そのまま翻訳するとむしろわかりにくくなりそうですので、要点を記事の順に沿って簡単にまとめてみます。


・ ロシア空軍の戦略爆撃機 Tu-95 と、空中給油機イリューシン78 が「シベリアからカリフォルニアにかけての広い範囲が異常な磁気で覆われている」ことを確認し、これは「カタストロフ的な災害の発生」に繋がりかねないということを、ロシア空軍の司令官が報告した。

bondarev-genlt.jpg

▲ ロシア空軍司令官ヴィクトール・ボンダレフ( Viktor Bondarev )氏。ロシア国防省ウェブサイトより。


us-magnet-anormaly.gif

▲ 記事にあった磁場のイラスト。実際に関係したものかどうかは不明です。




・ さらに報告書では、アメリカのイエローストーンに群発地震が発生した 6月3日に、ロシアの軍事衛星コスモス2473が「謎の激しい磁気異常」を感知したことにふれられている。

yellowstone-20140603.gif

▲ 6月3日のイエローストーンの群発地震の報道。最大でマグニチュード 3.2の群発地震が 30回程度連続して発生。 Helena Independent Record より。




・ そして、衛星がその「謎の激しい磁気異常」を感知した後の 6月6日にはアラスカのブルック山脈で群発地震が発生した。この山は火山ではなく、基本的に地震の起きる場所ではなかった。

broocks-2014-0606.gif

▲ アラスカのブルックス山脈( 6月6日に群発地震が発生)とイエローストーン( 6月3日に群発地震が発生)の位置。来たるべき地球のかたち「全世界の地震の連動:アラスカのブルックス山脈で極めて珍しい群発地震」より。




・ ブルックス山脈は、カナダのブリティッシュコロンビア州最北部から、アメリカのニューメキシコ州まで、4830キロ伸びているロッキー山脈のひとつであることに留意されたい。

Rocky-Mountains-Map.gif

▲ ロッキー山脈とイエローストーンの位置関係。




・ この期間、カリフォルニアでアメリカ空軍の軍用機が相次いで墜落した。一般の航空機ではそのような事故の発生はなかった。そして、最新の軍用機のナビゲートシステムは、一般の飛行機とは異なり、「地磁気」により地形をナビゲートしており、つまり、最新の軍用機のシステムの方が、一般の飛行機より「磁場の異常」に対して異常な反応を見せる可能性がある。

ap-0606.jpg

▲ 6月4日のアメリカ空軍の軍用機の墜落の報道。2014年6月5日の USAトゥディより。




・ ロシアの「磁気異常」の懸念は、2005年以来、毎年 40キロの割合で北の磁極が、カナダからシベリアに向かって移動していることと関係している。独自調査によると、2013年から、そのポールシフトの速度がさらに加速していること示す研究がアップされている。

north-pole.gif

▲ 地理としての北極(北極点と書かれてある場所)と、磁極としての北極(北磁極と書かれてある場所)。2011年時点では、カナダのエルズミア島にありました。過去記事「米国フロリダのタンパ国際空港が磁極の移動(ポールシフト)の影響で滑走路の閉鎖へ」より。



などが書かれていて、その後に、地球の変動についての記事の著者の仮説や考えなどが述べられていますが、そのあたりの解釈は省きます。そして、そのロシアの報告書は以下のように締めくくられてあると記事には書かれてあります。


・ 報告書は以下のような、簡潔な言葉で締めくくられる。

「われわれは、北アメリカで発生する壊滅的な出来事の危機に瀕しているのかもしれない。その出来事はおそらく永遠に世界を変えてしまうだろう。我々はそのことについて準備する必要がある」。




というようなものなんですけれど、まあ、その「ロシア軍の報告書」そのものが手に入らないと、どうにも何ともいえないです。

また、「異常な磁場」と「地質イベント」の関係がどのようなものかというのが私にはわからないということもあります。

たとえば、高層上空にある電離層の状態と「地震」の関係としては、過去記事の、

3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化
 2011年05月20日

の中で、2011年の震災の起きた3月11日の数日前から、

東アジアを中心に「異常な数の電子数」が計測されていた中で、震源となった場所の上空だけ電子数の数が奇妙になっていた

ということがありました。

3-11-01.gif


さらに、震災のあった3月11日の前日からに、

震源のまっすぐ上空を「極端に量が変化した赤外線エネルギーが通過していた」

ことがわかったことなどを取り上げたことがあります。

3-11-sek.jpg

▲ 2011年3月10日から3月11日までの赤外線のエネルギー量の変化。






これらの懸念は北米大陸だけではないかもしれない

今回の記事はどちらも真偽はどうにもわかりようがないのですが、ただ、上に抜粋した記事の中で、


ブルックス山脈は、カナダから米国ニューメキシコ州まで、4830キロ伸びているロッキー山脈のひとつであることに留意されたい。



というようなことが記されていたのですが、過去記事の、

イエローストーン国立公園から動物たちが逃げ出している
 2014年04月02日

では、そのロッキー山脈には含まれないとはいえ、太平洋側のオレゴン州からカリフォルニア州にかけて、今年になってから非常に数多くの群発地震が起きているということを記したことがありました。

or-map2.gif

▲ 2014年3月にオレゴン州のフッド山で、数日間に 100回以上の地震が発生するという出来事がありました。他にも、この地域ではわりと大きな地質的な出来事が発生しています。


しかし、5月のタイでの観測史上最大の地震だとか、あるいは日本でも、先日の記事で書きました、「大陸化していく兆しを見せる西之島」だとかもあります。その後の報道では、西之島に「4カ所目の火口」が確認されたそうで、さらに活動を大きくしているようです。

世界中でさまざまな地質的な出来事の進行が「予兆」というより、「すでに多彩に起きている事実」があるわけですので、今後、「何か」がどこで起きようとも、心の面での準備はいつもしておきたいような気はします。

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