2014年08月11日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




ロシア国防省が報告したという「シベリアの穴と地球の磁場反転の関係」。そして「未知の大気物質」の存在


ここ数日、各地のお墓参りなんかで動き回っていた中で、台風 11号の影響を直撃受けたりしつつ、昨日( 8月 10日)は、かなりのアドベンチャー的な展開の中で、なんとか深夜に自宅に戻ってきました。

いろいろと語りたい部分もないではないのですが、今回はすぐ本題に入ります。




ロシアの調査隊が検知した「未知の大気物質」が活性化を始めた?

シベリアの3つの穴の位置関係

map-crater.gif


今回の記事は最近何度か取り上げている「シベリアの穴」の話なんですが、そのことについて書かれてあった、海外の記事をご紹介します。情報ソースから考えまして、そこに出てくる「ロシア国防省の報告書」というものの信憑性は、自分ではあまり信用していないのですが、ただ、

自分がうっすらと考えていた疑問や推測とほぼ同じことが書かれている

ということで、多少自分で驚いたということもあり、翻訳してご紹介してみたいと思いました。

私が持っていた「疑問」というのは、これは見た目そのものの話で、たとえば、最初に見つかった直径 80メートルのクレーターは、外側が下のような感じです。

hole-1top2.jpg


そして、その内部はまるで、井戸のような、あるいは、ミサイル格納庫のごときな、見事にきれいに掘削されたような穴となっています。

hole1-top.jpg


穴の下にあるのは、永久凍土が溶けた水です。

しかし、ロシア国防省の報告書(だとされているもの)では、オカルト的( UFO やエイリアンや人為的な行動など)な要素はまったく考慮していません。もちろん、私もそのようにはまったく考えていません

多くの科学者が言うように、私も「メタンなど何らかが噴出してできた穴」なのだと思います。

つまり、下から《何か》が噴出してきた
この《何か》というものもひとつの問題だと思いますが、それ以前の話として、


では・・・・・噴出物はどこに?


最初に発見された巨大な穴でも、周囲が多少盛り上がっている以外は、噴出物は見当たりません。

たとえば、今回の記事では、ソ連時代の最大の R-36 大陸間弾道ミサイル( ICBM ) のミサイル格納庫の「穴」の大きさについてふれています。その深さは 46メートルで、直径が 12メートルだったのだそうですが、この程度の穴を掘削するためにでも6万立方メートル近くの掘削材料が掘り出されるのだそうです。

Dnepr_rocket_lift-off_1.jpg
・ソ連のR-36大陸間弾道ミサイル ( Wikipedia


しかし、シベリアの穴には噴出物が周囲にない
そういうことを疑問に思っていました。

いずれにしても、このあたりで、今回の翻訳記事を紹介しておきたいと思いますが、この内容は、過去記事の、

急速に消えていく地球の磁場 : 地球の「磁場の反転」は今すぐにでも起きる可能性を示唆する ESA の科学者の言葉
 2014年07月15日

と、同じく過去記事の、

シベリアでさらに次々と見つかるクレーターと「現在北極がシベリアに向かって猛スピードで移動している」という状態から浮かびあがる「ポールシフト」の概念
 2014年07月29日

で書いたこととよく似た結論のものともいえます。
下は、現在の北の磁極の移動方向を示します。

poleshift-after.gif


私は上の記事の最後の部分に、

仮に現在、地球の変動が何らかのクライマックスを迎えているというのだとすれば、こういう「異常な速度での磁極の移動」なども多少関係することかもしれません。そして、それは最終的に「地球の磁場の反転」という一大現象へとつながる可能性もあると考えます。


と書きましたが、今回の記事でも、ロシア国防省はおよそ同じような結論を出しています。もっとも、この報告書の存在の真偽自体がわからないわけですが。

また、この報告書(とされているもの)には『未知の大気が活性化している』という新しい概念が出てきていて、これも非常に刺激的な響きです。

それでは、ここから翻訳記事です。




Mysterious Siberian Holes Now Classified As “Potential National Threat”
whatdoesitmean 2014.08.04


謎のシベリアの穴は今、「潜在的な国家の脅威」として分類された


シベリアの複数箇所で発見されたミステリアスな「穴」に関して、ロシア国防省より刺激的な報告書が発行された。

これは、ロシア北極南極調査研究所( AARI )と、地球雪氷圏研究所( IEC )の双方から「行政管理上の通知」として報告されたものが、8月4日にプーチン大統領の声明として出されたものだ。

この現象に関連するすべての情報は、現在、その関連性から「特に重要」な「潜在的なロシア国家と国民の脅威」として分類されている。

この「特に重要な潜在的なロシア国家と国民の脅威として分類」は、最高レベルのセキュリティの分類の情報を意味し、もし、これが放たれた場合、ロシア連邦全体に重大なダメージを引き起こす。

この現象の分類に関してのすべての相対的なデータは、規定 11条のもとづき、すべての州機関が、ロシア連邦保安庁( FSB )の科学技術局に提出しなければならない。

現象自体の報告は、北極南極調査研究所と地球雪氷圏研究所の調査に基づく信頼性のおけるものであり、その報告書によると、シベリア地区に、原因について「確定できない/わからない」とされる3つの穴が発見された。

それぞれの直径は、80メートル、14メートル、4メートルとなっており、深さは、現時点では、まだ確定的な測定はされていない。

どの穴もその底は、永久凍土が溶解した水で満たされている。

すべての穴で、最初に調査をおこなった地球雪氷圏研究所の科学者マリーナ・レイブマン( Marina Leibmanm )博士によると、これらの穴は「すべて最近できた」もので、また、博士は、これらの穴は、地下のメタンの噴出によって起きたものだと確信している。

しかし、その後、北極南極調査研究所と地球雪氷圏研究所が、ロシア国防省の専門家たちと共に作成した報告書では、これらの穴に「未知の大気が存在する」可能性があることを明らかにした。

最初に発見されたヤマルの穴は下の写真のように円筒の上部は「硬化」している。


hole-ccz1.jpg


そして、内部の壁面は「ミサイル格納庫」のような円筒形状となっており、永久凍土を明らかに巧みに掘削しているように見える。

ccz2.jpg


さらに、これらの穴について、より「不可解な」点が現実としてあることをロシア国防省の専門家たちは指摘する。

それは、「外へ噴出した土や岩などの材料がない」点だ。

これだけの大きさの穴の内部からの噴出にも関わらず、下の写真のように、穴の周囲には噴出物がない。


ccz5.jpg


たとえば、この報告書では、ソビエト連邦時代の最大の大陸間弾道ミサイル( ICBM )だった R-36 のミサイル格納庫の深さは 46メートルで、直径が 12メートルであることに言及しており、この程度の穴を掘削するためにでも 5万 7,455立方メートルの掘削材料が放出されることを指摘している。

しかし、シベリアのどの穴にも、そんな量の噴出物はまったく見当たらない。

これらの3つの穴に最も相互の関係として推測されること、また「(メタンなど)何らかが噴出した」という観測と調査による科学的ベースをもとにして考えられるのは、このそれぞれの穴が、「活性化」してから現象を引き起こした「確定できない/あるいは未知の《大気性物質》」によって作られたと結論づけることができる。

これらの「確定できない/あるいは未知の《大気性物質》」を「活性化させたトリガー」について、報告書では、6月にコペンハーゲンでの会議で、欧州宇宙機関( ESA )が、前例のない磁気の揺らぎがシベリア領域に渡って発生していることを観測したことについてふれる。

そして、現在、地球の北の磁極は、加速度的にシベリアのこの領域に向けて移動し続けている。そして、地球の磁場は特に、西半球で劇的に弱まっていることを示している。

地球の最後の磁場の反転は、今から 78万年に発生した。しかし、それまで、地球は 20万〜30万年サイクルでの期間での比較的安定した磁場の反転のサイクルを持っていた。

今回のロシア国防省の報告書は、最近のシベリアの穴から排出された「謎の」大気物質が、「大惨事が発生する何らかの早期の警告の状態である」ことを否定することはできないと結論づけている。





(訳者注) 記事に出てくる「今年6月に欧州宇宙機関( ESA )が発表した地球の磁場の観測」について、参考までに、過去記事、

地球の磁場が弱くなっていることを欧州宇宙機関の地磁気観測衛星(SWARM)が確認
 2014年06月30日

から、欧州宇宙機関のニュースリリースの翻訳部分だけを抜粋しておきます。

人工衛星 SWARM が明らかにした地球の磁場の変化
ESA (欧州宇宙機関) 2014.06.19

esa-swarm.jpg

欧州宇宙機関(以下 ESA )の3基の人工衛星が連携して地球磁気圏の観測をおこなっている衛星 SWARM (以下 スウォーム)から送られてきた最新の高解像度のデータセットの結果は、私たちの地球を保護している地球の磁場のもっとも最近の変化をあきらかにした。

過去6ヶ月の間におこなわれた観測では、磁場は、地球の西半球で最も劇的に減少しており、全般的にも地磁気が弱くなっていることを示している。

また、最新の測定で、北の磁場がシベリアに方向に向けて移動していることも確認された。

これらの変化は、地球の核に由来する磁気信号に基づいている。今後数ヶ月にわたって、科学者たちは、他の情報源、すなわちマントル、地殻、海洋、あるいは電離圏や磁気圏からの磁気の影響を解明するためにデータを分析する。

これらは、宇宙天気のトリガーとなる私たちの地球内部で発生する自然現象のプロセスが太陽活動によるものだという新しい洞察を提供するものかもしれない。同様に、これらの情報は、なぜ地球の磁場が弱まっているのかをよく理解できるキッカケとものとなるかもしれない。



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