2014年08月20日



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「私の余命はあと2、3年」と語るフランシスコ法王自身と周囲から失われていく「生命の気配」


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▲ 2014年8月19日の Life News より。



歴史的にも希なこの「異常な日本の豪雨」はいつまで続く?

広島での土砂災害はとてつもない人的被害を伴う大災害となってしまいましたが、ハザード・ラボによれば、

広島県では午前3時30分までの1時間で約120ミリの降水量を記録

という記述がありました。

私自身は、「1時間で 120ミリの雨」というのは、初めて目にした数値のような気がします。
また、広島では1日雨量で観測史上最大の雨量を更新した地域もあります。

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気象庁 / 観測史上1位の値 更新状況(降水量) 8月20日 16時20分現在


このタイプの局地的豪雨は明日以降も日本各地で発生しそうです。

というのも、たとえば今の関東の一部、それは私の住んでいる周囲なども含めて広範囲で「ものすごく暑い」のです。

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Yahoo! 天気(熊谷)

ところが、地表の気温はそうであっても、気象庁によれば、

本州付近には上空6000メートルに氷点下6℃の寒気が入るため、東日本と西日本の広い範囲で落雷や突風、急な強い雨などにも注意が必要となる。

ということで、この酷暑の本州の上空に「マイナス6度」という強い寒気が流れ込んでくるという何やらムチャクチャな感じとなっていまして、この状況では、明日もまた荒れた天候となる可能性は否定できないようです。

8月 18日には、京都を襲った豪雨で、5世紀中期に作られたとされる京都最大級の円墳私市円山(きさいちまるやま)古墳が崩落したという出来事も起きています。

国史跡の円墳崩れる 京都・綾部、府北部豪雨被害
京都新聞 2014.08.18

京都府北部を襲った豪雨被害で、府内最大級の円墳で国指定史跡・私市円山古墳の一部が崩落しているのが、18日分かった。斜面の中腹部が崩れており、市が本格的な調査に乗り出す。

崩落したのは墳丘(直径70メートル、高さ10メートル)の北西側で、中腹部の幅約10メートルが葺き石とともに崩れ落ち、土台部に30メートルにわたって堆積、葺き石は土砂に埋まった。



というような報道だったのですが、続いて、資料館の館長が、

「約1500年前から一度も壊れることなかった文化財で、突然のことに驚いている。土台からの修復が必要で、復元には時間がかかるだろう」

と述べています。

徐々に脆くなっていたのかもしれないですが、それにしても、1500年間起きなかったことが、2日ほどの雨だけで崩壊する。それも古墳という古代日本の文化を象徴する「死者の場所」が崩壊するという出来事は比較的印象に残りました。

ところで、昨日の記事の追記をしておきたいと思います。




ウインドウズ・アップデート記事の被害状況

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昨日の、

[番外]ウインドウズのアップデートの不具合による「パソコン起動不能」のトラブルを防ぐ方法
 2014年08月19日

で記しました、マイクロソフトのアップデートの不具合の影響なんですが、記事を書いた後にネットで見ていましたら、私自身の予想より被害というか、影響を受けた人は多かったようです。

たとえば、下は、パソコンショップの店長の方のブログのようなのですが、8月16日の記事の冒頭は以下のようなものでした。

13日のWindows Update適用後、VAIOが起動しない人続出。。。まとめ
店長のつぶやき日記 2014.08.16

朝から、当店には、VAIO持ち込みの方、電話で問い合わせの方と、、、休みボケの体にはちょっと刺激的な営業開始となった。。。

8月13日のWindows Update適用後、起動しなくなるという、なんとも恐ろしい事件が。店長野田もリアルタイムでそれに遭遇し、あたふたしてしまった。

そして、今日8月16日、多くのお客様からのヘルプ依頼に、改めて、事の重大さに気づいたという今日この頃。



とのことで、この店長さんご自身も遭遇してしまったようです。

ちなみに、日本全国でどの程度の人が影響を受けたかはわかりようがないですが、

【緊急】Windowsの月例アプデを適用すると二度と起動しなくなる可能性アリ! 不具合対処法まとめ

というサイトでアンケートをとっていまして、その結果は以下の通りでした。

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少ないデータですが、アップデートして、

・「起動しなくなった人」が合わせて 1958 票。
・「大丈夫だった人」が 4654 票。


これは、全部を足して 6600票くらいとして、そのうちの 1958票の人のパソコンが起動しなくなったということは、約3割くらいの人が起動しなくなったかもしれないということ・・・?

皆さんは大丈夫でしたか?

ただ、現時点で大丈夫であっても、「最初は大丈夫だったけれど、翌日以降に起動できなくなった」という報告もありますので、昨日の記事に書きました「問題のあるプログラムの削除」は予防的措置としておこなっておくのもいいかと思います。

多分・・・ですけど、この問題が発生する、しない、は機種(メーカーなど)と関係していそうですね。

ちなみに、上のアンケートにもあるように、当たり前といえば当たり前なのですが、Mac とか Windows XP は今回の問題とは関係のない話です。それにしても、上のアンケートの表で数の率から考えてみると、 Windows XP を使っている人はまだまだ多そうですね。

確かにこんな致命的なトラブルが発生するくらいなら、 Windows XP のままの方がいいと思う人が続出しても仕方ないかも知れません。

余談が長くなりましたが、ここから本題です。




受難の続きなのか。それとも、そうではないのか

最近、「バチカンの受難」というようなことに関して書くことがありました。

今年 4月 27日に、元ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が「列聖」と呼ばれる聖人に列する式典「叙聖式」がおこなわれました。

その「叙聖式」の3日前、ヨハネ・パウロ2世の訪問を記念して 1998年にイタリアに建設された巨大十字架が倒れ、21歳の青年が下敷きとなって死亡してしまったことを書きました、

バチカンをめぐる「何かの戦い」は継続中 : 聖人列に加わる2人のローマ法王の名前を冠した存在が起こした出来事を見て
 2014年04月27日

という記事。

roma-1998.gif
Telegraph


あるいは、

・盗まれたローマ法王の「血」
・カラスに殺された平和のハト
・イエス像を打ち砕く落雷


などが立て続けに起きたことを書きました、

「悪魔 vs キリスト教」の戦いが世界中でエスカレートしている
 2014年01月29日

という記事。

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▲ 今年 1月、第264代ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の遺品として遺されていた「ヨハネ・パウロ2世の血液が収められた瓶」が何者かに盗難されました。これ以外のものは、金目のものを含めて一切盗難されていませんでした。イタリアのメディア La Stampa より。


そして、 1月 27日には、聖ピエトロ大聖堂から放った「平和のハト」が、窓から放って、すぐに「カラスに捕食される」という憂き目に遭ったのは、現在の法王であるフランシスコ法王ですが、冒頭にあるように、最近の韓国訪問から戻る途中の飛行機の機内でのプレスとの応答の中で、

「私は、私の命があと2〜3年しかないことを知っています」

と語ったという記事でした。

下はそのことを語った時の実際の機内の様子です。

pope-two-three.jpg
Daily Mail


ちなみに、日本で報じられていたのかどうかわからないのですが、フランシスコ法王の今回の韓国訪問では中絶の犠牲となった赤ちゃんたちの墓地を訪問し、祈りを捧げていたということも印象的でした。

韓国で中絶の犠牲となった赤ちゃんの専門墓地で祈りを捧げる法王

pope-francis35.jpg
LifeNews


そして、その韓国からの帰国後、法王に関して、新たな悲しいニュースが報じられました。

ローマ法王のおいが交通事故、妻子計3人が死亡
AFP 2014.08.20

アルゼンチン中部コルドバ州で19日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王のおい、エマニュエル・オラシオ・ベルゴリオさん(38)が運転する車がトラックに追突し、乗っていたベルゴリオさんの妻と2人の子どもが死亡、ベルゴリオさんも重傷を負った。当局が発表した。

ベルゴリオさんは、フランシスコ法王の兄弟、故アルベルトさんの息子。コルドバ州警察本部長がAFPに語ったところによると、事故で亡くなったのはベルゴリオさんの妻と、二人の間の8か月と2歳の子どもだという。

ローマ法王庁のフェデリコ・ロンバルディ広報局長によると訃報を知ったフランシスコ法王は「深く胸を痛め」、「痛みを分かち合ってくれる人には、共に祈りをささげてほしいと願っている」という。



フランシスコ法王はアルゼンチン出身ですが、法王に選出されて以来、母国へは一度も帰っていないのだそう。

いずれにしても、そのフランシスコ法王自身、それが健康上の理由だけなのか、それとも他に何か理由があるのかはわかりませんが「自分の余命はあと2、3年」と現役の法王時に語るという、一種、珍しい言動をおこなっていたのでした。

先代法王のベネディクト16世は、「自分の意志」で、法王の座を退位しましたが、その理由は「高齢」でした。ベネディクト16世は、退位発表時に 85歳でした。

ちなみに、ローマ法王が「自由意志」で生前退位したのは 719年ぶりのことだっただそう。つまり普通は「死ぬまで務める」というのがローマの法王の掟にも近いものであるようです。

ベネディクト16世は現在は「名誉法王」という立場だそうですが、下の写真は最近のベネディクト法王の写真です。

benedict-Pope.jpg
Daily Mail


椅子に座るのにも手助けが必要な状態のようで、そういう意味では、退任の時期としては的確だったのかもしれません。

なお、フランシスコ法王は現在 77歳です。
しかし、法王も、「あと2、3年の命」と口にしているのが現状です。

その方向性はわからないですけれど、バチカンは確かに大きく変化しようとしています。ベネディクト16世の頃から、いわゆる「既定路線の崩壊」をあまり怖がらなくなってきているようで、これは、バチカンの存在そのものの未来とも直結する話にも思えます。

あるいは、法王たちは「予感」や「予測」さえ持っているかもしれません。

いずれにしても、「法王」という中心点を始めとして、バチカン自体がいつまで存続するのか……というほどのレベルにまで、実際の面でも精神的にも混沌としてきている感じがします。

冒頭の記事を翻訳してご紹介します。




Pope Francis Talks About Health Problems: I Only Have Two or Three Years Left to Live
Life News 2014.08.19

フランシス法王が健康問題について語る:「私の余命は2年か3年しかない」

最近の報道によれば、韓国訪問で中絶反対団体などから歓迎されたフランシスコ法王は、その帰路、メディアの記者たちと法王自身の健康についての率直な会話の場を持っていたことがわかった。

カトリック教会の指導者は、韓国からバチカンに戻る特別機の機内で、初めて記者と彼の健康について語った。

インタビューの中で、フランシスコ法王は、「自分が2年か3年の間に死ぬかもしれない。あるいは、前法王ベネディクト16世のように早期退位するかもしれない」ことを示唆した。


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英国デイリーメールは、以下のように報じている。

法王は、

「私は寛容な神の前で、私の罪の数々と、そして私の過ちの数々に思いを巡らせ、自分が高慢にならないように務めています。それは、私の余命が短いことを私自身が知っているからです」

と述べた。
そして、こう付け加えた。

「あと2年か3年で、私は神の家に招かれるでしょう」

法王に自身の死が近づいていることが公的に発表されたことはないが、パチカンの情報源によれば、法王は身近な人々に彼があとほんの数年の命であることを伝えていたという。

フランシスコ法王は 77歳だが、最近の法王の中で最も積極的に活動しており、そのエネルギッシュな活動ぶりが法王の人気を支えている。

彼が法王の座についた時の報告書によれば、フランシスコ法王は十代の時にアルゼンチンでかかった感染症のため、肺を切除したことが記されている。



法王は、韓国訪問中、中絶によって犠牲となった赤ちゃんたちの鎮魂のための追悼施設を訪問した。

ソウルから 190キロメートルの場所にあるその慰霊記念施設にはマリア像やイエス像の彫像が点在している。フランシスコ法王は、その場で頭を下げ、祈りを捧げた。


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