2014年09月05日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




シベリアに続いてアメリカでも「謎のクレーター」が出現。そして、あやしい地震予測サイトはカリフォルニアでの大地震発生の「100%予測」を掲載



utah-crater-top.gif

▲ 2014年9月4日の Fox News より。



アメリカにも出現した形成理由の不明な「穴」

この夏に、シベリアで、

シベリアでさらに次々と見つかるクレーターと「現在北極がシベリアに向かって猛スピードで移動している」という状態から浮かびあがる「ポールシフト」の概念
 2014年07月29日

などの記事でご紹介しました下のようなクレーターが突然開きました。

hole-001-r1.jpg


原因は今のところ明らかになっていませんが、ただ、ニュースソース的にはやや曖昧な部分があるものの、

ロシア国防省が報告したという「シベリアの穴と地球の磁場反転の関係」。そして「未知の大気物質」の存在

という記事で、

原因はメタンガスを含む「未知の大気性物質」にあり、それは地球の磁場の移動と関係している

という可能性について書かれた記事をご紹介しています。

その同じ夏、チュニジアでは、

シベリアのクレーターの後、チュニジアに突然できた湖。そして、「地球の地下マントルには地表の3倍の水が存在する可能性がある」という最近の研究結果
 2014年08月03日

という記事でご紹介しましたように、干ばつで苦しんでいた土地に、「突然、湖ができた」という、これはこれでかなり説明の難しい現象が起きました。

できた湖は下のような広さ1ヘクタール、水深も 10メートル以上ある湖です。

l-etrange-lac-de-gafsa.jpg
Tunisia Daily


さらに、8月 15日には、メキシコで「一夜にして数キロメートルに渡る巨大な亀裂が出現する」という出来事が起きています。

mexico-r3.jpg
Expreso


そして、8月 21日には、英国のカウスヒルに下のような直径 60メートルのシンクホールが突然出現。

uk-sinkhole-r3.jpg
Daily Mail

共に、

地球を動かしているものは何か : 一夜にして出現したメキシコの断層、シベリアのクレーター。そして、磁極から遠く離れたアメリカ周辺で続く地殻異変と多すぎる地震
 2014年08月25日

という記事に記しました。


そんなことが続く中、アメリカのユタ州のサークルビル( Circleville )という場所の「池」に、突然、クレーターが出現するという現象が報じられています。それが冒頭に貼りました記事です。

Utah-Map.gif


もう少し近くで写した写真が下のものです。

utah-crater-02.jpg


ちなみに、クレーターの直径は約 7.6メートル。

そして、「たった1時間のうちに出来た」とのこと。

このクレーターができた原因は、はっきりとはしていませんが、冒頭に貼りました Fox News には、以下のように書かれています。


ユタ州地質調査所の科学者は「私たちはいくつかの仮説を立てましたが……しかし、それらはすべて煙のように消えました」と述べる。

彼らが可能性として考えたのは、地下の新しい源泉の噴出、地下にパイプラインがある可能性、地震、隕石、あるいはメタンによる小さな爆発などだったが、それらはすべて証拠写真で原因として除外された。

最も可能性の高い説明としては、池の一定の排水と再充填により水域の下の土壌が崩壊してクレーターが作られたというものだ。


最後の「最も可能性が高い理由」が訳しても、何だかよくわからなかったのですが、デイリーメールで図説されていました。

crater-cause.gif


要するに、雨などにより水量が増えて水圧が増すことによって、「地中に閉じ込められていた空気が圧力で外へ放出されるために土壌が崩壊したのでは」というようなことのようです。

ただ・・・この理屈なら、同じような土壌のすべての池や湖に適用できそうな感じもしまして、つまり、もっと頻繁に見られる現象ということになるのではないかとも思います。実際、この説を述べた地質学者の人も「これだけでは説明できない問題が多く残っていることは確かです」と述べています。

まあ・・・理由や原因はともかく、どうも、

「やたらと世界中で穴や亀裂が発生しまくっている」

というようなことは言えなくもないようです。

また、シンクホールに関しては、今では、「毎日どこかで発生している」という感じで、 Google ニュースを検索すると、毎日のようにどこかで起きていることがわかります。

今年の6月から8月にかけては、韓国の首都ソウルで、道路を中心に多数のシンクホールが発生したという出来事もありました。

seoul-sh-2014.gif

▲ 2014年8月5日の韓国 donga より。

もっとも、シンクホールのできる原因は様々で、それぞれの事例にそれぞれの理由があって、その中には当然、工事などの人為的な原因もあるでしょうし、あるいは、シベリアやチュニジアの例のように、少なくとも人為的なものではないけれど、明確な理由がわかりにくいという例もあると思います。

それにしても、私がこのブログを書いていたこのほんの数年との比較でも、

「最近は多いな」

とは思います。

これらの事象についての全体的なつながりを考える思考が、特に今日はないですが、そういえば、最近は地震も多いです。

Sponsored Link




カリフォルニアや日本の地震のこと

日本では、9月3日頃から始まった「栃木北部」の地震は、すでに群発地震の様相も呈しています。

tochigi-eathquake.gif
Yahoo! 地震情報


ところで、この栃木の地震の多くが震源の深さが「 10キロ」となっています。これについては、以前、私が「震源の深さ10キロの地震」というものに興味を持っていたことについて、

世界中の地盤が崩れていく中、世界各地で発生した「震源の深さ 10キロメートル」の地震
 2013年02月26日

などに書いていますが、一時は「やや取り憑かれていた感」があります。しかし、その因果関係がわかるわけでもなく、最近はあまり追ってはいないですが、現在の栃木の群発地震が「深さ10キロの地震」だったことで、久々に思い出した次第です。

そういえば、過去記事の、

虚実が混合する「地震」の話
 2014年03月30日

で、Quake Prediction (地震の予測)という、やや怪しいアメリカの地震予測サイトをご紹介したことがありました。

サイトの主張では、

・熱温度変化
・ULF (地面の非常に低い周波数帯)
・超低周波音
・微小地震
・動物の行動
・人間の行動
・月の位置
・以前の地震からの期間
・衛星からの地震雲
・水温の変化


などから、世界の各地の地震発生リスク度を計算しているということで(一般の人がそこまで世界各地のデータを収集できるものなのかどうか不明ですが)、それをもとに毎日のように予測データを更新しているようです。

当る当らないはともかく、労力としてはかなりのものだと思われます。

なんとなく、そのサイトを久しぶりに見てみましたら、日本のことはともかく、アメリカのカリフォルニアの予測がものすごいものとなっていました。

California-m7.gif

▲ 2014年9月4日の Quake Prediction のカリフォルニアの地震予測より。

上で示している場所は地図では下の範囲です。

calfornia-map.jpg


このサイト、もともとの予測スタンスがやや怪しいとはいえ、「100%」という数字は、あまり出さないと記憶していますので(100%を出して外れると逃げようがない)、これはかなり思い切った予測だと思いました。私自身は当たるとは思っていないですけれど。


しかし、アメリカのことはさておき、最近、有感地震が多いことも気になる日本のほうはといいますと、まず、グラフでは 9月 11日までは、下のような「リスク」となっておりました。

GraphJapan.jpg

▲ 2014年9月4日の Quake Prediction の日本の地震予測より。


どうも、「911に気をつけろ」という、どこかで聞いたことのあるようなことになっているようですが、地図としては下のようなものが提示されていました。 9月 11日までのリスク予測ということだと思います。

Japan-911.jpg


ちなみに、北海道にはリスクを示す赤い丸がついていませんでしたので、省略しています。

ただ、現実問題としては、日本のような地震の多い国では、「日本で 100%地震が起きる」という予測はどれも必ず当たるのですけれどね。

何しろ、日本地震学会によれば、日本という国は体に感じる地震だけでも、年間 1000回〜 1500回にのぼり、単純計算で1日3〜5回起きている国なんです。

たとえば、下は今日 9月 5日の関東周辺地域と海域での「過去 24時間、つまり1日に発生した地震の回数」です。

tokyo-one.gif
HARVEST EQMAP

四角が地震です。

今日はちょっと多い気もしますけれど、それでも、これに準じる程度は毎日地震が起きています。

なので、「日本で地震が起きる」という予測は、そのままの意味ではどれでも的中することが「確定」しているわけですけれど、ただ、いわゆる災害レベルの地震について、という意味なら、それはいつ起きるかはわかりません。

カリフォルニアの上の予測も・・・まあ、そうそうあの場所でマグニチュード7以上の地震が起きるものではないですけれど、アメリカの西海岸は、アメリカ大陸の中でも、過去もっとも大きな規模の地震に何度も見舞われ続けてきている歴史を持っています。

なので、確かにいつ起きても不思議ではないです。

いずれにしましても、今の世の中は、エボラやらイスラム国やら懸念も数多くありますけれど、地質の大変化も起き続けているかもしれないことは、シベリアや、今回のアメリカのクレーターの件でも感じるような気がしないでもないわけです。

なんとなく、今の時代はもはや過去数十年とはまったく違っているということを、これまでボーッと生きてきた私でもさすがに感じます。