2014年10月18日



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エボラを世界に拡大させるかもしれない神の伝道者や軍人たち。そして、ふと思い出す「世界を支配する医薬品ビジネス」



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▲ エボラ最大感染国のリベリアの首都モンロビアの海岸で、海に向かって「リベリアをエボラからお救い下さい」と神に祈るキリスト教系のアラドゥラ教会の信者。数は多くないですが、西アフリカにもキリスト教系のいくつかの新宗教団体が存在するようです。Daily Mail より。



もしかすると起こ(させ)るべくして起きた3次感染

エボラもいろいろな国でいろいろな話が出ています。

中米のベリーズでは、

「カリブ海を遊覧中のクルーズ船の船内でエボラ疑いの患者が発生し、クルーズ船はベリーズ沖に停泊したが、ベリーズ政府から、患者の受け入れとその他の乗客の上陸も拒否され、沖合に停泊したままとなっている」

というニュースが報じられていました。

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▲ 2014年10月17日のベリーズのメディア Belizean より。


ベリーズというのはカリブ海に面している中米の人口 30万人の小さな国で、客船は多分、カリブ海をクルーズしている時だったのだと思います。客層は多分、ある程度の富裕層かと思われます。

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・ベリーズの位置


記事の概要を箇条書きにしますと、

・エボラの症状を呈しているのは2人のアメリカ人観光客
・2人はベリーズシティにボートで運ばれたが、ベリーズ当局から上陸を拒否され、クルーズ船に戻ることもできず、現在はアメリカの空中救護隊の到着を待っている
・クルーズ船には乗員乗客 4633人が乗っていて、当局は彼らのベリーズへの上陸も拒否


というような感じとなっています。

ベリーズ政府が彼らの上陸に異常なほど神経質になるのも無理はなく、この国には「高度な医療施設がほとんどない」のです。たとえば、ベリーズ最大の都市のベリーズシティでも集中治療室を持つ病院はひとつで、しかも一室だけ。何より、観光が資源の国に、観光客が避けるような要素が生じた場合、経済的に大打撃を受けるからのようです。

アメリカ政府からのベリーズ政府への連絡によれば、根拠はよくわからないながらも、

「他の乗客乗員への感染リスクは非常に低い」

と述べたことが記事に書かれています。

しかし、その一方で、スペインやアメリカなどで、エボラは、2次感染、3次感染の次元に突入しています。

エボラ熱、3次感染の疑い 2次感染の女性を搬送
朝日新聞デジタル 2014.10.17

アフリカ以外で初のエボラ出血熱感染が起きたスペインで16日、新たに4人に「疑い」が持ち上がった。「3次感染」が起きた可能性があるほか、リベリアから帰国して5日たった神父も含まれており、市民に不安が広がりつつある。

スペインでは9月までに、西アフリカで感染した神父2人が帰国してマドリードで治療を受けたものの死亡し、看護に携わった女性(44)が二次感染して入院している。地元メディアによると、10月初め、この女性の搬送にかかわった男性が「3次感染」した可能性がある。

また、神父は、死亡した2人と同じ団体で活動しており、11日にリベリアから帰国していた。

この「神父」という響きで思い出すのは、8月の始めに、リベリアでエボラ出血熱に感染した「アメリカ人医師」ケント・ブラントリーさんのことで、過去記事の、

「3000人のアメリカ人」を新たにエボラウイルスの最前線に向かわせるという行為の中で再び思い出す「生物兵器」というキーワード
 2014年09月17日

の最後の方の

なぜか曖昧にされていたブラントリー医師の本職

というセクションで記していますが、ブラントリーさんは「キリスト教の宣教師」でした。

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▲ 退院後に米国 NBC で放映された特別インタビュー番組。WRCB TV より。


ブラントリーさんが所属していたのは、キリスト教系の「サマリタンズ・パース」という慈善団体で、金銭的に豊富な慈善団体としても知られています。

このブラントリーさんのように「治療によってエボラからの生還」を果たした人がいることは事実なのですが、その裏には別の大きな問題があります。

下の問題です。

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これは、

もしエボラが米国に蔓延した場合、治療費は? 米国ダラスで死亡したエボラ患者の治療費は「1時間に約 10万円」で、総額では5千万円を越えていた
 来たるべき地球のかたち 2014年10月09日

という記事で米国の報道を取り上げたものですが、上の「 5000万円」というのは、あくまで推定の最も高い額ですが、シカゴ・トリビューン紙の記事には下のようなことが書かれてあります。

ダラスの病院でエボラの治療を受けているトーマス・エリック・ダンカンさんに対してのこれまでの治療費が、総額で最大 50万ドル(約 5300万円)に達している可能性がある。

ダンカンさんは、深刻な容体になった 9月 28日以来、ダラスのテキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院で、隔離治療を受けている。

人工呼吸器をつけ、試験的な薬を投与されている他、腎臓透析を受けている。また、治療には流体交換、輸血、そして、血圧を維持する薬が使われる。

さらに、エボラに汚染された廃棄物の処理の費用や、看護師を保護するための機器のセキュリティ費用もかかる。

こうしたことから、ワシントンの保健コンサルティング会社の最高経営責任者は、ダンカンさんの治療には、おそらく、1日に 18,000ドル(約 190万円)から 24,000ドル(約 250万円)以上の費用がかかっているだろうと述べた。

ダンカンさんは、これまで9日間、隔離入院しているが、観光ビザでリベリアからアメリカにやって来ており、いかなる健康保健も所持していない。

問題とは、この「アメリカのあまりにも高額な治療費」です。

上のダンカンさんはその後死亡しましたが、最低でも 2,000万円から 最高で 5,000万円程度になると考えられる治療費が「たった 10日で生じた」という事実があるわけで、これはアメリカで治療を受ける誰もが例外ではないはずです。

ダンカンさんの数千万円の治療費を家族が支払える可能性はなさそうで、請求は、多分、リベリア大使館かリベリア本国に回されるのでしょうが(リベリアが支払うかどうかは何ともいえないですが)、しかしこれから先は? という問題はありそうな気がします。



アメリカの医療水準の実態

ところで、これだけ高額な医療費がかかるアメリカですが、その理由は「アメリカが医療水準で世界1だから」と思われるかもしれないですが、10月16日のインターナショナル・ビジネス・タイムズの「エボラ感染の看護師:なぜ病院はエボラを封じ込められなかったのか」という記事に以下のような記述があります。

米国の医療水準と、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、英国を含めた欧州諸国とは十分な比較対象によってランク付けされていない。6月に連邦基金は、米国の医療水準は質の問題では同様の先進国と比較して最下位であると判断した。

その理由は、公的な品質データの不足も含む技術革新が不十分であること、医師および患者双方に対する管理、緊急治療室の使用、慢性疾患へのチームアプローチの減少などに因るとしている。

判断基準は曖昧ながら、欧州の先進国と比較すると「アメリカの医療レベルは最低の水準」であるという判断も存在します。

どうやら、「医療費が異常に高額」であることと「医療水準が非常に高い」ことはリンクすることではないようです。

直接関係する話ではないですけれど、アメリカ暮らしのファイナンシャル・プラニングというサイトによれば、アメリカで暮らす場合の老後の医療費の問題として、

米国の投資会社フィデリティは、過去十年間収集してきたリタイヤメント後の健康維持/医療費のデータに基づき、2013年にリタイヤする65歳の夫婦を想定したとき、老後の医療費として$240,000(約 2,500万円)が必要になると試算しました。

とあり、これじゃ、たとえばですが、日本のサラリーマンで 2,500万円の退職金をもらった人が老後、アメリカで暮らした場合、すべてが医療費と健康維持に使われるということになってしまいます。

いずれにしましても、アメリカにいる限りは、この「高額の医療費」という問題から逃れられる人はいないわけで、民間の健康保険に入っている人はそれで払えるとしても、保健に入っていない人も多いです。

2012年のデータではアメリカの健康保健の未加入率は 16%ですので、 5,000万人くらいの人が健康保健に入っていないことになります。

また、日本でもそうですけれど、治療費のすべてが保健で支払われるわけではないようです。

ちなみに、上に記しましたケント・ブラントリー医師は、所属していた「サマリタンズ・パース」からの出費と健康保険で全額払われたと考えられています。

しかし、今後、2次感染、3次感染の患者が次々と発生したら?

どれだけ高度な対症療法を持つアメリカであろうと、その代償が数千万円だとすると、相当な数の人々が治療を受けることができないか、あるいは、病院が治療を受けつければ受けつけるほど、病院が損害を被り、病院自体が疲弊していく。

そうなると、病院側がエボラ患者の受け入れを全面的に中止するか、あるいは、それこそ、 FEMA (アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)などの国の緊急事態機関による「特別な状況下としての無償治療」などを行うしかなくなるようにも思うのですけれど、ただまあ、今でも私は、

「アメリカ政府は本当にアメリカ国内へのエボラの流入、あるいは感染拡大を止めようとする意志があるのだろうか」

ということは感じます。

さきほどのインターナショナル・ビジネス・タイムズには、ダラスの病院で死亡したダンカンさんの治療に関わっていて2次感染した女性看護師について、病院の責任者は、

「当病院のスタッフ全員が米国疾病予防管理センター( CDC )が推奨する予防措置に従って、ガウン、手袋、マスク、シールドを身につけていた」

と述べる一方で、

しかし、病院の記録によるとダンカンさんの治療にあたっていた医療関係者は、ダンカンさんが入院してから2日間は、有害物対応のスーツを着用していなかったと記録されていると AP 通信は報じた。

テキサスの病院の失策が、単なる失敗なのか、あるいは米国の医療システムの大きなトラブルを示唆するものなのかは不明である。

というようにテキサスの病院の「失策」と明確に記しています。

そもそも、「エボラ患者かもしれない人」を、なぜダラスのあの病院に搬送したのかということも疑問ではあります。

エボラ患者のダンカンさんが搬送されたダラスのテキサス・ヘルス・プレスビテリアン病院というのは「レベル4の治療施設を持たない病院」なのです。まるで、「病気よ、拡散して下さい」といわんばかりの行動だったようにさえ見えます。

この「レベル4」というものについて多少記しておきます。




バイオセーフティレベル4

このエボラ・ウイルスは、バイオセーフティーレベルという格付けで最高レベルの「4」にあたるのですが、バイオセーフティーレベルというのは、細菌やウイルスなどの病原体を取り扱う病院や施設の格付けです。

・レベル1
・レベル2
・レベル3
・レベル4


とあり、数字が高いほど危険性が高い病原体となります。

最高のレベル4は、その時点で治療法が存在しなく、致死率が非常に高い危険な病原体ということになり、それを扱うことのできる施設を「レベル4の実験室」(略称で、BSL-4 とか P4 など)と呼んでいます。List of BSL-4 facilities (レベル4の施設のリスト)で調べますと、この施設を持つ病院や実験室は、全世界に 60ほどあることがわかります。

日本では、国立感染症研究所と理化学研究所筑波研究所の2カ所に、レベル4の実験室が設置されていますが、 Wikipedia によりますと、

> 近隣住民の反対によってレベル3での運用のみ行なわれている。

ということで、つまり、日本には事実上、エボラウイルスのレベルに対処できる施設は存在しないことになり、近い場所では、台湾の疾病管制局という感染症コントロールセンターにある昆陽実験室という施設がレベル4の実験室ですので、そこが距離的に最も近いですかね。

この台湾の感染症コントロールセンターの建物がまた近未来的で。

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▲ 台湾疾病管制局( Centers for Disease Control )。Inhabitat より。


まあ、日本のことはともかく(日本にエボラが上陸した場合は冒頭のように海に向かって神に祈るくらいしか方法はないと思いますので考えても仕方ないです)、アメリカには「レベル4に対応できる実験室」を持つ施設が、14カ所あり、この中で、医療機関に絞れば、10月 15日の THP の「【エボラ出血熱】アメリカの看護師たちが悲痛な訴え「訓練も説明も受けていない」」という記事によりますと、

伝染病患者ならびにバイオテロの被害者受け入れを目的とした生物学的封じ込め施設を備える医療機関はアメリカに4つある。

とのことです。

その中でも最大規模の医療施設が、ネブラスカ医療センターという場所で、ここには「生物学的封じ込め施設」という施設があり、これも THP から抜粋しますと、ここは、

リベリアでエボラ出血熱に感染した3人目のアメリカ人支援者であるリチャード・サクラ医師と、米国人としては5人目の感染者となったNBCニュースのカメラマン、アショカ・ムクボ氏が帰国して治療を受けた医療機関だ。

とのことですが、ダンカンさんの運ばれた病院には、このような設備はなく、それどころか、看護師たちは「レベル4のウイルス」に対しての基本的な治療訓練もなされていなかったことが明らかになりつつあります。

そして、10月17日現在、リベリアやシエラレオネを中心として、

「医療関係者だけでも、計423人が感染し、239人が死亡」

となっているわけですが(時事通信)、基本的な治療訓練ができていないのならば、そこがアメリカの病院であろうと、医療関係者の感染リスクは西アフリカと変わらないことになりそうです。

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▲ リベリアの治療施設。


そして、医療従事者でさえこのような状況である中、アメリカは、感染最大流行地の西アフリカに 4000人の若者(兵士)を送ろうとしている。普通に考えれば、治療法の確立していない感染症の流行地域に軍を派遣することに何かの意味があるとは思えません。

治療薬が出来てからの派兵なら何の問題もないのでしょうけれど、公式にはいまだにエボラの治療薬は存在しません。



エボラの治療薬の存在の可能性。そして、世界を支配する「医薬品ビジネス」

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エボラから回復した宣教師兼医師のケント・ブラントリーさんは、ZMapp(ジーマップ)という未承認薬を投与されていて、当時は一部で、ケントさんはその薬によって助かったのかもしれないという報道もありました。

しかし、同じ薬を投与されたスペイン人宣教師は死亡していて、他にもアフリカ人医師など複数にジーマップが投与されていますが、それらを見ても、おおよそ、

> ジーマップを投与されて助かった人と死亡した人の比率は「半数」程度

だということがわかります。

そして、 WHO の発表では、 10月 17日現在のエボラの患者数と死亡者数は、

感染者が 9216人、このうち死者は 4555人

となっていて、現時点での死亡率は「ほぼ 50%」となっています。

この WHO の数値を見るだけでは、患者の半分は試験薬を使わずとも回復していることになり、そこに加えて、徹底的な対症療法をおこなえば、致死率はさらに低くなると思われます。

また、アメリカの医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」は 8月 20日に「ケント氏は、薬とは関係なく回復した可能性がある」と指摘する専門家の見解を掲載していて、このジーマップという薬がエボラの回復とは無関係である可能性が出てきていますが、しかし、上の CNN の、「エボラ感染の米医師、未承認薬で「奇跡的に」容体改善か」という「報道の見出し」まるで奇跡の薬が誕生したかのような響きを与えていることに気づきます。

これに関しては、

医薬品ビジネスとメディアの関係の歴史

というものを考える必要があるかとも思います。

わりと最近の記事、

うつ病だらけの世界の中、アメリカの「現代の十戒」ジョージア・ガイドストーンに突然組み込まれた 2014 という数字の意味
 2014年10月01日

で、「薬と病気の関係」についての話として、1999年に、「うつ病が劇的に改善する」として発売された SSRI という種類の薬が登場したことを書きました。

そして、「うつ病が劇的に改善する」ということで発売されたその後、うつ病の患者数の推移は下のようなことになりました。

ssri-03.gif
抗うつ剤とうつ病患者


つまり、

「うつ病が劇的に改善する薬」が登場した年から「うつ病患者も劇的に増えた」

のです。

上のグラフは日本のものですが、先進国すべてで同じグラフの推移が見られます。

特に上のような「うつ病薬(パキシルという名称)の爆発的なヒット」を記録した日本では、それにゆり、世界第4位の製薬会社グラクソ・スミスクラインが膨大な利益を得ることになりますが、売り上げ向上のために使用したのが「啓蒙」と「メディア戦略」でした。

つまり、簡単に書くと、

「あなたはうつ病かもしれません。それは病院で薬を投与されれば治ります」

というような「啓蒙」を延々と続けたのです。

それは、病院などに置かれるチラシやパンフレットから、雑誌や新聞の広告、そして、「メディアの記事そのもの」、さらには、テレビやラジオでの CM などで、「あなたはうつ病かもしれない」という広告を打ち続けるのです。

精神科医の冨高辰一郎さんが記した『なぜうつ病の人が増えたのか 』には以下のようにあります。

うつ病の啓発活動に携わる関係者は、医療者、患者団体、官公庁、市民団体、マスメディア、と多岐にわたる。


ちなみに、この「うつ病の啓蒙実験」が最初に行われたのは人口 30万人の国、アイスランドでした。

そして、現在、

「アイスランドは世界で最も抗うつ剤が普及している国」

となっています。

普通、「抗うつ剤が最も普及しているのなら、うつ病患者はどんどん治癒していくはずなので患者は少ないのでは?」と思われるかもしれないですが、アイスランドで、抗うつ剤としての SSRI が発売された 1988年からのグラフは下のようになります。

ssri-1988-iceland.gif

抗うつ剤 SSRI が発売されて以来、アイスランドで抗うつ剤を処方されている人の数(つまり、うつ病と診断された人の数)は、数倍になっています。

このあたりに関しては、今回の本題とは離れますので、ここまでとしますが、さきほどふれました『なぜうつ病の人が増えたのか』という本に詳しく載っています。上の表もその中にある資料です。

この本には、うつ病だけではなく、

「いかにして、製薬会社が《存在しない病気》を作り出していったか」

についても正確なデータと共に詳しく記されています。

ご自身が精神科医という立場で、よくこのような本(場合によって、うつ病に投薬は必要ないことにまでふれています)を書けたものだと思いますが、このような誠実な人の存在によって、私たちは真実を少しだけ知ることができます。

まあ、「本当の真実」のほうは多分あまりにも闇の世界で誰にもわからなそうですが。

いずれにしましても、表現は良くないかもしれないですが、製薬会社や衛生関係の企業は、病気の存在と拡大によって企業成長します。

エボラは存在している病気ですが、この「治療薬戦争」は、実際にそれができたかどうかという以前に、激しいプロパガンダ合戦となる可能性もあります。

そして、これはあくまで私的な考えですが、エボラが遺伝子の激しい突然変異を繰り返していることなどを考えますと、現時点では、そしてごく近い未来でも、エボラの完全な治療薬は誕生しづらい気がします。

次の1年間くらいの状況では、私たちも海にお祈りに行くことを考える時が来るかもしれません。


[追記] 記事を書いた後に下のニュースを目にしました。

政府、西アフリカへの自衛隊派遣の検討着手
産経ニュース 2014.10.18

政府は17日、エボラ出血熱の感染が広がる西アフリカに自衛隊を派遣する方向で検討に入った。複数の政府関係者が明らかにした。

だから、治療法の確立していない感染症の流行地域に軍を派遣しても意味がないと……。

やっぱり海行きですかね。

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